データセンターやFAの需要増を受け、産業用「光トランシーバー」67型式追加!デモ機で導入前検証をサポート
データセンターやフィジカルAI、AIカメラ稼働を見据えた高速・大容量データ処理を支える高信頼の選択肢。全数検査を含む強固な品質管理体制で、安定した品質を提供します。
製造現場のスマートファクトリー化や工場内ネットワークの高速化に伴い、特定ベンダーの純正光部品のコスト高騰や、機器間の互換性による調達制限は、多くの生産技術職や保全エンジニアにとって深刻な課題となっています。産業用ネットワーク機器を展開するダイヤトレンド株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役:宮下清哉)は、こうした現場の課題を解消するため、多様なネットワーク環境への適用を想定した汎用設計を採用し、全数検査の生産体制のもとで製造される産業用「光トランシーバー(SFP/QSFP等)」のラインアップを67型式追加し、大幅に拡充しました。標準納期は、国内在庫対象製品については最短即日出荷、オーダーメイド品についても迅速なサプライチェーンにより短納期での安定供給を実現します。

●光トランシーバーラインアップはこちら
https://www.diatrend.com/network/transceiver/sfp/index.php
新製品開発の背景
米国の調査会社Fortune Business Insightsの最新市場調査によると、世界の光トランシーバー市場は2026年の約2.5兆円から2034年には約7兆円(年平均成長率CAGR:17.00%)へと急成長を遂げることが予測されています。この背景には、生成AIワークロードの爆発的な拡大に伴うデータセンターの超高速化需要だけでなく、製造業におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)に伴う、FA(ファクトリーオートメーション)現場でのデータ通信量増大があります。一方で、従来のネットワーク構築では、特定ベンダーの純正光部品の高騰や調達ルートの制約が、設備投資コストの増大や、不具合発生時の代替品調達の遅延といった課題を引き起こしていました。
こうした課題に対しダイヤトレンドは、FA分野で培ってきたネットワーク構築ノウハウと実績を活かし、さまざまなネットワーク環境での利用を想定した汎用設計を採用するとともに、当社製ネットワーク機器との組み合わせにおいて動作検証を実施し、信頼性を確認した光トランシーバーのラインアップを67型式追加しました。これにより、現場で導入しやすいコストパフォーマンスと確かな品質を両立し、日本のものづくりと通信インフラを支える新たな選択肢を提供してまいります。
新製品の特長
・当社ハブ完全検証によるワンストップ化:ダイヤトレンド製の産業用スイッチングハブ(DEH-GTX4F2、DEH-GTZ4R2、DMC-E1S1-C等)との組み合わせにおいては、当社内にて徹底した通信適合テストを実施済みです。ハブから光トランシーバーまでを同一ブランドでワンストップ調達できるため、万が一のネットワークトラブル発生時にも原因の切り分けがスムーズで、迅速な国内サポートを提供。製造現場の管理コスト削減と運用保守の効率化に直結します。
・全数スクリーニングと二重の品質管理体制:本製品は、製造ラインでの全数スクリーニング検査と、独自の厳格な基準に基づく検査を組み合わせた強固な品質管理体制をとっています。製造工程では「端面検査」「BERT(ビットエラーレート試験)」「長距離ファイバ接続テスト」「バーニングテスト」の4大検査を全数に実施。さらに独自のサンプリング検品を行うことで、初期不良や通信品質のばらつきを低減し、安定した品質を提供します。
・汎用設計と安心の導入前デモ機貸出サービス:本製品は、さまざまなネットワーク環境での利用を想定した汎用設計を採用しています。国内外の産業用ハブやネットワーク機器との組み合わせを考慮した設計により、特定メーカーへの過度な依存を抑えた柔軟なネットワーク構築をサポートします。一方で、万が一お客様のネットワーク環境で動作しない可能性を回避するため、事前に実際の現場環境で通信テストが行える「デモ機貸出サービス」もご用意。現場への導入リスクを未然に防ぐための事前検証を全面的にサポートします。
・個別環境に応えるオーダーメイド提案:固有のネットワーク状況により標準品での対応が難しい環境に対しては、オーダーメイドにて対応いたします。現場の状況を詳しくヒアリングした上で、その環境に最適化した適合チューニングを施した光トランシーバーをご提案。納期は最短2週間から(数量や仕様により異なる)対応可能で、既設の複雑なネットワーク環境における確実な調達と安定稼働を支えます。
今後の展望
ダイヤトレンドは、今回の光トランシーバー製品群の大幅拡充を契機に単なる部品供給にとどまらず、定評のある産業用スイッチングハブや各種変換コンバータと組み合わせた、ワンストップな産業用ネットワークソリューションの提案を強化します。今後はFA市場を中心に、次世代データセンターやフィジカルAIの社会実装、現場でのAIカメラ稼働に伴う超高速・大容量データ処理を見据え、100Gbps以上の高速モデルの提供も視野にラインアップを拡充します。独立した総合ネットワークソリューションベンダーとして、電材・FA商社の流通ルートを通じて製品の長期安定供給をお約束するとともに、RoHS指令等の環境コンプライアンスにも完全対応し、日本のものづくり産業のDX推進に寄与してまいります。
●製品概要
・製品名:ダイヤトレンド 産業用・データセンター向け 光トランシーバーシリーズ
・ラインアップ数:全78型式(随時拡充予定)
・販売形態:直接販売および全国の主要FA・電材商社経由による卸販売
・価格:ホームページをご確認ください( https://www.diatrend.com/network/transceiver/sfp/index.php )
●製品仕様・注意事項
詳細はホームページをご確認ください。標準SFP/SFP+/QSFP/QSFP28モジュール(100M/1G/10G/40G/100G対応)をはじめ、1芯双方向通信対応(BiDi)、銅線用(RJ-45)、マルチレート対応、ケーブル一体型モジュール(DAC)等、環境に合わせて最適な型式を選択可能です。
・動作温度範囲:標準モデル 0℃〜75℃ / 産業用拡張モデル -40℃〜85℃
・適合規格:SFP MSA/QSFP MFA/QSFP28 MSA準拠、RoHS指令対応
※MSA:Multi-Source Agreement
動作確認済みブランド例
ダイヤトレンド / Cisco Systems / アライドテレシス / ワイドミュラー / Contec 等
※上記は当社内通信テストによる実機検証実績ブランド(一部機種のみ)です。
●ご利用上の注意およびデモ機貸出サービスについて
本製品は主要なネットワーク機器の規格に合わせて広範な適合性を持つよう設計され、各種実機通信テストをクリアしておりますが、接続する相手方ハブ機器の型番、ファームウェアのバージョン、またはスロットの仕様等の個体差(相性)により、動作挙動が異なる場合があります。
そのため、当社では導入後のトラブルの可能性を未然に防ぎ、生産技術職・保全エンジニアの皆様に安心感を持ってご採用いただくため、事前に実際の現場環境で動作を確認できる「デモ機貸出サービス(注1)」をご用意しております。「既設のネットワーク環境における見直しやコスト最適化を検討したいが、自社の既存ハブ環境で確実にリンクが上がるか確認したい」という場合は、ご購入前にぜひ当社のデモ機貸出サービスをご活用ください。
万が一、デモ機での検証において通信が安定しない場合や、固有の通信仕様が求められるハブ機器をご使用の場合には、お客様の個別環境に合わせた仕様のチューニング、オーダーメイド対応も可能です(納期最短2週間/数量や仕様により異なります)。
注1 デモ機貸出台数には限りがございます。清掃等ができない型式は貸出対象外となります。
【解説:光トランシーバーとは?】
光トランシーバー(SFPモジュール等)とは、産業用スイッチングハブやルーター等のネットワーク機器にある専用スロットに挿入して使用する、ホットスワップ(通電中の抜き差し)が可能な小型の光通信部品です。電気信号と光信号を相互に変換する役割を持っています。
通常、一般的なLANケーブル(ツイストペア線)ではノイズの影響や信号減衰により最大通信距離が100mに制限されますが、光トランシーバーを介して光ファイバーを接続することで、数kmから数十kmに及ぶ長距離の安定した高速通信が可能になります。特にFA現場においては、未加工の標準的なLAN配線と比較して、光ファイバー通信は工場内の大型モーターやインバータから発生する強力な電磁ノイズの影響を全く受けないという圧倒的なメリットがあります。本製品は、基板や内部構造に対する高度な保護処理技術を取り入れ、厳しいノイズや温度変化に対する信頼性に特化させているため、スマートファクトリーの基幹ラインにおける通信の安定化に不可欠なコンポーネントとなっています。
●他にもPoE関連製品等、様々な産業用イーサネットスイッチングハブを取り揃えています。
https://www.diatrend.com/network/hub_index.htm
●ダイヤトレンドについて
- 社名:ダイヤトレンド株式会社
- 本社所在地:大阪府大阪市北区大深町3−1 グランフロント大阪タワーB28F
- 代表者:宮下 清哉
- 設立:1971年
- 事業内容:三菱電機機器販売(特約店)、ネットワークソリューション機器販売
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