ナカシマ アツシ、青森県八戸市の職員エンゲージメントアドバイザーとして成果報告を実施

株式会社CAQNAL


組織人事コンサルティングや地方創生に取り組む株式会社CAQNAL(社名:カクナル、本社:東京都港区)の代表取締役 中島 篤(ナカシマアツシ)は、2024年8月に青森県八戸市の「職員エンゲージメントアドバイザー」に就任し、八戸市役所組織活性化に取り組んでまいりました。2月4日に行われた最終報告会では、市役所職員に行なったエンゲージメント調査の結果を元に今後の具体的な取り組みについて提言いたしました。今後、八戸市役所が地方自治体の人的資本活用のロールモデルとなれるよう引き続き伴走してまいります。


青森県八戸市について

八戸市は、太平洋に面した青森県の南東部に位置し、「海から拓けた街」として栄え、1964年の新産業都市指定以降は東北有数の工業都市に成長しました。また、八戸港は日本有数の国際貿易港であり、“脂ノリ日本一”と評される「八戸前沖さば」や水揚げ日本一を誇るイカなど、旬の恵みが集まる場所となっています。さらには、三陸復興国立公園や種差海岸の美しい自然、豪華絢爛な山車が競演しユネスコ無形文化遺産にも登録された八戸三社大祭など、多彩な魅力にあふれています。




八戸市役所の職員エンゲージメントアドバイザー就任背景

最終報告会の様子

八戸市役所は、少子高齢化や都市部への人口流出という社会課題に対応していくために、地域の魅力や住民向けサービスの質の向上、地域経済の活発化を目指し、「組織活性化」に取り組む必要があります。しかし、職員の離職やメンタルヘルスケア等、複雑な要因分析を必要とする人的課題を抱えていました。そういった状況に若手を中心とした人事部職員が危機感を持ち、エンゲージメントサーベイの実施と活用を模索していましたが、市役所内だけでは知見が足りず、解決が難しい状況でした。そこで、組織人事領域に精通するナカシマの地方創生の実績を活かし、八戸市役所の組織活性化を行うこととなりました。

職員エンゲージメント調査の結果と今後の取り組み

現在市役所で働く職員を対象に無記名でエンゲージメント調査を実施し、課題の分析と今後の施策を検討いたしました。

調査方法

インターネット調査

調査期間

2024年11月15日~2024年11月29日

対象人数

約1100名

主な調査項目

⚫︎仕事への満足度

⚫︎組織への帰属意識

⚫︎上司や同僚との関係性

⚫︎キャリア開発に関する取り組みに対する満足度

⚫︎ワークライフバランス

⚫︎福利厚生制度に関する満足度

⚫︎組織文化に関する意見

⚫︎現在働いている職員が将来的に八戸市役所で働きたいか

エンゲージメント調査から見えた課題と今後の改善策

⚫︎人事評価

課題

上司のフィードバック不足

モチベーションの低下

評価基準の不透明さ公平性の欠如

改善策

人事評価制度の見直し

例)フィードバック時における面談の実施、定型業務の配点基準変更など

⚫︎働き方・働きやすさ

課題

ワークライフバランスの課題

業務負担と評価制度への不満

制度の整備と改善

改善策

休暇を取得しやすい環境整備

例)男性職員の育児休業の取得促進、年次有給休暇や特別休暇の取得促進、時間外勤務の縮減など

⚫︎キャリア・育成

課題

実務に役立つ研修機会の充実

キャリアパスの不安とロールモデルの不足

業務負担と精神的な負担

改善策

キャリア形成に資する体制の構築

例)八戸市人材育成・確保基本方針の策定、キャリアデザイン研修の導入、職員ロールモデルの紹介 など


中島 篤(ナカシマアツシ)コメント

今回の市のエンゲージメント調査結果の分析や施策の方針検討は、組織活性化に向けたスタートラインです。今後は施策実行に対して継続的な支援を行い、八戸市役所の組織力をあげていけるよう伴走できればと考えております。また、全国的に地方自治体での人的資本活用はまだまだ立ち上げ期とも言える中、八戸市役所が熱量を持って地方自治体の人的資本活用のロールモデルとなり、その取り組みを発信していけるよう臨んでいただければと願っております。

株式会社CAQNAL(カクナル) 代表取締役 中島 篤(ナカシマアツシ)

iU情報経営イノベーション専門職大学客員教授

地方創生アドバイザー

1976年福島県生まれ。東北学院大学2部経済学科卒業。在学中は(株)紀伊国屋書店で契約社員として勤務し、昼間就業・夜間就学という二足の草鞋で過ごす。卒業後、2001年にスターバックスコーヒージャパン入社。その後ユニクロをはじめ、複数の業界・企業で現場・人事部長およびコンサルタントとして就業。2011年、東日本大震災を機に働き方改革や地方創生に関心を持ち、フリーランスとして活動後、(株)CAQNAL(カクナル)創立。現場経験を活かした伴走型コンサルタントとして、リアルな組織診断、解決策を信条とし、慣例や既成概念に囚われないブランディング・制度設計・研修を実施している。自身も積極的にテレワーク・ワーケーションを行い、様々な地域で食と酒を楽しむ。 

【株式会社CAQNAL(カクナル)について】

「人のチカラで『場』を興(おこ)す」というミッションの下、大手企業からベンチャー、行政や自治体などさまざまな組織の価値を向上させるコンサルティング・グループ。

組織人事、採用/転職、人事制度、労務、DX、業務効率化を中心に幅広い領域を支援。豊富な実務経験を兼ね備えた専門家集団として、企画やノウハウの提供だけでなく制度の定着まで伴走する支援スタイルを強みとしている。

【株式会社CAQNAL 会社概要】 

代 表 取 締 役  :  中島   篤

設             立  : 2018年 1月

所     在     地  : 東京都港区六本木 7-12-2 R7ビルディング SPACES六本木

       ※仙台、大阪に営業拠点あり

業  務   内  容  : 組織人事・DXコンサルティング、採用・労務支援、地方創生

U      R      L   : https://caqnal.jp/

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会社概要

株式会社CAQNAL

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URL
https://caqnal.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区六本木7-12-2 R7ビルディング SPACES六本木
電話番号
03-6823-7524
代表者名
中島篤
上場
未上場
資本金
-
設立
2018年01月