「第5回名護屋城大茶会 ×出張!お城 EXPO in 肥前名護屋城」オリジナル御城印販売決定!
~お城のスペシャリストによる講演チケット申込は11月6日まで~
2025年11月23日(日)・24日(月・祝)に開催する「第5回名護屋城大茶会 ×出張!お城 EXPO in 肥前名護屋城」で、オリジナル御城印の販売が決定しました。また、23日に予定されているお城のスペシャリストによる講演「お城EXPOトーク」のチケットも申込受付中です。

「名護屋城大茶会」とコラボして、九州で初めて開催される「出張!お城EXPO」

「お城EXPO」は、2016年から城郭文化の振興と発展、お城好きの方々との交流を目的に開催しているお城ファンの祭典です。
今回の「出張!お城 EXPO in 肥前名護屋城」(主催:佐賀県、唐津市)は、12月にパシフィコ横浜にて開催の「お城EXPO 2025」(主催者代表:小和田哲男)よりも一足早く、名護屋城(佐賀県唐津市)の特別史跡指定70周年を記念して、九州で初めて開催される「出張!お城EXPO」です。名護屋城は、豊臣秀吉が築き、全国から約150名もの武将が集った城。そうした往時の賑わいを再現すべく、茶・能・器・食・鷹狩など楽しい文化体験が満載のイベント「名護屋城大茶会」とコラボしての開催となります。
名護屋城の特別史跡指定70周年を記念した、オリジナル「お城EXPO」御城印の販売決定!

当日は、「出張!お城 EXPO in 肥前名護屋城」オリジナルの御城印の販売も決定しました! 御城印は、お城を訪れた記念として販売される登城記念品。お土産やコレクションアイテムとして、人気です。今回販売される御城印は、豊臣秀吉が愛用した「黄金の茶室」にちなんでキラキラと金色に輝く仕様で、「名護屋城特別史跡指定70周年」と「お城EXPO開催」を記念した、特別感のある御城印となっています。名護屋城博物館ミュージアムショップにて、700円(税込)で販売予定です。
スペシャリストによる講演「お城EXPOトーク」の申込受付は11月6日まで!
11月23日(日)には、お城のスペシャリストによる名護屋城の価値を読み解く講演を開催。チケットの申込は11月6日までとなります。
~肥前名護屋城の価値を読み解く~ お城EXPOトーク



<お城EXPOトーク>
11月23日(日)
①10時30分~11時20分
平山優氏(歴史学者)「豊臣秀吉と名護屋城―かつて日本の中心が肥前名護屋にあった時代―」
秀吉が「唐入」のための拠点として築城した肥前名護屋城は、軍事拠点ではあったが、その存在は、その後の近世社会に数多くの影響を与えた。まず特筆すべきは、時限的とはいえ日本の中心が肥前名護屋に移ったことである。武家関白秀吉の御座所である名護屋城の周囲には、それに従う日本全国の大名の陣屋が設置され、彼らは一門・家臣を率いてここに在陣したのである。その後、渡海した者を除く諸大名は、名護屋城下で大名外交を繰り広げ、濃密なお付き合いが始まったのであった。そこで形成された人脈が、その後の政治局面に大きく影響を与えた。その付き合いのツールとして大切にされたのが、茶の湯と能であった。この二つの文化が広く日本に広まっていくきっかけになったのは、名護屋城下での交流が契機である。また大名たちの人脈形成は、秀吉死後の政治情勢で徳川家康のもとに求心力を生むきっかけにもなっていく。こうした人脈と、渡海した大名と残留した大名との思惑の相違や意見の対立がからみあい、それが慶長五年内乱へと発展していくのである。肥前名護屋城とその城下が、近世社会に与えた影響をいくつかのエピソードを交えて紹介したい。
②11時30分~12時20分
宮武正登氏(佐賀大学教授)「日本城郭史上の名護屋城の評価」
大陸侵攻の渡海基地として築かれた名護屋城は、臨時の秀吉「御座所」という性格にありながら、最先端の築城理念と技術を駆使した当代屈指の巨城でした。その特徴は以後の城郭様式に多大な影響を与え、近世城郭への進化の方向性を決定付けたのです。
これまでの約40年に及ぶ発掘成果の蓄積と文献史料の検討結果に基づきながら、我が国の城の発展史における名護屋城の存在意義と真価について解説を行います。
③14時50分~15時50分
小和田哲男氏(日本城郭協会理事長)「縄張名人黒田官兵衛の集大成 名護屋城」
築城名人というとすぐ加藤清正・藤堂高虎の名前が出てくるが、どちらかといえば二人は石垣などの普請名人といってよい。築城名人のもう一つのジャンル縄張名人といったとき、まっ先に名前があがってくるのが黒田官兵衛である。自分の居城中津城だけでなく、豊臣秀吉の命を受けて、京の聚楽第や毛利輝元の広島城の縄張も手がけている。その黒田官兵衛の縄張の集大成といえるものが肥前名護屋城だった。黒田官兵衛の築城歴に名護屋城を位置づける。
会場 :名護屋城博物館ホール
料金 :指定席 ①②はセットで大人ひとり 1,000 円、③は大人ひとり1,000円(いずれも事前申込・抽選)
※高校生以下、障害者手帳又は指定難病医療受給者証の所持者とその介助者1名は無料。
申込受付期間:
1次申込 9月8日(月)~10月5日(日)
2次申込 10月6日(月)~11月6日(木)
※詳細は、特設WEBサイト(https://www.hajimari-nagoya.jp/daichakai/)参照
お城EXPOトークが開催される11月23日には、豊臣秀吉、徳川家康、前田利家、加藤清正など、名護屋に集った武将のお城ブースが集結する「お城EXPO 観光情報ゾーン」や唐津グルメや武将ゆかりのグルメなど、名護屋の味覚を堪能できる「名護屋城マルシェ」が登場するほか、呈茶や能、狂言などの文化体験も楽しめます。
唐津城でもサテライト開催!

名護屋城だけでなく、唐津城を会場に、企画展「豊臣政権と唐津城」「中近世城郭パネル展」(期間:10月11日(土)~11月30日(日))、企画展「お城EXPOテーマ展」(期間:11月1日(土)~11月30日(日))も開催いたします。
メイン会場は名護屋城、サテライト会場は唐津城と、2つのお城を舞台に開催される「出張!お城 EXPO in 肥前名護屋城」。「第5回名護屋城大茶会」とコラボして、より深いお城の世界を楽しめるイベントとなっています。ぜひご期待ください。
「第5回名護屋城大茶会×出張!お城EXPO in 肥前名護屋城」開催概要
開催日時:2025年11月23日(日)・24日(月・祝)
9時30分~16時45分
会場:本会場<名護屋城跡、佐賀県立名護屋城博物館周辺>
サテライト会場<唐津城>
主催:佐賀県、唐津市
共催:お城EXPO、佐賀新聞社、サガテレビ、道の駅桃山天下市
入場料:無料 (一部コンテンツは有料)
特設WEBサイト:https://www.hajimari-nagoya.jp/daichakai/
主な内容:
■ステージイベント <11月23日のみ>
・“天下の中心”で語る 名護屋城クロストーク
(俳優 髙橋英樹氏、健康科学大学特任教授 平山優氏、お城好き気象予報士 久保井朝美氏)
*事前申込、有料(9月8日~11月6日申込)
・武将隊による演舞
(小倉城武将隊、古戦場おもてなし武将隊 関ヶ原組、唐津名護屋城武将隊)
・鷹匠実演
・和太鼓演奏
・豪華賞品が当たる!クロージングイベント
■お城EXPO 観光情報ゾーン <11月23日のみ>
■お城EXPO トーク <11月23日のみ>
*事前申込、有料(9月8日~11月6日申込)
■能と狂言の上演 <11月23日のみ>
*事前申込、有料(特設WEBサイトをご覧ください)
■武将が愛した茶の湯に親しむ呈茶席 <11月23日>
■名護屋城マルシェ <11月23日のみ>
■~人気学者4人が集結~名護屋城プレミアムフォーラム <11月24日のみ>
(駿河台大学教授 黒田基樹氏、多摩大学客員教授 河合敦氏、滋賀県立大学名誉教授 中井均氏、健康科学大学特任教授 平山優氏)
*事前申込、有料(特設WEBサイトをご覧ください)
■草庵茶室体験プログラム
*事前申込、有料(特設WEBサイトをご覧ください)
■「陣というより、まるで○○!」前田利家陣跡・最新発掘調査成果速報 第2弾 <11月23日・24日>
*有料
■城跡ガイドツアー <11月23日・24日>
*有料
■本丸フォトスポット <11月23日・24日>
■唐津城サテライト会場 企画展
・期間:10月11日(土)~11月30日(日)
企画展「豊臣政権と唐津城」、「中近世城郭パネル展」
・期間:11月1日(土)~11月30日(日)
企画展「お城 EXPO テーマ展」(日本100名城・続日本100名城サイネージ、城郭ジオラマ展示)
※イベントの内容・タイムスケジュールや臨時バスの運行、駐車場等の詳細は特設WEBサイトに随時掲載します。
※内容は変更される可能性があります。最新情報は特設WEBサイトにてご確認ください。
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