Sapeet・PKSHA Technology・山形市・フローレンス、AI・SNSを活用した孤独・孤立によりそう相談支援に関する協定を締結
官民連携でまだ先例の少ない取組みに着手、AIやコミュニケーションに関する知見を提供
官民連携ではまだ先例の少ない、AIやSNSを活用した孤独・孤立相談支援事業のモデル開発を進めます。
4者協定の背景
近年、少子高齢化や核家族化の進行といった社会構造の変化のほか、コロナ禍が拍車をかけ、地域や職場、学校等でのつながりが希薄化し、孤独・孤立の問題が懸念されています。
国策定の「孤独・孤立対策の重点計画」において、状況に合わせた切れ目のない相談支援として、24時間対応の多元的な相談支援を掲げていますが、相談員の人員確保や相談時間帯が限られていることや、窓口や電話での相談に抵抗がある方など、悩みを抱えた方が気軽に相談できる環境が少ないなどの課題があります。
このような状況から、現在行き届いていない部分での相談支援をカバーするため、Sapeet、PKSHA、フローレンスが情報発信や相談支援等に関する技術的な助言を行う運びとなりました。Sapeetは主に生成AIやチャットボットの技術に関する知見を提供します。
今回の協定により官民が連携・協力をし、山形市の孤独・孤立に関する情報を積極的に発信し、より身近で効果的な相談支援ができるような仕組みについて検討し、孤独・孤立によりそう相談支援を行います。
連携協定の概要:「孤独・孤立によりそう相談支援」について
今回、Sapeet・PKSHA Technology・山形市・フローレンスは次の6項目について連携及び協力を行っていきます。
⑴ 孤独・孤立に関する情報の発信に関すること
⑵ 効果的な相談支援の方法に関すること
⑶ AI、SNS等の活用に関すること
⑷ 社会資源の活用に関すること
⑸ 市民への広報に関すること
⑹ その他孤独・孤立によりそう相談支援に資すること
具体的な取り組み例
・周囲に支援を求めることに抵抗感がある方でも気軽に相談ができるような体制づくりについて研究
・AI、SNS等の活用に向けた新たな技術に関する情報共有を進める
・情報アクセスが容易な孤独・孤立に関する情報の発信を行い、支援の必要な世帯が社会資源等を有効に活用できるような取り組みを進める
相談支援イメージ
SNSを活用した相談支援に生成AI技術を組み合わせることで、24時間365日の即時対応が可能になります。
フローレンスについて
団体名称 :認定NPO法人フローレンス
所在地 :東京都千代田区神田神保町1丁目14番地1 KDX神保町ビル 4F
代表理事 :赤坂 緑
山形市について
山形市長 佐藤 孝弘
URL:https://www.city.yamagata-yamagata.lg.jp/
PKSHA Technologyグループについて
「未来のソフトウエアを形にする」をミッションに、企業と人の未来の関係性を創るべく自社開発した機械学習/深層学習領域のアルゴリズムを用いたAIソリューションの開発・AI SaaSの提供を行っています。自然言語処理技術を用いた自動応答や、画像/動画認識、予測モデルなど多岐に渡る技術をベースに顧客の課題にあわせた解決策を提供する他、共通課題を解決するAI SaaSの展開により、ソフトウエアの社会実装を多面的に支援し、人とソフトウエアが共に進化する豊かな社会を目指します。
会社名:株式会社PKSHA Technology
所在地:東京都文京区本郷 2-35-10 本郷瀬川ビル 4F
代表者:代表取締役 上野山 勝也
URL: https://www.pkshatech.com/
株式会社Sapeetについて
Sapeetは、AI身体分析技術や生成AI技術を活かした接客・営業DXを推進する東京大学発のスタートアップ企業です。独自の技術をわかりやすく使いやすいシステムとして提供し、ヘルスケア業界・小売業界など、幅広い事業者様の販売促進〜システム開発・運用を支援しております。
会社名:株式会社Sapeet
所在地:東京都港区芝五丁目13番18号 いちご三田ビル8階
代表者:代表取締役 築山 英治
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