ジェラルド・チャールズが、新作『マエストロ9.0 ローマン トゥールビヨン』を発表
<マエストロ9.0 ローマン トゥールビヨンは、ローマ建築と芸術にちなんだ世界限定50本のコレクション>
ジェラルド・チャールズは、創業者であるジェラルド・チャールズ・ジェンタ氏に敬意を表し、「マエストロ9.0 ローマン トゥールビヨン」を発表します。
ジェンタ氏は2005年にマエストロ・コレクションを構想し、マエストロ初のトゥールビヨン付きケースを考案しました。アイコニックなスマイルを6時位置に配したこのケースは、トゥールビヨンケージを収めるのに完璧な形状をしています。
2023年に発表された先行の「マエストロ9.0 トゥールビヨン」(上品なラグジュアリーモデルで、現在は完売)に比べ、「マエストロ9.0 ローマン トゥールビヨン」は、クラシックなスタイルにエレガンスを取り入れたトゥールビヨンに新たなひねりを加えたモデルとして生まれ変わりました。
ローマン トゥールビヨンは、マエストロの象徴的なケースのインスピレーションの源であるローマ建築と芸術にちなんだ世界限定50本のコレクションです。この特別なタイムピースはブランドのコア・バリューと起源を強調するだけでなく、ジェラルド・チャールズのハイエンドな技術と、限界を超えていく専門性を高めることを意図して作られました。
<ハンドハンマー仕上げゴールドダイヤル、Métier d’Art(メティエ・ダール)>
精巧に作られ、見た目も美しい文字盤を実現した背景には、ジェラルド・チャールズの代名詞ともいえる精密さと細部へのこだわりがあります。
ローマン トゥールビヨンは、コーティングを施していない18Kローズゴールドの文字盤が高級感を際立たせています。手作業で鎚目仕上げを施したゴールド文字盤の技術を習得するには、繊細な職人技と総合的な経験が必要でした。文字盤のクラフツマンシップ、耐久性のバランスを取ること、そして一貫した仕上げパターンを再現することは、ジェラルド・チャールズの研究開発チームが直面した課題のほんの一部にすぎません。
しかしその結果、均質で洗練されたテクスチャーが生まれ、 各作品それぞれが極めてユニークで高級感溢れるものとなりました。ローマン トゥールビヨンの技術とハンドメイドのクラフツマンシップを考慮すると、月に2本しか製造できません。ローマン トゥールビヨンを購入された方は、他の時計と同じものは一つもない、真のユニークな作品を所有することになるのです。
<ブルーベゼルの特殊コーティング>
目立つのは文字盤だけでなく、ステンレススティール製ケースにブルーのチタン製ベゼルを配したツートーンカラーと2つの異なる素材が特徴で、模範的なタイムピースとなっていることです。
ブルーのベゼルには、高度なガルバニック処理による特殊なコーティングが施されています。航空技術に由来するこの処理は、ベゼルに優れた機械的、化学的特性を与えます。このコーティングにより、優れた耐久性と極度の衝撃に対する耐性が確保され、洗練されたブルーの仕上げが美しさを引き立てるとともに、時計の寿命と堅牢性を大幅に延ばします。
マエストロ9.0ローマン トゥールビヨンは、ジェラルド・チャールズのオリジナルモデルであり、初めて手作業で鎚目仕上げを施したゴールド文字盤、初めて採用された2トーンカラーと2種類の素材、そして現在のコアコレクションで初めて採用された、新型フォールディングクラスプ付き手縫いブルーアリゲーターストラップが特徴です。
<優れたデザインだけでなく、時計製造の技術面でも精巧に設計されているのが特徴>
技術面では、ジェラルド・チャールズ・ジェンタ氏自身が製作したオリジナルのマエストロ フライング トゥールビヨンに回帰し、GCのロゴをかたどったユニークなスケルトンケージを備えた60秒フライングトゥールビヨンを搭載しています。
トゥールビヨンケージがもたらす技術的な課題を克服するため、ジェラルド・チャールズチームは軽量のグレード5チタンからケージを削り出すことにしました。この素材を微細な公差で操作することの難しさにもかかわらず、彼らは芸術的創造性と技術的熟練というジェンタ氏のビジョンを追求し、美観と性能の基準を達成することに成功したのです。
サージカルグレードのステンレススティール製ケース、ゴールド製トゥールビヨンブリッジ、チタン製フライングトゥールビヨンケージを組み合わせることで、自然で立体的なコントラストが生み出され、より鮮明になりました。18Kイエローゴールドのブリッジをムーブメントに固定するために、ネジの位置が変更されています。また、ケージの "G "字部分にはスモールセコンドを示すブルーのインジケーターが配されています。ストップセコンド機能により、正確な時刻設定が可能です。
10気圧/100m防水、5Gの耐衝撃性、50時間のパワーリザーブなど、非常に高い技術水準を誇ります。
他のジェラルド・チャールズの作品と同様、この作品を際立たせているのは、質感のある文字盤、アリゲーターストラップ、フライングトゥールビヨンなどのディテールであり、エレガントでありながらスポーティなタイムピースであることを物語っています。コンテンポラリーでありながらクラシックなスタイルの風格を同時に漂わせるMétier d’Art(メティエ・ダール)を表現しているのです。
マエストロ9.0 ローマン トゥールビヨン モデル詳細
REF:GC9.0-A-RT-5N
価格:1763万4100円(税込/予価)
ムーブメント
・タイプ:
マニュファクチュール キャリバー、自社開発、Ref.GCA 3024/12
自動巻きフライングトゥールビヨン、中央に22Kローズゴールド製ローター、ジェラルド・チャールズの「ハニカム」デザインで装飾。サンドブラスト仕上げ、ポリッシュされたアウトライン。
・パーツ総数:196
・石数:33石
・ムーブメントの厚さ:4.8mm
・仕上げ:コリマコン、コート・ド・ジュネーブ、ペルラージュ仕上げで細かく装飾されたブリッジ。アングレージュのダイヤモンドポリッシュ。ラジアルコート・ド・ジュネーブ仕上げのトゥールビヨンのブリッジ、ポリッシュ仕上げのアングレージュ。イエローゴールドカラーのエングレービング。
・機能:セントラ時針と分針、6時位置のトゥールビヨンセコンド、ストップセコンドシステム
・振動数:4Hz
インカブロック® 耐衝撃構造、ハッキング機能付きセコンド、逆回転防止ローター
・パワーリザーブ:50 時間
トゥールビヨンケージ
オクタビオ・ガルシアがデザインしたチタン製のジェラルド・チャールズ専用のトゥールビヨンケージ。ジェラルド・チャールズのロゴを表現。アイコニックなGCブルーのGスモールストロークが秒針の役割。
文字盤
手槌打ちローズゴールド、GCロゴ カルトゥーシュ ゴールド 5N、プリントスイスマルテレメインP289C、ホワイトゴールド製ミニッツトラック&インデックス PD150、アップリケブルーPVD。バトン型の平らな針に、夜間にブルーライトを放つホワイトのスーパールミノバ®。
クリスタル
内側と外側に多層無反射コーティングを施したサファイアガラス
ブレスレット
手縫いマットブルーアリゲーターストラップ。
フォールディングバックル、ポリッシュ&サンドブラスト仕上げのコントラスト
ケース
・素材:ポリッシュ仕上げの316L医療グレードのステンレススティール
・直径:39 mm x 41 mm 、右側にねじ込み式リューズ、クル・ド・パリ仕上げのエンボスロゴ。
・厚さ:9.3mm
・裏蓋:サテン仕上げ、フラットサファイアクリスタル
・ベゼル:グレード5チタン、高度なガルバニック処理
・防水性:10気圧/100m
『ジェラルド・チャールズ』について
『Gerald Charles (ジェラルド・チャールズ)』は、2000年にジェンタ氏の2つのファーストネームを冠したブランドとして誕生しました。 “時計界のピカソ”と称されたジェンタ氏は同社で3年間トップとして勤めた後、彼と親交の深かったイタリアの時計業の名家 ジヴィアーニ家に2003年会社を売却し、逝去した2011年まで自身はチーフデザイナーとして残りました。2003年から2018年までは”フランコ・ジヴィアーニ” 元CEOが組織を統率、2019年からは息子の”フェデリコ・ジヴィアーニ”がCEOとして就任し、2019年に新たな株主を迎えます。2020年にはオンライン上でファンクラブを結成。 2022・23年に中東市場、北ヨーロッパ、米国市場へと進出し、全世界で50店舗(ヨーロッパ市場では40店舗)にまで展開を拡大し、ついに2024年にアジアへの足掛かりとして日本市場へ本格上陸を果たします。
『Gerald Charles (ジェラルド・チャールズ)』のデザインは、バロック建築の奥深い創造美から着想を得ており、主にローマのバロック建築を代表する教会「サン・カルロ・アッレ・クワトロ・フォンターネ聖堂」からインスピレーションを受ています。教会内壁の六角形、八角形、および十字形の絶妙な組み合わせをケースへと見事に反映されており、他のどの時計にも見られない独創的なデザインとして完成されています。6時位置の丸みを帯びたケースデザインは、ジェンタ氏のスマイルラインとなっており、ジェンタ氏自身がポートレートを遺したとされています。クリエイティビティと熟練技術が絶妙なバランスで融合し、エレガントかつスポーツティーな仕上がりとなっています。
全ての現行モデルは2004年にデザインされた、ジェンタ氏のオリジナルデザインをベースに創られ、展開するコレクション名には全て彼の愛称であった“マエストロ”を冠してます。レギュラーコレクションである “マエストロ 2.0 Ultra Thin”、スポーツ中に手の甲を傷めないように左リューズで開発された“マエストロ 2.0 Ultra Thin GC Sport”(内2モデルは世界限定200本)、重厚感のあるクロノグラフ仕様の“マエストロ 3.0 Chronograph”、世界的著名高級時計の元チーフデザイナー、現『Gerald Charles (ジェラルド・チャールズ)』のクリエイティブ・ディレクター : オクタヴィオ・ガルシア氏がムーブメントを一から開発したスケルトン仕様の “マエストロ 8.0 Squelette”、ジェンタ氏が2005年にデザインした、マエストロ・フライング トゥールビヨンをベースに開発された“マエストロ 9.0 Tourbillon”(世界限定50本)、数々の高級ジュエリーブランドの装飾を手がけるスイスのジュエリーデザイン会社: “SALANITRO”(サラニトロ)によって装飾された “マエストロ GEM SET”(各モデル世界限定10本)が並びます。
さらにムーブメントはヴォーシェ・マニュファクチュール・フルリエ社と共同開発されており、全モデルが100mの防水性能かつ5Gの衝撃にも耐える耐久性を備えた、性能面も重要視した傑作時計です。フォーマルな装いからスポーツの用途まで場面を問わず使用できることから、”究極のあがり時計”とも称されています。
その性能面の信用性が高いことから、2023年オーストリア/キッツビュールにて開催されたテニスの大会 :Generali Open (ゼネラリ・オープン) / ATP250ではオフィシャルタイムキーパーとして選ばれました。実際に数々のプロテニスプレイヤーも試合中に着用しており、ニコロズ・バシラシビリ選手(Nikoloz Basilashvili)、ホベルト・ホルカシュ選手(Hubert Hurkacz)、ティム・ファン・ライトホフェン選手(Tim Van Rijthoven)などが挙げられます。その他、プロのサッカー選手やクリケット選手、モーターバイクレーサーなどのスポーツ選手やセレブリティの愛用者が多く、その卓越したデザインと実用性は彼らを虜にします。
そんな愛用者達をもてなすべく、ミシュラン星を取得したシェフと時計師が常駐している専用サロンが2023年にジュネーブ中心地のモンブラン通りに完成しました。このサロンは生前のジェンタ氏の住居でもあり、愛用者達は『Gerald Charles (ジェラルド・チャールズ)』の世界観を心ゆくまで堪能できます。
2024年4月のWatches & Wondersでは本会場にブース出展をするなど、『Gerald Charles (ジェラルド・チャールズ)』の躍進は止まることを知りません。
『オフィス麦野』について
代表の麦野豪が数々のラグジュアリー・ブランドのリポジショニングを手掛けた後に独立・設立し、様々な業界で企業やブランドのブランド・マーケティングやリポジショニング業務を請け負うコンサルティング・ファーム。それまでのラグジュアリー・ブランドの経験から、富裕層関連ビジネスにおいては、媒体・流通・顧客・オピニオンリーダーとの人脈を豊富に有している。北米、台湾、マレーシア、グアム、スイスにそれぞれ現地法人を設立し、海外ブランドのアジア進出や日本企業の海外進出支援の足掛かりを固めている。
Contact:
ジェラルド・チャールズ・ジャパン
〒141-0021
東京都 品川区 上大崎 2-2-6
Tel : 03-5422-8087
Fax : 03-5422-8756
E-mail:
info@geraldcharles.jp
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