前年比500%成長!!ビジネスにおけるアート活用がトレンドに。コロナ禍でオフィス×ウォールアート事業が伸長している理由とは?

オフィスは「作業をする場」から「企業文化の象徴としての場」へ

株式会社NOMAL

株式会社NOMAL(所在地:東京都中野区、代表取締役:松本祥太郎)の運営する、アート事業WASABI(代表:平山美聡)は現代アートの通販サイト、オフィスにおけるウォールアート制作事業などアーティストとともに様々なアート事業を展開してまいりました。中でもオフィス×ウォールアート事業はコロナ禍にもかかわらず、2020年と2021年を比較すると制作実績は500%伸長し、より多くの企業にビジョンや文化を反映したウォールアート(壁画)を導入してまいりました。
昨今、アート業界が盛り上がりを見せていますが、リモートワークが進む中でオフィスにおけるウォールアートはなぜこんなに伸長しているのでしょうか?ビジネスの場においてアートやアーティストがどのような効果をもたらすのでしょうか。
【サービス開始の背景】
働き方改革に加えてコロナ流行で働き方は変化せざるを得なくなりました。リモートワークが急速に進み定着しつつある今、固定費を削減するためにもオフィスの縮小移転をする企業が増えており、オフィスを取り巻く環境も変わってきています。

そんな中ですが、オフィスを完全になくす選択をする経営者は少ないと言われています。オフィス空間は物理的に縮小はするものの密度を増していき、オフィスは「作業をする場」から「企業文化を伝える象徴としての場」に変化していくと予想されます。



弊社では、自社ならではの企業文化を感じる場所であってほしいという社員や経営者の思いが反映されたオフィスにするために、【アーティストがオリジナルで制作するウォールアート】を事業のサービスとしてコロナ前より提供してまいりました。(https://wasabi-artdesign.com/)
その中でコロナ禍の影響を受けて前年比500%もの事業に成長した理由としては、以下の理由が考えられます。
 
  1. オリジナルのセンスシェアリングワークショップがもたらす社員同士のコミュニケーションの深化
  2. ウォールアートが社内にあることで自社の文化やビジョンが可視化される
  3. ウォールアート制作の際、クライアントが制作に一部参加することで社内イベント化
 
上記のように、主にコロナ禍で減少してしまった社員同士の横のコミュニケーションを増やすために、ウォールアート導入が有効だと考えられています。



【オフィス×アートの様々な効果】
オフィスにおけるアートには、顕在的な効果と潜在的な効果が認められます。実績後のアンケートの結果、以下のようなことがわかりました。

●空間におけるアートの顕在的な効果

※調査名:ウォールアート導入前後における印象の調査
=====対象者:属性詳細===================
[性別]男性(n=26)44.7%、女性(n=21)55.3%
[年代]20代(n=32)68.1%、30代(n=3)6.4%、40代(n=5)10.6%、50代(n=7)14.9%
=================================

●空間におけるアートの潜在的な効果
アートはビジョン浸透においても良い働きをします。人が大きなビジョンを共に志す には、言葉による共有よりもアートによる共有の方が効果的な場合があります。




【導入実績】
2019年の事業開始以来、大手からベンチャーまで、多数の企業にウォールアートを導入してまいりました。
ここではその一部をご紹介いたします。

 


●大手外資系損害保険会社

Client: 大手外資系損害保険会社
Place:執務エリア 廊下
Size:横11m、縦2.5m
Days:10
Artist:山下良平
Details:オフィスのリニューアルに伴い、長い廊下を活かしてシンボルアートを導入。 ウォールアート制作にあたっては、社員の皆様とセンスシェアリングワークショップを行いコンセプトをまとめるところからスタート。 その後の制作に至るまで、山下さん指揮のもとさまざまな社員様が筆をとり、実際に壁に描くところまで一緒に遂行しました。

●富士通株式会社

Client: 富士通株式会社
Place:執務エリア等
Size:横11m以上、縦2.7m以上
Days:5
Artist:Gravityfree
SPACE DESIGN: コクヨ株式会社
Details:富士通株式会社汐留本社のウォールアート。「信頼」「共感」「挑戦」と3つの富士通が大切にする価値観をテーマに、執務エリアに「ビジョンウォール」を作成。23Fのフロアはペインターユニット Gravityfreeが担当。「挑戦」をテーマにしてまだみぬ音楽が聞こえてくるかのような自由なアートを制作しました。

●ライトハウステクノロジー・アンド・コンサルティング株式会社


Client: ライトハウステクノロジー・アンド・コンサルティング株式会社
Place:執務エリア
Size:ウォールアート(合計W15m×H2.5m)
Days:30
Artist:岩切章悟
Details: オフィスにもっとアーティスティックで発想を刺激するものを導入したいとウォールアートの導入を検討。担当したのは、広がるような世界観が美しいアーティストの岩切章悟。 ライトハウステクノロジー・アンド・コンサルティング株式会社の社員様へのワークショップを経て、新しいものに進む探究心を表現したいと、「ここではないどこかの惑星」を表現。ファンタジーな世界観とそこに住まう不思議な生物たち、そしてそこを探検していく宇宙飛行士の様子を岩切章悟ならではの美しくも優しいタッチで描きました。



【導入のステップ】
ウォールアート制作の導入のステップとしては以下の通りです。
  1. 初回ヒアリング
  2. アーティスト候補資料の提出
  3. アーティストの決定
  4. センスシェアリングワークショップ(無料)の実施
  5. コンセプトの決定
  6. ラフのご提案
  7. 修正を重ね、最終案のご提案
  8. 施工
 

センスシェアリングワークショップの詳細と流れ
アートのカードを使用しながら社員同士でワークを行ううちに、チームと会社に対する理解が直感的に深まります。このワークショップには担当アーティストも参加し、社員の自社に対する想いを聞くことでウォールアートの制作へと活かしていきます。
ワークショップは以下のような流れで実施いたします。なお、同内容をオンラインにて実施することも可能です。


※以下の写真はオフラインで実施した時の写真となっております

準備するツール類
  • アートのカードセット※
  • A3展示ボード
  • 展示会用ポストカード×2枚
※アート通販サイトWASABIで実際に販売している現代アートをカードにしたものを使用しています。


ワークショップのプログラム:(約120分)
(1)   アイスブレイク
「良い悪い」ではなく、「好き嫌い=個人のセンス」で物事を判断することに慣れていただくため、アートのカードを使った簡単なアイスブレイクを行います
(2)   アートシンキング とは
ロジカルシンキングに対しての「アートシンキング 」の概念がどういったものなのか説明いたします
(3)   個人ワーク
アートのカードを使って、「今の自分を表す美術展」および「未来の自分を表す美術展」を作り、タイトルをつけていただきます。
(4)   グループワーク
アートのカードを使って、「今の会社を表す美術展」および「未来の会社を表す美術展」をグループで作り、タイトルをつけていただきます。今と未来を比較することで、会社の目指す方向性や課題、ビジョンが明確になります。

満足度調査(n=50名)


受講後の感想(一部抜粋)
・メンバーと話しながら作業するのが各自の考え方が分かって良かった。
・他の人が持つ自社イメージ、自社への期待が分かり印象深かったです。
・グループワークで他の人のアイデアや考え方を知ることができて面白かったです。
・グループ内で異なったイメージを持った方がいたため、大変刺激となりました。
・同じ1枚の画像でも人によって見方が全然違うのが面白かった
・ロジカル・デザイン・アート思考の違いが分かりやすく整理されていて、理解が深まった。他の人の選ぶ作品が自分とかなり違っていて驚いた。



【事業代表紹介】


平山美聡(ひらやまみさと)
アート事業WASABI代表

1988年東京都生まれ。慶應義塾大学環境情報学部を卒業。株式会社資生堂を経て株式会社NOMALを創業。アート事業WASABIの創業者・運営責任者であり、アートライフスタイリスト。「アート」が身近にある暮らしを目指して、アーティストのマッチングやディレクションを行う。最終的にはアーティストとサラリーマンが近い存在になり、アーティストっぽいサラリーマンがあふれる世の中を目指している。

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会社概要

株式会社NOMAL

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URL
http://nomal.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都中野区中野3-1-6 N1ビル2F
電話番号
03-6455-3107
代表者名
松本祥太郎
上場
未上場
資本金
500万円
設立
2015年07月