肝炎の早期発見・早期治療の必要性を伝達「知って、肝炎プロジェクト」 スペシャルサポーター 山川 豊氏が滋賀県を表敬訪問
「肝炎に関心を持って。早期発見のために、まずは検査を」と県民に呼びかけ
肝炎は世界で3億人以上が感染していると推計され、世界最大規模の感染症です。また、肝炎は放置すると健康に対し重大な損害をもたらす可能性があります。肝炎総合対策推進国民運動「知って、肝炎プロジェクト」は、2012年より、肝炎に関する知識、肝炎ウイルス検査の必要性を分かりやすく伝え、あらゆる国民が肝炎の正しい知識を持ち、早期発見・早期治療に向けて自ら積極的に行動していくことを目的として活動しております。
この度、厚生労働省 肝炎総合対策推進国民運動「知って、肝炎プロジェクト」のスペシャルサポーター 山川 豊氏が、1月16日(火)に滋賀県を表敬訪問し肝炎に関する啓発活動を行いました。
当日は挨拶の後、山川氏、三⽇⽉滋賀県知事、出席者との懇談を行いました。山川氏は、同プロジェクト肝炎対策 特別大使 伍代 夏子氏がC型肝炎の治療を行っていた時を振り返り、「治療中は副作用が強く、とてもつらい思いをしたと話を伺っています。伍代さんだけではなく、私の友人もインターフェロン治療の副作用に苦しんでいる様子を見てきましたが、現在は治療法が改善され、(C型肝炎は)飲み薬だけで治る時代になりました。肝臓は沈黙の臓器。検査を怖いと思わず、肝炎ウイルス検査を受検してください」と呼びかけました。それに対し、三日月知事は「知名度の高い山川氏に訪問いただいたことは、県民に肝炎について知ってもらう良い機会となったと思います。滋賀県の肝炎ウイルス検査の受検率は減少傾向にありますので、この表敬訪問をきっかけに県と病院で連携して受検者数を増やしていきたいと思います」と決意をお話いただきました。最後に山川氏から「肝炎について少しでも興味をもっていただき、肝炎ウイルス検査を受検してください。採血だけの簡単な検査でわかりますので、一歩を踏み出してください」と県民へ熱いメッセージを送りました。
今後も当プロジェクトでは、肝炎の知識や検査の必要性を知ってもらうことを目指し、啓発活動を行ってまいります。
2018年1⽉16⽇(⽕)13:30〜13:50
■開催場所
滋賀県庁 3階 本館 知事応接室
■出席者
滋賀県知事 三⽇⽉ ⼤造 ⽒
スペシャルサポーター ⼭川 豊⽒
滋賀県健康医療福祉部⻑ 藤本 武司 ⽒
厚⽣労働省健康局がん・疾病対策課肝炎対策推進室 肝炎対策専⾨官 ⼤野 ⾼嗣 ⽒
【表敬訪問/懇談レポート】
本プロジェクトについて話が及ぶと山川氏は、「若い世代から高齢の方まで幅広い世代に認知されている方と一緒に活動しています。皆で全国を飛び回って啓発活動を行っていますが、まだまだ啓発が足りない部分があると感じています。県の皆さまにご協力いただきながら、今後も啓発活動を行っていきたいと思いますので、ご協力の程よろしくお願いします」と熱く訴えました。
懇談に参加した滋賀県健康医療福祉部⻑ 藤本氏は、「滋賀県では保健所や肝疾患診療連携拠点病院以外でも、薬局で肝炎ウイルス検査の呼びかけを行っています。これを機会に一層気を入れ啓発活動を行ってまいります」と今後も継続して肝炎ウイルス検査を行っていくことを約束していただきました。また、三日月知事は、「滋賀県の男性は日本の中でも、男性No.1、女性No.4※と平均寿命の長い県。肝炎ウイルス検査の受検数も増加させ、平均寿命だけでなく健康寿命も伸ばして行きたいと思います」と意気込みました。表敬訪問は、終始和やかな雰囲気で終了しました。
※厚生労働省 平成27年都道府県別生命表 都道府県別にみた平均余命より
日本でもこれに呼応した取組として、7月28日を日本肝炎デーと定め、国及び地方公共団体、医療団体や事業主団体等の協力を経て、肝炎の病態や知識、予防、治療に関わる正しい理解が進むよう普及啓発を行うとともに、受検勧奨を推進致します。
また、厚生労働省 肝炎総合対策推進国民運動 特別参与 杉良太郎氏をはじめとする、芸能界・スポーツ界から大使・スペシャルサポーターの方々に肝炎ウイルス検査の普及啓発などを目的とした広報活動をお手伝い頂いています。
この度、厚生労働省 肝炎総合対策推進国民運動「知って、肝炎プロジェクト」のスペシャルサポーター 山川 豊氏が、1月16日(火)に滋賀県を表敬訪問し肝炎に関する啓発活動を行いました。
当日は挨拶の後、山川氏、三⽇⽉滋賀県知事、出席者との懇談を行いました。山川氏は、同プロジェクト肝炎対策 特別大使 伍代 夏子氏がC型肝炎の治療を行っていた時を振り返り、「治療中は副作用が強く、とてもつらい思いをしたと話を伺っています。伍代さんだけではなく、私の友人もインターフェロン治療の副作用に苦しんでいる様子を見てきましたが、現在は治療法が改善され、(C型肝炎は)飲み薬だけで治る時代になりました。肝臓は沈黙の臓器。検査を怖いと思わず、肝炎ウイルス検査を受検してください」と呼びかけました。それに対し、三日月知事は「知名度の高い山川氏に訪問いただいたことは、県民に肝炎について知ってもらう良い機会となったと思います。滋賀県の肝炎ウイルス検査の受検率は減少傾向にありますので、この表敬訪問をきっかけに県と病院で連携して受検者数を増やしていきたいと思います」と決意をお話いただきました。最後に山川氏から「肝炎について少しでも興味をもっていただき、肝炎ウイルス検査を受検してください。採血だけの簡単な検査でわかりますので、一歩を踏み出してください」と県民へ熱いメッセージを送りました。
今後も当プロジェクトでは、肝炎の知識や検査の必要性を知ってもらうことを目指し、啓発活動を行ってまいります。
- 「知って、肝炎プロジェクト」 滋賀県 表敬訪問 概要
■日時
2018年1⽉16⽇(⽕)13:30〜13:50
■開催場所
滋賀県庁 3階 本館 知事応接室
■出席者
滋賀県知事 三⽇⽉ ⼤造 ⽒
スペシャルサポーター ⼭川 豊⽒
滋賀県健康医療福祉部⻑ 藤本 武司 ⽒
厚⽣労働省健康局がん・疾病対策課肝炎対策推進室 肝炎対策専⾨官 ⼤野 ⾼嗣 ⽒
【表敬訪問/懇談レポート】
本プロジェクトについて話が及ぶと山川氏は、「若い世代から高齢の方まで幅広い世代に認知されている方と一緒に活動しています。皆で全国を飛び回って啓発活動を行っていますが、まだまだ啓発が足りない部分があると感じています。県の皆さまにご協力いただきながら、今後も啓発活動を行っていきたいと思いますので、ご協力の程よろしくお願いします」と熱く訴えました。
懇談に参加した滋賀県健康医療福祉部⻑ 藤本氏は、「滋賀県では保健所や肝疾患診療連携拠点病院以外でも、薬局で肝炎ウイルス検査の呼びかけを行っています。これを機会に一層気を入れ啓発活動を行ってまいります」と今後も継続して肝炎ウイルス検査を行っていくことを約束していただきました。また、三日月知事は、「滋賀県の男性は日本の中でも、男性No.1、女性No.4※と平均寿命の長い県。肝炎ウイルス検査の受検数も増加させ、平均寿命だけでなく健康寿命も伸ばして行きたいと思います」と意気込みました。表敬訪問は、終始和やかな雰囲気で終了しました。
※厚生労働省 平成27年都道府県別生命表 都道府県別にみた平均余命より
- 「知って、肝炎プロジェクト」とは
このキャンペーンは、平成23年5月16日に策定された肝炎対策基本指針を受け、厚生労働省の肝炎対策助成金事業として開始されました。平成25年度より、肝炎に関する知識や肝炎ウイルス検査の必要性を分かりやすく伝え、あらゆる国民が肝炎への正しい知識を持ち、早期発見・早期治療に向けて自ら積極的に行動していくこと目的とした「肝炎総合対策推進国民運動事業」として啓発活動を致しております。
肝炎とは何か、そしてどのように感染するのか、放置するとどうなるのか、そして様々な予防方法と治療法を知ってもらうことを目指します。肝炎は放置すると肝硬変・肝がんという重篤な疾患に進行する可能性があります。世界保健機関(WHO)は、2010年に世界的レベルでのウイルス性肝炎のまん延防止と患者・感染者に対する差別・偏見の解消や感染予防の推進を図ることを目的として、7月28日を"World Hepatitis Day"(世界肝炎デー)と定め、肝炎に関する啓発活動等の実施を提唱しました。
日本でもこれに呼応した取組として、7月28日を日本肝炎デーと定め、国及び地方公共団体、医療団体や事業主団体等の協力を経て、肝炎の病態や知識、予防、治療に関わる正しい理解が進むよう普及啓発を行うとともに、受検勧奨を推進致します。
また、厚生労働省 肝炎総合対策推進国民運動 特別参与 杉良太郎氏をはじめとする、芸能界・スポーツ界から大使・スペシャルサポーターの方々に肝炎ウイルス検査の普及啓発などを目的とした広報活動をお手伝い頂いています。
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