へラルボニーの企業研修ツール制作を通じて、若者の“働く一歩”を後押し

「HERALBONY ACADEMY」の新作ツール制作がサンカクシャの若者のアルバイトに

特定非営利活動法人サンカクシャ

特定非営利活動法人サンカクシャ(所在地:東京都豊島区、代表理事:荒井佑介、以下サンカクシャ)は、株式会社ヘラルボニー(本社:岩手県盛岡市/東京都中央区、代表取締役:松田崇弥・松田文登、以下へラルボニー)よりご依頼を受け、同社が展開する研修プログラムの研修ツール制作をサンカクシャの若者が担いました。制作された研修ツールは「HERALBONY ACADEMY」の新作で使用されます。

本取り組みは、親や身近な大人を頼れない15〜25歳の若者が、企業から正式に依頼された“仕事”に取り組み、報酬を得ることを通じて、社会参画への一歩を踏み出すことを目的としたコラボレーションです。

当日集まった若者とヘラルボニーのご担当者様、サンカクシャスタッフ。

約8割が「働きたい」と回答。
でも、一歩が踏み出せない若者たち

サンカクシャは、親や身近な大人を頼れない若者が孤立することなく、自立への一歩を踏み出せるよう、「居場所」「住まい」「仕事」の3つを軸に支援を行っています。

近年、「トー横キッズ」や「闇バイト」といった言葉が社会で注目されるようになり、孤立・困窮状態にある若者の存在が可視化されつつあります。一方で、サンカクシャが2025年5月に実施した調査では、つながりのある若者106名のうち約8割が「働きたい」という気持ちを持っているにもかかわらず、約6割が「人間関係への不安」を理由に就労に踏み出せていない実態が明らかになりました。

「働く意欲はあるが、経験が少なく自信が持てない」

「信頼できる大人との出会いが少なく、職場でのコミュニケーションが不安」

こうした背景からサンカクシャは、就職のための就労支援の前に、居場所と就労の間にある“就労準備”の段階を丁寧に支える必要性を感じ、若者が安心して“働く一歩目”に挑戦できる機会づくりを進めています。

企業の想いに触れ、若者が“仕事の現場”を体感

今回の取り組みでは、ヘラルボニーが展開する社員研修プログラム「HERALBONY ACADEMY」の新作に使用する研修ツールの制作を、サンカクシャにつながる若者が担当しました。

制作に先立ち、ヘラルボニーのご担当者様が、サンカクシャが運営する複合型就労支援拠点「サンカクスクエア」に来訪。
2025年10月23日および11月19日の2日間にわたり、研修内容の背景や想いを直接伝えるレクチャーと、若者との交流会を実施しました。

若者たちは、普段接する機会の少ない企業担当者から直接話を聞きながら、研修ツール制作に真剣に取り組みました。慣れない作業に戸惑いながらも、最後まで責任をもって制作に向き合い、制作を担った若者には、業務に対する報酬が支払われました。

「大変だったけど、楽しかった」

当日の作業の様子。コミュニケーションをとりながら、作業を進めていく。

制作に参加した若者からは、次のような声が寄せられました。

「思っていたより大変な作業だったけど、楽しく取り組めた」
「もしかしたら、自分はこういう作業が得意なのかもしれないと思えた」
「この制作物がどんなふうに研修で使われるのか、今から楽しみ」

これらの声は、単なる作業体験ではなく、“誰かの役に立つ仕事”として社会とつながった実感が、若者の中に芽生えたことを示しています。

就労困難者の社会参画という共通の価値観から生まれたコラボレーション

当日の作業の様子。ひとつずつ丁寧に作業を進める。

「異彩を、放て。」をミッションに掲げるヘラルボニーは、障害のある作家が生み出すアートをIPとして管理し、ライセンスビジネスを通じて、社会の価値観や構造そのものに問いを投げかけてきました。

障害のある人の社会参画を後押ししてきたヘラルボニーと、孤立しがちな若者の社会参画を支援するサンカクシャ。

「誰もが社会の一員として、役割を持ち、価値を発揮できる場をつくりたい」という想いの重なりから、今回のコラボレーションが実現しました。

本取り組みを通じて、若者にとっては「働くことへの具体的なイメージ」を、企業にとっては「これまで接点のなかった若者の可能性」を、それぞれ実感する機会となっています。

若者の就労支援の“新しいモデル”を目指して

サンカクシャでは、2025年7月より、若者の就労準備を支える新拠点「サンカクスクエア」を本格始動させています。

この拠点では、サンカクシャのスタッフだけでなく地域や企業と連携し、若者が安心できる環境の中で、働く自信を少しずつ育む場づくりを進めています。

こうした取り組みを通じてサンカクシャは、単発の就労機会にとどまらず、若者を応援する経済の循環そのものをつくることを目指しています。

若者が生活や住まいに困り、SNSを通じて情報を探す中で、搾取的な業者や「闇バイト」につながってしまう。
 その背景には、「安心して働く経験」や「信頼できる大人・仕事との出会い」が極端に不足している現実があります。

サンカクシャでは、こうした状況を変えていくため、若者の働く一歩を支える「若者応援経済圏」を構想し、企業や地域と連携しながら、若者が安心できる環境の中で仕事に関わり、経験を積み、正当な対価を得ることを通じて、次の挑戦につながる土台をつくることを目指しています。

今回のヘラルボニーとの協働は、そうした構想に向けた一歩でもあります。
 サンカクシャは今後も、企業・地域・行政と連携しながら、若者が社会の一員として役割を持ち、自分の力を発揮できる機会を広げていきます。

特定非営利活動法人サンカクシャについて

サンカクシャは、親や身近な大人を頼れない15〜25歳の若者たちが孤立することなく、自立への一歩を踏み出せるよう支援する団体です。「居場所」「住まい」「仕事」の3つの柱で若者をサポートしています。 生きていく意欲、何かに取り組もうとする意欲を失ってしまった若者へ丁寧に伴走し、サンカクシャの活動を通じて、若者が社会との繋がりを得て、安定した生活を送り、自分らしく生きていくことができるようサポートしています。 

名称:特定非営利活動法人サンカクシャ 

代表理事:荒井 佑介 

所在地:〒170-0012 東京都豊島区上池袋4-35-12 3階 

活動内容:「居場所」「住まい」「仕事」の3つを軸とした若者支援 

公式サイト:https://www.sankakusha.or.jp/


株式会社ヘラルボニーについて

「異彩を、 放て。」をミッションに、障害のイメージ変容と福祉を起点に新たな文化の創出を目指すクリエイティブカンパニー。障害のある作家が描く2,000点以上のアート作品をIPライセンスとして管理し、正当なロイヤリティを支払うことで持続可能なビジネスモデルを構築。自社ブランド「HERALBONY」の運営をはじめ、企業との共創やクリエイティブを通じた企画・プロデュース、社員研修プログラム「HERALBONY ACADEMY」を提供するほか、国際アートアワード「HERALBONY Art Prize」の主催など、アートを軸に多角的な事業を展開しています。2024年7月より海外初の子会社としてフランス・パリに「HERALBONY EUROPE」を設立。
なお、本リリースでは、ヘラルボニーが示すワーディングスタンスに基づき、障害を社会的な障壁として捉える観点を尊重しています。

会社名:株式会社ヘラルボニー / HERALBONY Co.,Ltd.

所在地:〒 020-0026岩手県盛岡市開運橋通2-38(本社)、〒104-0061 東京都中央区銀座2丁目5−16 銀冨ビル3F受付(東京拠点)

代表者:松田 崇弥、松田 文登 

コーポレートサイト:https://www.heralbony.jp/ 

オンラインストア:https://store.heralbony.jp/ 

X:https://x.com/heralbony 

Instagram:https://instagram.com/heralbony/

「HERALBONY ACADEMY」サイト:https://academy.heralbony.jp/


本件に関するお問い合わせ先

特定非営利活動法人サンカクシャ(広報担当 福井)
住所:〒170-0012 東京都豊島区上池袋4-35-12 3階
TEL:03-6905-8287
E-mail:info@sankakusha.or.jp
Web:https://www.sankakusha.or.jp/

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会社概要

URL
https://www.sankakusha.or.jp/aboutus/
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都豊島区上池袋 4-35-12 3階
電話番号
-
代表者名
荒井佑介
上場
未上場
資本金
-
設立
2019年05月