ゴアの結露防止技術、2020 AUTOMOTIVE NEWS PACE AWARDのファイナリストにノミネート
結露防止デバイス、ヘッドランプ内部の水分を一方向に排出・除去する業界初のソリューションを提供
日本ゴア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:スティーブン・バルド)は、W. L. Gore & Associates(以下、ゴア)が車載ヘッドランプ向け結露防止デバイスにより2020 Automotive News PACE Awardのファイナリスト(https://www.autonews.com/suppliers/suppliers-earn-pace-nominations-new-ideas)にノミネートされたと発表しました。ゴアが結露マネージメント技術(https://www.gore.co.jp/news-events/news/a-new-level-of-protection-against-headlamp-condensation)を提供し、AML Systemsが設計/製造を担当したこの革新的技術は、ヘッドランプ内部の水分を一方向に排出・除去する初のシステムです。
ゴアのオートモーティブ・グローバル・マーケット・グロース・リーダーのマーク・ワイヤーは「車載市場はゴアにとって重要な注力分野であり、結露防止デバイスの発表が成功を収めたことにこの上ない大きな喜びを感じています」と述べ、さらに「自動車業界で多くの人から高く評価されている賞のファイナリストにノミネートされたことは、私たちのチームにとって極めて大きな実績であり、非常に大きな決断、協力、科学的イノベーションの結果であることを意味します」と語りました。
ヘッドランプの水分に対処する新ソリューション
車載ランプ業界では、放熱を最小に抑える高効率照明ソリューションであるLEDへの移行が進展していますが、これは結果としてランプ内部の結露を、さらに引き起こしやすい状況にしています。従来のヘッドランプ・ソリューションの1つである防曇塗装は、結露を目立たなくすることには有効ですが、結露を根本的に防ぐ水分除去の効果はありません。また、結露発生時にランプ内部の水分をランプ外部に拡散放出して結露を低減する通気ソリューションは、ランプの外部から内部への水分透過を防止することはできません。ゴアは、OEM企業が環境、照明方式、ランプの種類を問わず、根本的に結露防止を実現する信頼性の高いソリューションを求めていることをニーズとして捉え、開発を進めていました。
マーク・ワイヤーは「ゴアは業界からの非常に大きなニーズに応えて一方向に水分を排出・除去する結露防止ソリューションを開発し、AML Systemsの設計/製造協力により結露防止デバイスを実現しました」と述べ、さらに「水分を一方向に排出・除去して、結露を防止する技術開発は、私たちのチームと自動車業界全体にとって大きな成果です」と語りました。
この革新的なソリューションは、ヘッドランプのレンズ透明度を維持しながら、結露(曇り)防止、汚染物質の侵入防止を提供することでOEM企業や消費者のブランド・イメージに対する期待に応えます。この結露防止デバイスは、ヘッドランプハウジング内に部品として組み込まれるため、ヘッドランプの耐用年数にわたって使用できるように設計されています。ゴアが独自開発した再生可能な乾燥剤技術とAML Systemsが強みとするアクチュエータ技術を組み合わせ、繰り返し発生する水分を吸脱着プロセスを通じて除去します。この結露防止デバイスは、AML Systemsにより2020年半ばに製造開始予定です。
業界での高い評価
ゴアは今回初めてAutomotive News PACE Awardにノミネートされました。26年目を迎えるAutomotive News PACE Awardプログラムは、サプライヤーによるイノベーションの功績に対する最高の名誉として高く評価されています。
このプレスリリースは、日本ゴアのウェブサイトhttps://www.gore.co.jp/news-events/press-release/pace-award-finalist でもご覧いただけます。
ゴアは航空宇宙、自動車、製薬、モバイルエレクトロニクスなど、さまざまな用途や産業向けに、複雑な製品やプロセスの課題を解決するための製品とテクノロジーを開発しています。ゴアは世界中のさまざまな業界のリーディングカンパニーとの緊密なコラボレーションを通じて、要求が厳しい多種多様な環境下で、お客さまがより安全に、よりクリーンに、生産性・信頼性・耐久性・効率性の高い製品やプロセスを設計できるよう支援しています。
W. L. Gore & Associates(ゴア)について
ゴアは、業界へ変革をもたらすことで人々の生活の向上に尽力する、グローバルな技術主導型企業です。1958年の創業以来、宇宙空間から世界最高峰の山頂、さらには人間の体内まで、厳しい環境における複雑な技術的課題の解決に寄与してきました。ゴアはチームワークを大切にする企業文化を持つことで知られており、10,500人を超えるアソシエート(社員)を擁し、年間37億ドルの収益を上げています。
詳細はhttps://www.gore.com/ を参照ください。
*日本ゴア株式会社は W. L. Gore & Associates(ゴア)の一員です。
GORE, ゴアおよび記載のデザイン(ロゴ)はW. L. Gore & Associatesの商標です。その他の商標に関する権利は、各権利者に帰属します。
ヘッドランプの水分に対処する新ソリューション
車載ランプ業界では、放熱を最小に抑える高効率照明ソリューションであるLEDへの移行が進展していますが、これは結果としてランプ内部の結露を、さらに引き起こしやすい状況にしています。従来のヘッドランプ・ソリューションの1つである防曇塗装は、結露を目立たなくすることには有効ですが、結露を根本的に防ぐ水分除去の効果はありません。また、結露発生時にランプ内部の水分をランプ外部に拡散放出して結露を低減する通気ソリューションは、ランプの外部から内部への水分透過を防止することはできません。ゴアは、OEM企業が環境、照明方式、ランプの種類を問わず、根本的に結露防止を実現する信頼性の高いソリューションを求めていることをニーズとして捉え、開発を進めていました。
マーク・ワイヤーは「ゴアは業界からの非常に大きなニーズに応えて一方向に水分を排出・除去する結露防止ソリューションを開発し、AML Systemsの設計/製造協力により結露防止デバイスを実現しました」と述べ、さらに「水分を一方向に排出・除去して、結露を防止する技術開発は、私たちのチームと自動車業界全体にとって大きな成果です」と語りました。
この革新的なソリューションは、ヘッドランプのレンズ透明度を維持しながら、結露(曇り)防止、汚染物質の侵入防止を提供することでOEM企業や消費者のブランド・イメージに対する期待に応えます。この結露防止デバイスは、ヘッドランプハウジング内に部品として組み込まれるため、ヘッドランプの耐用年数にわたって使用できるように設計されています。ゴアが独自開発した再生可能な乾燥剤技術とAML Systemsが強みとするアクチュエータ技術を組み合わせ、繰り返し発生する水分を吸脱着プロセスを通じて除去します。この結露防止デバイスは、AML Systemsにより2020年半ばに製造開始予定です。
業界での高い評価
ゴアは今回初めてAutomotive News PACE Awardにノミネートされました。26年目を迎えるAutomotive News PACE Awardプログラムは、サプライヤーによるイノベーションの功績に対する最高の名誉として高く評価されています。
このプレスリリースは、日本ゴアのウェブサイトhttps://www.gore.co.jp/news-events/press-release/pace-award-finalist でもご覧いただけます。
パフォーマンス・ソリューションズ・ディビジョン
ゴアは航空宇宙、自動車、製薬、モバイルエレクトロニクスなど、さまざまな用途や産業向けに、複雑な製品やプロセスの課題を解決するための製品とテクノロジーを開発しています。ゴアは世界中のさまざまな業界のリーディングカンパニーとの緊密なコラボレーションを通じて、要求が厳しい多種多様な環境下で、お客さまがより安全に、よりクリーンに、生産性・信頼性・耐久性・効率性の高い製品やプロセスを設計できるよう支援しています。
W. L. Gore & Associates(ゴア)について
ゴアは、業界へ変革をもたらすことで人々の生活の向上に尽力する、グローバルな技術主導型企業です。1958年の創業以来、宇宙空間から世界最高峰の山頂、さらには人間の体内まで、厳しい環境における複雑な技術的課題の解決に寄与してきました。ゴアはチームワークを大切にする企業文化を持つことで知られており、10,500人を超えるアソシエート(社員)を擁し、年間37億ドルの収益を上げています。
詳細はhttps://www.gore.com/ を参照ください。
*日本ゴア株式会社は W. L. Gore & Associates(ゴア)の一員です。
GORE, ゴアおよび記載のデザイン(ロゴ)はW. L. Gore & Associatesの商標です。その他の商標に関する権利は、各権利者に帰属します。
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