せいぼと現地政府との繫がり
マラウイから、現地政府との協働体制について新たな情報をいただきました。NPO法人せいぼの現地パートナーであるSeibo Maria Malawiは、学校給食プログラムの持続可能性と効果を高めるために、マラウイ政府と密に連携しています。具体的には、国家の優先政策である「学校健康栄養政策」や「国家社会支援プログラム」との接続を図りながら活動を行っています。また、地区教育マネージャー(DEM)、地区栄養調整委員会(DNCC)、地区執行委員会(DEC)など地方行政とも連携し、支援校の選定やプログラムの監視、データ共有を行っています。さらに、村長や学校運営委員会など地域の関係者も巻き込むことで、透明性と説明責任、そして地域の所有感を育んでいます。加えて、現地のボランティアや学校職員の能力開発にも取り組み、給食活動の基盤強化を進めています。こうした政府との協力関係は、マラウイの教育や栄養、子どもの健やかな成長に大きく貢献しています。

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