【20代~60代・看護師資格者対象 転職意識調査】年収・満足度、転職経験・回数・活動期間・動機・情報源等を年代別に発表[株式会社文化放送キャリアパートナーズ(文化放送ナースナビ)]
株式会社文化放送キャリアパートナーズ(本社:東京都港区、社長:平田眞人)は、全国の看護資格保有者を対象に「転職意識調査」(2023年8月26日~9月25日)を実施し、151件の回答を得ました。
◆年収は「400万円~500万円未満」が年代問わず最多数。30代が一番金額に幅のある回答に
それぞれの年代トップが「400万円~500万円未満」となった。40代~50代以上に関しては、働き方の多様性があるためか、「300万円未満」と「400万円~500万円」の山が目立った。
◆年収について20代~40代は6割以上が「不満」傾向、一方50代以上は約6割が「満足」傾向
20代~40代までは「どちらかというと不満」がトップで4割~5割程度の回答となっており、「不満」との合算では6割に上る。一方、50代では「どちらかというと満足」がトップで6割程度となっている。年代を問わず「満足」しているのは8%となった。
◆30代は8割以上、20代は半数が転職活動を経験。転職未経験者は30代以降でも2割に満たず少数派に
30代~50代以上の転職活動経験に大差はなく、活動経験者は8割程度。「活動はしたが転職しなかった」のは各年代1割前後。20代の段階での転職者は5割以上。
◆転職回数は20代~30代で2回までが8割~9割、40代以上は3回までが約8割(転職経験者対象)
転職経験者に行った調査では、2回以上の転職経験者もかなり多く、20代:19.1%、30代:44.4%、40代:62.5%、50代以上:55.6%となっている。
◆転職先決定までの期間は、1ヶ月が全体の3割、3か月以内が7割
転職期間は、1ヶ月で3割、3ヶ月以内で7割。退職のタイミングを見計らってか、半年かけて転職する層も2割程度となっている。年代による大きな差はみられないため、まとめての数値とした。
◆転職のきっかけは「労働条件の不満」がトップだが、20代では「メンタル面の不調」が2位に。年代特有の理由も
転職のきっかけは必ずしもネガティブ要素だけではなく、年代によるものやライフスタイルの変化により影響もある。年代特有で比率が高いのは、20代「メンタル面での不調」41.2%、30代「引っ越し」23.7%、40代「体力的に負担を感じるようになった」38.1%・「労働条件への不満」61.9%、50代「他分野・他領域への関心」66.7%等。
◆転職の情報源はスマホの転職情報サイトと病院HPが年代問わず上位。30代以降は人材紹介半数近くが利用
年代を問わず全体的な傾向としては、「転職情報サイト(スマホ)」、「興味ある病院のHP」が目立つ。50代以上はスマホ派とPC派に二分となっている。30代以上は「人材紹介」も4割程度が活用している。ライフスタイルの変化等で多忙と思われる30代は、スマホで情報収集し、人材紹介に登録というパターンが見て取れる。
https://prtimes.jp/a/?f=d90419-34-2a166946fc748eb377865454b6136dd7.pdf
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