政治家や行政と国民を繋ぐプラットフォームを運営するPoliPoliが、Z Venture Capitalをリード投資家として、シリーズA ファーストクローズで資金調達を実施。
政治家や中央省庁・地方自治体と国民を繋ぐプラットフォーム『PoliPoli』『PoliPoli Gov(β版)』を運営する株式会社PoliPoli(所在地:神奈川県鎌倉市、代表取締役:伊藤和真、以下、PoliPoli)は、Z Venture Capitalをリード投資家として、NOW、エンジェル投資家ら数名からのシリーズA ファーストクローズでの資金調達を実施したことお知らせいたします。
PoliPoliは、政治・行政と国民が政策を共創するためのプラットフォームをつくることを目指しています。政策共創の社会インフラになっていくために、今回調達した資金はサービスのスケールや組織拡大に充てる予定です。
- 解決したい社会課題について
内閣府 世論調査(2021)によると、全般的にみて、国の政策に国民の考えや意見が「反映されていない」とする人の割合は、66.9%でした。また、年齢別に見ると「反映されていない」とする人の割合は18〜29歳から50歳代で、それぞれ高くなっています。
出典:内閣府 令和3年度 世論調査より https://survey.gov-online.go.jp/r03/r03-shakai/2-3.html
この原因として政策立案プロセスに市民が関与する手段がアナログに依存していることが挙げられ、国内においては、多様な国民意見を聴くための手法の開発が大幅に遅れていると考えられます。
その一方でコロナ禍において、自身の生活に行政の対応や国の制度の影響が及ぶことから、政治関心が高まっている状況があります。日本財団が行った18歳意識調査によると、コロナ禍以前と以降で比較すると、33.9%の人が「政治や選挙が自分に影響すると感じることが増えた」と答えています。
出典:日本財団「日本財団18歳意識調査 第42回 テーマ:「コロナ禍と社会参加」を実施」より
https://www.nippon-foundation.or.jp/who/news/pr/2021/20211027-63486.html
政治や行政は、社会の仕組みを構築するために政策をつくります。現状はこうした仕組みづくりのプロセスに一部の人々や団体しか参加しておらず、参加しない人の意見は社会の仕組みに反映されません。多様な人々が「幸せ」に暮らしていくためには、政治・行政のプロセスへ誰もが参加できることが必要だと信じています。
- サービス活用の実績
政治家に声を届けるウェブサイト『PoliPoli』
1. 生理に関する政策で政府予算を獲得
「生理の貧困」が課題として顕在化した当時、PoliPoliを通じて生理の貧困状態にある方を支援する政策が立ち上がり政府予算を獲得しました。
政策URL:https://polipoli-web.com/projects/YJImilCFMJDvpaKdhlYU/story
2. 特定商取引法の解釈が変更
個人のクリエイターが顧客と取引を行うプラットフォームで、電話番号や住所の記載が必須となっていたことが問題視されてきましたが、PoliPoliを通じて勉強会を行い特定商取引法の解釈を変更し、記載が不要となりました。
政策URL:https://polipoli-web.com/projects/insoqzQScWdtY4Raagk4/story
行政に声を届けるウェブサイト『PoliPoli Gov』
1. 「デジタル庁アイデアボックス」実証事業として導入される
2021年10月1日から2022年3月31日まで、デジタル庁アイデアボックスの実証事業をPoliPoliGovで実施。2021年10月10日開催の「2021年デジタルの日」オンラインイベントにおいて牧島大臣とPoliPoli Govのユーザーの方との意見交換の場が設けられるなど、様々な政策共創の取り組みを行いました。
画像出典:デジタル庁 プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000086734.html
PoliPoli Gov デジタル庁からの相談一覧
https://polipoli-gov.com/governments/pmzKRU5bukGwV7RzNvYb/close
2. 経済産業省でのトライアル利用の開始
経済産業省 経済産業政策新機軸部会において、多様な意見をより取り入れるため『PoliPoli Gov』がトライアル利用されました。未来の経済政策に関する意見募集を2022年4月12〜17日まで実施し、6日間で約300件の意見が寄せられ、4月27日に開催された第8回部会において、PoliPoli Govによる意見募集結果報告書が公開されました。
経済産業省 プレスリリース:
https://www.meti.go.jp/press/2022/04/20220412005/20220412005.html
経済産業省 第8回 産業構造審議会 経済産業政策新機軸部会(資料6 PoliPoliGovによる意見募集結果報告書):
https://www.meti.go.jp/shingikai/sankoshin/shin_kijiku/008.html
- 引受先からのコメント
Z Venture Capital株式会社 堀新一郎さん
日本の人々の政治への関心を高めたい。2017年12月の初対面時に伊藤さんが発したメッセージでした。あれから4年が経過し、メッセージは色褪せることなく、壮大な事業プランと共に資金調達のご相談の機会をいただきました。政治をテーマにした事業づくりの難易度は滅茶苦茶高いです。でもPoliPoliなら事業を通じて社会を変えてくれる、と感じ出資させていただきました。ZVCメンバー一同、PoliPoliの挑戦を応援していきます。
NOW株式会社 本原陽香さん
一般的にスタートアップがビジネス的に成功しづらいと言われる政治・行政領域に、19歳という若さで取り組み始めた伊藤さんを、PoliPoli設立初期よりNOWは支援してきました。今回で3度目の出資となりますが、創業時から変わらず等身大の目線で、弛みなくサービスを磨き続けるPoliPoliが、必ずや日本の政治社会のシステムを変えるプラットフォームへと成長していくと信じています。NOWとしても、一層力強く、これからその道のりを伴走していきたいと思います。
- 引受先について
Z Venture Capitalの前身である、YJキャピタルは2012年8月に設立、2021年4月にLINE Venturesと合弁し、Z Venture Capital に商号変更。Zホールディングス株式会社のCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)として、将来性のあるスタートアップの支援をグローバルで行っている。
代表: 堀 新一郎
本社: 東京都千代田区紀尾井町1-3 東京ガーデンテラス紀尾井町 紀尾井タワー
URL:http://zvc.vc/
NOW
連続起業家で多数のエンジェル投資実績を有する家入一真と、ベンチャーキャピタルや証券会社で多数の投資やIPO支援実績を有する梶谷亮介が2017年11月に立ち上げたベンチャーキャピタルNOW。「Next One for the World.」をコンセプトに、次世代を代表する起業家に対しオールジャンルでの投資を行っている。
代表:家入一真、梶谷亮介
本社:〒102-0071 東京都千代田区富士見1-3-11 Duplex B’s 4F
URL:https://now.vc/
- 提供サービスについて
政治家がわかりやすく書いた政策から共感するものを見つけて、様々な手段で政策を実現するための応援ができるウェブサイトです。
行政とつくる、日本の未来『PoliPoli Gov(β版)』:https://polipoli-gov.com/
行政からの相談や意見募集テーマに意見を届けることで、行政の政策サポートができるウェブサイトです。
- 今後の展望
【会社概要】
会社名:株式会社PoliPoli
代表者 :代表取締役 伊藤 和真
設立 :2018年2月
企業理念 :新しい政治・行政の仕組みをつくりつづけることで、世界中の人々の幸せな暮らしに貢献する。
事業内容 :下記展開中
- 政治家に声を届けるウェブサイト『PoliPoli』https://polipoli-web.com/
- 行政に声を届けるウェブサイト『PoliPoli Gov』https://polipoli-gov.com/
https://www.polipoli.work/
メディアキット:https://polipoli.notion.site/PoliPoli-3354337b6a6e44439f8479882e997ba7
会社紹介資料:
https://polipoli.notion.site/polipoli/PoliPoli-97249831893141dc968440811591fbe3
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
- 種類
- 商品サービス
- ビジネスカテゴリ
- システム・Webサイト・アプリ開発政治・官公庁・地方自治体
- ダウンロード