’e 建機チャレンジ 2023’ にて最新の遠隔操作システムをご紹介
~ 六本木の会場から大阪、千葉の建設機械を遠隔操作 ~
‘e建機チャレンジ2023’は、TDBCのワーキングループ内の活動により、建設機械の遠隔操作技術の社会実装、建設業界への新しい人材の創出、遠隔操作による災害救助、災害復旧支援体制の構築と社会貢献を目的として開催し、最新の遠隔建機システムをご紹介いたします。
昨年 10 月 26 日が初の開催として今回が 2 回目となり、前回大会から進化した遠隔システムやさらに新しい機種を加えて、モニター越しに遠く離れた現場にある建設機械を操作する様子をご覧いただけます。
■今大会でのポイント/撮影可能なシーン
・第一回大会に続き、遠隔操作の技術大会を実施。
・競技の様子、参加者のインタビュー。
・株式会社大林組が開発した遠隔操作システムによって、モニター越しに都心から約 400 ㎞先(大阪府枚方市)
にある建機を操作する、次世代施工デモ(自動化+自律化+遠隔)を実施。
・災害対応を想定し、スイス製特殊機械『スパイダー』によるデモ実施(※今回は遠隔操作ではありません)。
・中部電力パワーグリッド株式会社のウェアラブルカメラ利用の様子。
・遠隔操作のオペレーター、現地監督者のバイタルをウイングアーク1st株式会社によるモニタリングの様子。
・消防レスキュー有志によるバイタルチェック装置をつけた救助オペレーションデモ動画。
※競技の合間等にメディアの皆様にもデモ機の遠隔操作の体験が可能です。
※今回使用する建設機械の画像は別途提供可能です。
■取組みの背景
日本の建設業界は現在、技能労働者の不足が深刻化しており、2019 年の約 330 万人から、2025 年には 200 万人を下回ると見られています。また、時間外労働が厳しく制限される「2024 年問題」も間近に迫っている中、安全性を担保しつつ、人手不足と生産性の両立が求められています。熟練工や機械のオペレーター等の技術者不足は、工事の品質や安全性にも影響し、災害時の緊急対応や災害発生後の復旧作業にも影響を及ぼす等、早急に問題解決に向けた対策が必要です。
TDBCでは、性別や年齢に関係なく建設業界に新しい雇用を創出し、将来の技能労働者不足を補うべく、TDBC 参加企業の皆様とともに、遠隔操作システムパッケージの開発と社会実装を目指しています。 大会では、学生や eGamer をはじめ様々な方が、六本木の会場から 70km離れた現場(千葉県大多喜町)にある建設機械を遠隔で操作し、eSports のようなゲーム感覚でタイムと正確性を競っていただきます。本件を通じて、広く社会の皆様の理解が深まり、新たな働き手の創出に繋がる良い機会になればと考えています。
■会場
➀ 遠隔操作会場 (メイン会場)
ウイングアーク 1st 株式会社 東京都港区六本木 3-2-1 六本木グランドタワー 36F
② 建設機械稼働会場
大林組 西日本ロボティクスセンター (大阪・枚方) 六本木から約400km
千葉房総技能センター 筒森 AI センター(千葉県・大多喜町筒森)同約70km
■競技参加団体
・学生/プロゲーマー/重機経験者等 (後日詳細発表)
■スケジュール
*台風等、諸事情によりスケジュールが変更になる可能性あります。予めご了承ください。
日時: 2023 年 9 月 1 日(金)
・12:00 開場
・12:30 開会宣言、主催者挨拶、イベント説明等
・13:00 競技開始
・13:40 デモ① ~大阪・枚方~ 次世代施工(自動化+自律化+遠隔)
*株式会社大林組 メイン会場から操作
*中部電力パワーグリッド株式会社 ウェアラブル・トレイルカメラによる遠隔監視ソリューションデモ
*一般の方 トライアル操作
・15:20 デモ② ~千葉・筒森~ 災害関連デモ(防災の日)
*特殊建機スパイダー デモ
*消防レスキュー有志によるバイタルチェック装置をつけた救助オペレーションデモ。ウイングアーク1st株式会社 MotionBoardによるリアルタイムモニタリング
*中部電力パワーグリッド株式会社 ウェアラブルカメラ、傾斜・気象計データーの JSAT 衛星を使用した、
災害発生時の現場監視ソリューション。
・16:10 競技終了、結果発表、表彰式、総評
・16:20 閉会 閉会後 17:00 まで見学は可能
*メイン会場の風景、稼働現場の映像等を合成し、リアルタイムで YouTube 配信予定。
■前回大会の様子
2022.10.26 – e建機チャレンジ大会
■前回大会との違い
■開催運営の協力各社
伊藤忠商事株式会社、矢崎総業株式会社、ウイングアーク1st株式会社、株式会社大林組、
中部電力パワーグリッド株式会社、株式会社ベルシステム24
伊藤忠TC建機株式会社、EP Rental株式会社、大塚製薬株式会社、株式会社カナモト
一般社団法人千葉房総技能センター、ARAV株式会社、加賀電子株式会社、株式会社サナース
スカパーJSAT株式会社、ソニーグループ株式会社、株式会社東京電機、
富士フイルムデジタルソリューションズ株式会社
■⼀般社団法⼈ 運輸デジタルビジネス協議会について https://unyu.co
運輸デジタルビジネス協議会(TDBC)は、運輸業界と荷主、ICTなど様々な業種のサポート企業が連携 し、デジタルテクノロジーを利⽤することで運輸業界を安⼼・安全・エコロジーな社会基盤に変⾰し、 業界・社会 に貢献することを⽬的として2016年8⽉に設⽴されました。運輸業界の課題を解決する優良 なソリューションや技術を、会員内外で積極的に発掘、企画、開発し、協議会認定などの⽅法により会 員内外に提供しています。交通事故ゼロ、持続可能な公共交通や物流インフラの実現を、業界を超えた 社会共通の課題として解決しSDGs達成に貢献します。
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