デル テクノロジーズ、2030年のビジネスシーンを予測したレポートを発表

• 2030年までにテクノロジーがビジネスに与えるインパクトを予測したレポートを発表
• AI、マルチモーダル インターフェイス、XR(拡張現実)、IoTなどのテクノロジーにより「インクルージョン」、「人材のエンパワーメント」、「AIのフル活用」が進むと予測

当資料は、2019年7月にデル テクノロジーズが、2030年のビジネスシーンの
予測をまとめたブログと関連資料をベースに日本語化したものです。
原文: URL: https://www.delltechnologies.com/en-us/perspectives/forecasting-the-future-of-work/

デル テクノロジーズは、企業がテクノロジーとどのように向き合うべきかの
指針とするため、2030年までにテクノロジーがどのようなインパクトを与えるかを
リサーチしています。このリサーチは、「REALIZING 2030」というプログラムで
行われており、「経済」、「ビジネス」および「生活」という3つの場面での
インパクトを調査しています。この調査はIFTF(Institute for the Future(http://www.iftf.org/home/ )
:未来研究所)とパートナーを組んで行っています。今回のレポート(https://www.delltechnologies.com/ja-jp/perspectives/future-of-work.htm )は、第二弾となる「ビジネス」に
おけるテクノロジーのインパクトを発表したもので、第一弾の「経済」のレポート(https://www.delltechnologies.com/en-us/perspectives/future-of-economy.htm )は本年4月に発表しています。

ビジネスシーンの未来を予測
AI、拡張現実(Extended Reality: 仮想現実(VR)や拡張現実(AR)、その他の
没入型ツールなどを含めた総称)、IoT(モノのインターネット)、新しいデバイス、
マルチモーダル インターフェイスなどを通じて、ビジネスのあり方が大きく変化すると
予測しています。これらのテクノロジーは企業や組織の意思決定や仕事の進め方に
大きな変革をもたらすと同時に、より公平な労働環境づくりが可能となります。
2030年に、よりインクルーシブ(多様性を包摂)で、人材の能力を向上させる、
働きがいのある労働環境を実現する3つの要因は下記のとおりです。

1. インクルーシブな人材環境(Inclusive Talent): 人と機械の力を合わせると、
採用候補者を性別や年齢、階級などではなく、能力に基づいて評価することで、
より公平・公正な労働環境づくりが実現します。AIで採用時のバイアスを
減らすことが可能になります。デル テクノロジーズが世界40カ国以上、4,600人の
ビジネス リーダー(https://www.delltechnologies.com/ja-jp/perspectives/digital-transformation-index.htm )を対象に実施した調査(デジタル トランスフォーメーション 
インデックス)では、リーダーの67%が、意思決定において人によるバイアスを
排除するために新しいテクノロジーを使うつもりであると回答しています。

2. 人材のエンパワーメント(Empowered Workers): XRなどのテクノロジーを
活用することで、従業員はこれまでとはまったく違う没入的な環境で働くことが
できるようになります。離れた場所にいても、チームメンバー全員が同じものを
見たり、触ったりしながら、一緒に働くことが可能になります。デジタル 
トランスフォーメーション インデックスでは、リーダーの86%が生産性向上の
ために、最先端のテクノロジーを採用する予定であると回答しています。

3. AIをフル活用(AI Fluency): AIは人に取って代わるのではなく人の能力を
補い増強します。AIを使いこなす人材は、AIを使ってワークフローを管理したり
タスクを達成することができ、集めたデータをどのように使うべきかを簡単に
理解することができるようになります。デジタル トランスフォーメーション 
インデックスでは、リーダーの70%が人の限界を超えるためにロボットや
機械をパートナーとして活用できる人材を歓迎すると回答しています。

未来を象徴する最先端の働き方
スカンジナビア最大のVFX(視覚効果)およびデジタル アニメーションスタジオの
1つであるILP (Important Looking Pirates)(https://www.dellemc.com/ja-jp/video-collateral/dell-emc-video-important_looking_pirates.htm )社は、デジタルの未来はアーティストに
最先端のリモート ワークステーションを提供して、プロジェクト間を簡単に
シフトできる環境づくりにかかっていると述べています。現在、ILPは、最高品質の
VFXを安全な環境の遠隔地から提供しているため、アニメーターは遠隔地から
短時間で画像を3次元化したり編集したりすることができます。ILP社は、
テクノロジーの活用は人を中心とした活用であり、人の創造性、意欲、生産性を
最大化するためのものであると考えています。

データ主導のワークフォース トランスフォーメーション
今は「データの時代(https://www.delltechnologies.com/ja-jp/perspectives/2019ctopredictions/ )」です。データはイノベーションを起こし、ビジネス 
プロセスを向上するための鍵を握っています。さらに、すべてのデータをフル活用する
エンド・ツー・エンドのIT戦略を行うと、社員のエンパワーメントも行うことが
できるのです。データを効果的に管理、分析、処理、保護するためには、強力な
デバイス、アプリケーション、ソリューションが必要です。新しい可能性を
引き出すために、世界中の社員がつながり、コラボレーションを行う環境を
確保する必要があります。レガシー システムやデータの氾濫、変化に抵抗する
従業員の扱いに苦労している企業が多い中、インフラストラクチャーを
モダナイズ(最新鋭化)し、従業員の意欲を高め、適切なアプリケーションの統合を
実現した企業は、優位な位置に立つことになるでしょう。

人とマシンのパートナーシップには、さまざまな課題もあります。一例としては、
アルゴリズム的なバイアス、デジタル スキルのギャップ、社員の権利と保護などが
あります。ただし、これらは克服可能な課題であり、一部の企業はすでに
この課題に取り組んでいます。本レポートの完全版はこちら(https://www.delltechnologies.com/content/dam/digitalassets/active/en/unauth/industry-reports/solutions/realizing_2030_future_of_work_report_dell_technologies.pdf )よりご覧ください。 

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■デル テクノロジーズについて
デル テクノロジーズ(NYSE:DELL)は、企業や人々がデジタルの未来を築き、
仕事や生活の仕方を変革するのを支援する独特なビジネス ファミリーです。 
同社は、エッジからコア、クラウドまでを網羅した業界で最も包括的かつ
革新的なテクノロジーとサービスのポートフォリオをお客様に提供しています。
デル テクノロジーズ ファミリーには、Dell、Dell EMC、Pivotal、RSA、
Secureworks、Virtustream、およびVMwareが含まれます。
https://www.delltechnologies.com/ja-jp/index.htm
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会社概要

URL
https://www.dell.com/ja-jp
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区大手町一丁目2番1号 Otemachi Oneタワー 17階
電話番号
-
代表者名
大塚俊彦
上場
未上場
資本金
3億円
設立
1989年06月