測量・建設・建築向け3Dレーザースキャナー「Trimble X9」発売。誰でも簡単に3Dデータが取得できる現場完結型ミドルレンジモデル登場でTrimble 3Dラインアップ拡充

「Trimble X7」の定評ある操作性・機動性を継承し、更にスキャン距離・スピード・精度が向上。2023年7月日本国内受注・出荷開始に先駆け本日から幕張メッセ「CSPI-EXPO」展で実機展示

株式会社ニコン・トリンブル

測量・測位ソリューションの開発・製造・販売を行う株式会社ニコン・トリンブル(本社:東京都大田区、代表取締役兼CEO:丹澤孝)は、3Dレーザースキャナー「Trimble X9」を2023年7月に日本国内向け受注・出荷開始を予定しています。
Trimble X9は地上型3Dスキャナー「Trimble X7」を進化させた中級機です。誰でも簡単に3Dデータが取得できるX7の機動性と利便性をそのままに、スキャン距離、スピード、精度が向上しました。

Trimble X9Trimble X9

  • 更に進化したTrimble現場完結型の地上型レーザースキャナー

「Trimble X9」はこれまでのTrimbleのレーザースキャニング技術(Trimble X-Driveテクノロジーによるセルフオートキャリブレーション、高精度自動整準、ジオリファレンス (座標変換機能)など)を結集し、更に性能を向上させた地上型3Dレーザースキャナーです。


全世界の測量・建設・建築分野で高い実績のある地上型レーザースキャナー「Trimble X7」を更に進化させ、Trimble X7の高精度な自動整準、自動合成機能やキャリブレーション機能はそのままに、機能向上を実現しました。


Trimble X7・X9 性能比較Trimble X7・X9 性能比較

さらに、センターユニットの設計を刷新。スキャン品質向上に必要な信号処理が改善し、低反射率対象物やステンレスなどの光沢面も確実に高速でスキャン可能となりました。

Trimble X9は、測量、建築、電気空調設備、石油・ガス、鉄道、鑑識、モニタリング、トンネル、鉱業など、幅広い分野で高い生産性をご提供します。


  • その場で合成結果を確認可能、信頼度の高いデータで手戻りを最小限に

Trimble X9のコントローラーソフトウェアは、測量・建設向けに「Trimble Perspective(パースペクティブ)」、建築・設備向けに「Trimble FieldLink(フィールドリンク)」をご用意しています。

どちらもタブレットに搭載されており、自動合成された点群・スキャン結果を現場でリアルタイムに確認可能です。データに欠損などの問題があればその場で再取得・追加取得が可能なので、手戻りを最小限に抑え、作業性を向上させます。


  • メンテナンスコスト低減で高い投資対効果

従来の3Dスキャニングに必要だったスフィアターゲットの設置、後処理オフィスソフトでの合成作業が不要です。また、自動傾き補正機能を搭載しており、スキャン開始後は移動ごとの整準が不要なため、作業時間を大幅に短縮します。


スキャンごとに行われるセルフキャリブレーションにより、定期的な機器のメンテナンスも不要。機器メンテナンスコストの低減と稼働率の向上で、機材への投資効果を大幅に向上させます。


  • 拡充されたTrimble 3Dポートフォリオ

Trimble X9の登場により、業務とニーズに合わせて最適な3Dセンサーを3つのモデルから選択できるようになりました。


【Trimble X12】

世界最高クラスのスペックと機能を搭載したハイエンドモデル

1秒間に最大約220万点取得可能な高速かつ高精度のスキャン、高解像度HDR画像撮影が可能で、高品質なカラー点群の出力にも対応。

スキャン範囲は0.3m~365mと、世界最高クラスのスピード、精度、範囲で業務時間を大幅に短縮します。




Trimble X12 製品情報

https://www.nikon-trimble.co.jp/products/product_detail.html?tid=430


【Trimble X9】-NEW!

実績あるTrimble X7をベースに性能向上を果たしたミドルレンジモデル

世界中で実績のあるTrimble X7の機動性と利便性高い機能はそのままに、スキャン距離、スピード、点群位置精度が向上。

Trimble X7よりも高い性能を求めるお客様に向けて、ミドルレンジモデルが登場しました。




Trimble X9 製品情報(英語)

・測量・建設向け https://geospatial.trimble.com/products-and-solutions/trimble-x9

・建築・設備向け https://fieldtech.trimble.com/en/product/trimble-x9-scanner



【Trimble X7】

小型・軽量・高い機動性を持つスタンダードモデル

「ワークフローの簡素化」に着目した、誰でも簡単に3Dデータが取得できるスキャナーです。スキャン作業や点群合成処理にまつわる工程の「完全自動化」により、今まで時間をかけて行ってきた多くの作業を現場で完結させることで、大幅な時間短縮と効率化、経済性を実現します。




Trimble X7 製品情報

測量・建設向け https://www.nikon-trimble.co.jp/products/product_detail.html?tid=400

建築・設備向け https://www.nikon-trimble.co.jp/products/product_detail.html?tid=356


  • 第5回 建設・測量生産性向上展(CSPI-EXPO 2023)でTrimble X9を展示

日本国内での受注・出荷に先駆け、下記展示会のニコン・トリンブルブースでTrimble X9を展示いたします。


第5回 建設・測量生産性向上展(CSPI-EXPO 2023)


会期:2023年5月24日(水)~26日(金) 10:00~17:00(最終日のみ16:00まで)

会場:幕張メッセ 展示ホール

   (株)ニコン・トリンブル ブース(屋内小間番号:E-40)

   ※子会社のサイテックジャパン(株)との合同ブース

主催:建設・測量生産性向上展 実行委員会

イベントHP:https://cspi-expo.com/


  • Trimble X9 製品情報

【製品情報(英語)】

・測量・建設向け https://geospatial.trimble.com/products-and-solutions/trimble-x9

・建築・設備向け https://fieldtech.trimble.com/en/product/trimble-x9-scanner


【日本国内発売時期】

2023年7月を予定


  • 株式会社ニコン・トリンブルについて

株式会社ニコンと米国Trimble Inc.のジョイントベンチャーである株式会社ニコン・トリンブルは、両社のコア技術である測量・測位技術とノウハウを融合させ、GNSS受信機、小型・軽量なトータルステーション、先端的なロボティックトータルステーションを中心に高品質、高精度なソリューションをご提供してまいりました。

近年ではTrimbleの最先端建設ICTソリューションや3Dレーザスキャナーを国内に導入し、多くの実績を積み上げております。精密農業、地理空間情報、自動運転の分野においても、最先端の技術、ソフトウェア、サービスをご提供しながら、新たな分野開拓の可能性にもチャレンジしております。

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会社概要

株式会社ニコン・トリンブル

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URL
https://www.nikon-trimble.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
東京都大田区南蒲田2-16-2 テクノポート大樹生命ビル
電話番号
03-5710-2598
代表者名
丹澤孝
上場
未上場
資本金
9600万円
設立
2003年04月