「子育て」ではなく「子育ち」を支える幼児教育「未来をつくる教育フォーラム2021 」オンライン開催します 2021年11月27日(土)28日(日)本日より参加申込受付開始
〜ワークショップやフィンランドからの生中継も実施〜
「未来をつくる教育フォーラム」は、今の教育に対して、「おかしいな」「もっとこうなったらいいな」と思うすべての方に贈る、2030年に豊かな社会を創造するための学びのカタチについて考え、体験し、仲間と繋がる「場」です。
学校関係者、学習塾やその他教育関係者、保護者などあらゆるステークホルダーを巻き込み、全国の様々な現場で実際に起こっている、教育を本気で変えていく取り組みを共有したり、そうしたアプローチを実際に体感したりできる場を提供してきました。2020年からはオンラインで開催しています。ナレッジを紹介し、日本の教育をそれぞれの現場から変えていく動きを大きなうねりにしていくことを目指しています。現場の熱い想いを肌で感じていただき、共に社会を変えていくことに少しでもつながればと考えています。
今年のテーマは「幼児教育」です。コスモトピアは創業から40年にわたり、人が自立し、自ら考え行動できる学習「自立学習」を提唱し、人が一生涯学び続けられる社会をつくることをビジョンに事業を展開してきました。小学校・中学校・高校の教育に関わる中で、就学してからの学びだけではなく、未就学の時期における大人と子どもの関わりがとても大切だということを痛感してきました。知らず知らずのうちに子どもの才能の芽を摘んでしまっている大人の存在があることに気づき、もっと大人が敏感に優しく関わり、反応できる場をつくりたいと思い「幼児教育」をテーマにしました。
教育の現場から幼児教育のあり方を変えてきた「フィンランド」との中継も実施し、日本の教育のいいところ、課題を見つけ今後のアクションに繋げていきたいと考えています。
「未来をつくる教育フォーラム2021」概要
テーマ:子育ちを支える「幼児教育」
開催日時:2021年11月27日(土)10:00〜15:30
11月28日(日) 9:30〜17:00
お申し込みページ:
https://kyoikuforum2021.peatix.com
◆1日目:2021年11月27日(土)
10:00-11:30
<オンラインワークショップ>
コトバグラフィックで描く 『わたしのブックレビュー』
〜ビジュアル言語で育む情緒豊かなコミュニケーション〜
小学生対象
参加費:親子1組3,300円(税込)
講師:室伏長子氏(コトバグラフィッカーちょこ)
前半 40分間:親子ワークショップ
後半 50分間:理論編(セミナー)
室伏長子氏(コトバグラフィッカーちょこ)
コトバグラフィッカー、グラフィックレコーダー。大学時代のノートテイク(要約筆記)活動での日々と障がい福祉事業所での日々が掛け合わされて、情報保障×分かち合うツールとしての視覚化実践者に。教育や福祉領域だけでなく一般企業向けメンタルヘルス研修等もオリジナルメソッドを用いて展開。株式会社ビジネスサクセスストーリー登録講師、Elämäプロジェクト登録講師
13:00-14:00
<動画上映:「うた」と「お話」>
世界に類を見ない日本の“童謡”
講師 テノール歌手 畑 儀文 氏 童謡唱歌&トーク
参加費:無料
テノール歌手 畑 儀文 氏
大阪音楽大学大学院修了。ソリストとして、ペーター・ダム(ホルン)との共演、イェルク・デームス(ピアノ)との数多くのリサイタルなど大きな成果を収めた。オランダに渡りバロック歌手マックス・ファン・エグモントのもとで研鑚を積む。以後ヨーロッパ各地で毎年受難週には、エヴァンゲリストとして招かれ、ドイツ・ライプツィヒにおいてバッハ作品のソロを務める。1993年~1999年にかけてシューベルト歌曲全曲演奏を成し遂げ、国内外で話題を集めた。日本コロムビアからCD「日本のうた」「新しい日本のうた」「トスティ歌曲集」「昭和のうた」「美しき水車小屋の娘」をリリースし、その天性の歌声はジャンルを問わず心に響く感動を呼び、注目を集めている。丹波の森国際音楽祭シューベルティアーデたんば音楽監督。関西フィルハーモニー合唱団コア・マイスター。
14:00-15:30
教育魅力化コーディネーターは誰でもなれる
〜自治体・企業・学校・地域住民を巻き込んだ岐阜県高山市清見町の事例〜
プレゼンター:フィンランド生涯教育研究家 石原侑美 氏
ゲストスピーカー:原田美春氏(一般社団法人ひだ清見観光協会)
参加費:無料
本事例の教育コーディネートの主体は地元の観光協会。スタッフ全員が女性という全国の観光協会でも稀な団体。「他県の人たちに清見の魅力を伝えるより前に、地元の子どもたちに清見の魅力を知ってもらいたい」
そんな"母親"の視点からスタートしたのが、WONDERFUL KIYOMIというプロジェクト。地元の畜産農家、料亭、高齢者施設などを巻き込んで、小学6年生が「飛騨牛弁当メニュー」を考案し、販売、広報、配布に至るまで地元の小学生が主体となってプロジェクトを進めた事例を紹介する。
フィンランド生涯教育研究家 石原侑美氏
フィンランド生涯教育研究家。国際関係学の見地からフィンランドの教育文化について研究。日本国内で、キャリア教育や生き方デザインに関する講演、講座、授業を学校、自治体、企業、オンラインサロンで実施。
フィンランド生涯教育サロン「エラマの森」主宰、一般社団法人 自立学習推進協会理事、株式会社 Live Innovation代表取締役、岐阜県子育て支援員
◆2日目:11月28日(日)
9:30-11:00
<オンラインワークショップ>
らくがきしながら世界でひとつの『この本おすすめだねシート』をつくろう
~ビジュアル言語で育む情緒豊かなコミュニケーション~
未就学児対象
参加費:親子1組3,300円(税込)
講師 室伏長子氏(コトバグラフィッカーちょこ)
前半 30分間:親子ワークショップ
後半 60分間 :理論編(セミナー)
11:00-12:30
<オンラインワークショップ>
Social Emotional Learning
〜エンパシーサークルで気持ちとその奥のニーズを言葉にする〜
講師:下向依梨氏
参加費:3,300円(税込)/人
下向 依梨 氏
株式会社roku you 代表取締役
慶應義塾大学総合政策学部在学中に、社会起業家育成のパターン・ランゲージを開発、出版。その後、米国・ペンシルベニア大学教育大学院で発達心理学において修士号を取得。ここでSocial Emotional Learningと出会う。帰国後は東京のオルタナティブスクール(小学校)で算数・英語などを教える。フリーランスとして教育関連の企画など複数のプロジェクトに従事した後、2019年に株式会社roku youを設立し、全国50校以上の高校・大学においてでSELをベースとした探究の学びなどを提供。一般社団法人日本SEL推進協会代表理事も務める。
【オンラインセミナー】 参加費:無料
13:00~14:00
「多様性」を尊重する保育を考える
講師: 徳留由貴 氏
1.日本における保育のはじまり
2.現在の子育て家庭をとりまく社会的課題
3.子どもの「多様性」を尊重する保育とは?
保育において、様々な支援を要する子どもの保育が課題となっており、保育の問い直しが求められている。その中で、どのように「多様性」を尊重する保育を実践しているのか、実践紹介を通して「多様性」を尊重する保育とは何か、「インクルーシブ保育」とは何かを考察・提案。
德留由貴 氏
大阪青山大学 助教
大学時代のある子どもとの出会いから、研究の道へ。現在、保育現場から学び、保育現場に返すことを大切に、保育所等での実際の保育にふれたり、保育者の実践記録をもとに、意見交換をしている。その中でも特別な支援を要する子どもの保育や、仲間関係づくりに関する研究に力を入れている。
14:00~16:00
フィンランドの幼児教育 〜自らの翼で羽ばたく子どもたちのために〜
講師: ピリヨ・サレルヴォ氏 通訳:ヒルトゥネン久美子氏
≪講師:ピリヨ・サレルヴォ氏(Pirjo Salervo)からのメッセージ≫
子どもの成長で最も大切な時期は幼児期であることは言うまでもありません。初めの遭遇者となる両親、そしてその後多くの人々との関係において子ども達の世界は大きく広がります。安全と信頼の環境の中で、子ども達は小さなポジティブ経験を重ね、自分の翼を少しずつ、また強く成長させていきます。このセミナーでは子ども主体の幼児教育の場を紹介し、その子の“個”を大切にし、受け入れる中で、子ども達が安心して自己表現をし育つポジティブ教育学に触れたいと考えています。子ども達一人一人の個を理解し、その人生を豊かに支え、価値あるものとすることが私たち全ての大人の共通の目的となることを願います。
講師:ピリヨ・サレルヴォ(Pirjo Salervo)氏
保育園教諭、園長職を務めた後、職業学校OMNIA(オムニア)にて25年以上、保育士養成に携わってきた。フィンランド第2の都市エスポー市に新しいコンセプトの保育園(キルタカッリオ保育園:子どもの診療所ネウボラと共存/パルティナ保育園:アート教育をふんだんに取り入れた環境かつ住民公園とも共存)を設立した際には設計チームに加わり、自ら園長も務めた。2019年夏にオムニアを一旦退職するも、学校からの要望により保育士養成に一部関わり続けながら現在も自ら経営する会社ペダシスにおいて幼児教育研修プログラムを広く提供し、幼児保育・教育現場のサポートをし続けている。 日本の保育士、保育園への研修プログラムも提供し、その交流活動は10年を超える。
通訳:ヒルトゥネン久美子 氏
フィンランド在住28年。通訳、プロジェクトコーディネーター。
KH Japan Management Oy代表。幼児から大学、成人教育に至るまでのフィンランド教育全般及び社会福祉分野を専門とし、日本とフィンランド間の研究交流、視察等のプログラムアシスタントを務める。現在はフィンランド教育と福祉における幅広いテーマで日本向けのオンラインセミナー、また大学等の授業、企業コンサルの場で活躍中。
16:00~17:00
<パネルディスカッション>
~より良い幼児教育を目指して~
パネラー:ピリヨ・サレルヴォ氏、ヒルトゥネン久美子氏、徳留由貴氏、
石原侑美氏、下向峰子氏
17:00 終了
●株式会社日本コスモトピア代表 下向峰子コメント
「未来をつくる教育フォーラム」は、今年で5年目を迎えます。今回は、長年構想し続けてきた「幼児教育」をテーマに開催します。子どものきらりと光る才能や発想に対して、知らず知らずのうちに子どもの才能の芽を摘んでしまっていることがあります。特に未就学児の時期において大事な大人と子どもの関わりについて、教育に携わる方はもちろん全ての人たちと一緒に考えられる時間を創りたいと思っています。
親子で一緒に学べるワークショップをはじめ、教育の現場から幼児教育のあり方を変えてきた「フィンランド」より講師をお招きし、日本の教育の今を知り、「未来へのアクション」に繋げていきたいと考えています。多くの方々にご参加いただけることを願っております。
プレスリリースダウンロード
https://prtimes.jp/a/?f=d30999-20211110-3ad7eaed2889a20844255ce28611e764.pdf
<会社概要>
会社名:株式会社日本コスモトピア
代表取締役社長:下向峰子
設立:1982年11月2日
資本金:7,100万円
従業員数:34名
HP:https://www.cosmotopia.co.jp/
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