~シンガポール発 日本初進出 ラグジュアリーホテル、2025年開業予定~ 「カペラ京都」・「パティーナ大阪」の総支配人が決定
NTT都市開発株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 池田 康、以下「UD」)と、そのグループ企業でホテル経営会社であるUDホスピタリティマネジメント株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 松本 順一、以下「UDHM」)は、京都市東山区で開発を進める「元新道(しんみち)小学校跡地活用計画」において開業予定のホテル「カペラ京都」の総支配人にジョン・ブランコ、大阪市中央区で開発を進める「大阪・法円坂ホテル計画」において開業予定の「パティーナ大阪」の総支配人にエレン・フランケが決定したことをお知らせいたします。
「カペラ京都」および「パティーナ大阪」は、日本初進出となるカペラホテルグループ(本社:シンガポール、社長 クリスティアーノ・リナルディ)が運営し、またUDHMがホテル経営を担うことにより、2025年の開業を予定しております。
ジョン・ブランコは、ベネズエラにルーツを持つアメリカ人であり、ザ・リッツ・カールトン、フォーシーズンズ、ザ・カハラ・ホテル&リゾートなど世界各地のラグジュアリーホテルにおいて、輝かしい経歴を築いてきました。
その後、「カペラバンコク」において総支配人として開業を任され、これまでのラグジュアリーホテルでの豊富な経験を活かしたホテル運営により、開業から1年足らずで、世界的な旅行雑誌であるTravel + Leisure誌等における数々の名誉ある賞を獲得しています。
このたび「カペラ京都」の総支配人に就任し、これまでの世界各地でのホテル運営経験を踏まえたグローバルな視野のもと、多様な文化や価値観を有するゲストに対し、特別な滞在体験を提供してまいります。
ジョン・ブランコ(カペラ京都 総支配人)
エレン・フランケは、世界各地のザ・リッツ・カールトンで経験を積み、2018年よりマレーシアのザ・リッツ・カールトン ランカウイの総支配人を務め、このたび、世界で2番目、日本では初のオープンとなる「パティーナ大阪」の総支配人に就任しました。
長年に亘り、ラグジュアリーホテルにおいて手腕を発揮してきた経験と、そこで培われたリーダーシップを活かし、個性を尊重し唯一無二の滞在体験を提供するパティーナのブランド理念のもと、社会的意識の高い現代の旅行者の期待に応える新しいライフスタイルホテルの運営をめざしてまいります。
エレン・フランケ(パティーナ大阪 総支配人)
なお、ジョン・ブランコは、「カペラ京都」と「パティーナ大阪」の統括総支配人も担う予定です。
UDは、新たな総支配人を迎え、引き続き元新道小学校跡地における「カペラ京都」の建設と宮川町歌舞練場の建て替えを一体的に進め、地域に愛され守られてきた歴史や文化を大切にしながら、新たな共存価値を創出します。また、NTTグループゆかりの土地であるNTT西日本本社ビル跡地における「パティーナ大阪」の開発、ならびにホテルに近接し地域から大きな期待を寄せられる難波宮跡公園の整備・運営にも取り組んでまいります。
■NTT都市開発株式会社 代表取締役社長 池田 康 コメント
「当社として思いを込めて開発を進める2つのホテル開発プロジェクトにおいて、ラグジュアリーホテルでの輝かしい経歴を持つジョン・ブランコ氏とエレン・フランケ氏の両名を総支配人として迎えられることを大変喜ばしく思います。両名の力強いリーダーシップのもと、来年の両ホテル開業に向け、国内外から訪れるゲストへの唯一無二の滞在体験を提供するべく引き続きカペラホテルグループと一体となって準備を進めてまいります。」
元新道小学校跡地活用計画・カペラ京都について |
「カペラ京都」は、京都市東山区に位置し、1869年(明治2年)に番組小学校のひとつとして地域の人々によって設立後、100年以上愛されてきた新道小学校の跡地に建設されます。スイートルームを含む約90の客室のほか、レストラン、宴会場、スパを完備し、カペラホテルグループのフラッグシップホテルとして、世界最上級のホスピタリティを提供いたします。なお、ホテル内装デザインはシンガポール拠点のインテリアデザイン事務所であるBrewin Design Officeが行います。Brewin Design Office は、ロバート・チェンによって2012年に設立され、ホテル、高級レジデンス、商業施設を中心に、アジア各地で多くのプロジェクトを手掛けてきました。今回のカペラ京都は、Brewin Design Officeが内装デザインを担当する日本で初めてのホテルとなります。
また、「カペラ京都」と共に新しく生まれ変わる「宮川町歌舞練場」は、京都五花街のひとつである宮川町の芸妓・舞妓が伝統伎芸を磨き、発表する場です。ホテル・地域施設と合わせた一体開発を実施することで、地域の人々が守り続けてきた“街の記憶を継承”し、“新たな共存価値”の創造により、新道エリアと花街文化のさらなる発展をめざします。
1階ロビー「カペラリビングルーム」イメージ
大阪・法円坂ホテル計画・パティーナ大阪について |
カペラホテルグループが展開するライフスタイルブランド、パティーナホテルズ&リゾーツ初の都市型ホテル「パティーナ大阪」は、大阪の重要な2つの歴史遺産「大阪城」「難波宮跡」に近接し、大阪の歴史発祥の地である上町台地に位置します。標準客室は50㎡以上で、バルコニー付きの部屋を含む約220の客室を備え、スパ・フィットネスエリアや、スカイロビー、レストラン、MICEにも対応したバンケットホールを設け、2025大阪・関西万博を迎える国際観光文化都市・大阪の新たなシンボルをめざします。
また、「パティーナ大阪」を含む法円坂北特定街区における開発では、大阪城公園や難波宮跡公園に近接する優れた立地を活かし、2つの公園を繋ぐ緑地空間と快適な歩行者空間を整備します。難波宮跡公園ではUDを代表構成員とするグループが大阪市初のPark-PFI活用事業である「難波宮跡公園(北部ブロック)整備運営事業および難波宮跡(南部ブロック)管理運営事業」を推進しています。NTTグループが周辺エリアの一体的な環境整備・運営に取り組み、エリアの回遊性向上と歴史・観光拠点としての発展に寄与します。
1階レストランイメージ
カペラホテルグループについて |
カペラホテルグループはシンガポールを拠点とし、2つのホテルブランドを持つ大手ホスピタリティマネジメント会社です。現在、8つの地域でホテルを展開しています。
【 カペラホテルズ&リゾーツについて 】
カペラホテルズ&リゾーツは、シンガポール、シドニーなどに展開しており、今後は台北、京都をはじめ、リヤド、南京、深圳、韓国などにオープンする予定です。その土地の伝統、文化、コミュニティにスポットライトを当てながら、考え抜かれたデザインを組み合わせ、一人一人に合わせた最高レベルのサービスで本物のゲスト体験を作り出しています。
カペラホテルズ&リゾーツは、2023年と2024年にTravel + Leisure誌の「ワールドベストアワード」でベストホテルブランドに選ばれました。また、カペラバンコクとカペラシンガポールは、2023年に初めて実施された、William Reed社の発表する「The World's 50 Best Hotels(世界のベストホテル50)」に選ばれました。
【 パティーナホテルズ&リゾーツについて 】
パティーナホテルズ&リゾーツは、カペラホテルグループの最新のホテルブランドです。個性を尊重したいというゲストの願望から生まれたパティーナは、自分自身と周囲の有意義なつながりを求める現代の旅行者にとって魅力的なホテルであり、ゲストをコアにしたデザインによって、人々の自然なあり方に寄り添い、優しくそして直感的にゲストのニーズに応え、一回一回の滞在が唯一無二のものになることを保証します。
大阪に続き、今後はさらに中国海南島の三亜でのホテルオープンを予定しています。
ホテル経営会社 UDホスピタリティマネジメント株式会社について |
UDHMは、UDグループの一員として、ホテル経営を通じ豊かで魅力的な街づくりに取り組む会社です。
2018年4月に設立以降、日本初進出を含むさまざまなホテル運営会社と協業し、その街・その場所ならではの特徴を活かしたホテルを国内で展開しています。現在、計5施設のホテルを経営しており、計画・開発中を含めるとその数は計8施設・約1,300室を予定しています。
【 UDHMが経営するホテル一覧 】
ホテル計画概要 |
【 カペラ京都 】
位置図
【 パティーナ大阪 】
位置図
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