自動配車システムLoogia「走るほど進化する」学習機能を搭載

実走行データを元に機械学習を行います。学習データを配車計画の作成に反映させることで、走れば走るほどに現場の状況に適応した高精度な配車計画が作成できるようになりました！

株式会社オプティマインド（本社：愛知県名古屋市、代表取締役社長：松下健、以下、オプティマインド）は、自社で開発している主力製品「Loogia（ルージア）」に『学習機能』を新たに搭載しました。

本機能の追加により、実際の走行データを取得できる「Loogia動態管理forドライバー」と、自動で配車計画を作成する「Loogia配車作成」の2つのプロダクトの相乗効果が最大限発揮されます。Loogia動態管理forドライバーで得られた実走行データを元に機械学習を行い、学習データを配車計画の作成に反映させます。これにより、走れば走るほどに現場の状況に適応した高精度な配車計画が作成できます。

学習機能の仕組み

1. 計画作成
   「Loogia配車作成」を使用して、配車計画を作成します。

2. 実走行データの取得

   「Loogia動態管理 For ドライバー」を利用し、配送中のGPSデータを取得します。

3. データ学習による移動時間予測精度の向上

   高度な機械学習モデルが、実走行で収集したデータを基に、交通パターンや季節変動を学習し、移動時間予測の精度を向上させます。

4. 学習データを反映した配車計画の作成

   学習を続け高精度に予測された移動時間を、次に作る配車計画に反映します。この繰り返しにより、作成する配車計画の精度を継続的に向上させます。

主なメリット

実績をベースにした正確な移動時間予測ができることで配車計画を作成する際に享受できるメリットとして下記がございます。

• 到着指定時間の順守

  到着時間指定が厳しい配送先にも、安心して間に合う経路を案内します

• 予期せぬ残業の抑制

  配送業務が長引くことによる想定外の残業を防ぎます

• 無理がなく安全性が高い配車計画の作成

  ドライバーに無理をさせない安全な計画の作成が可能です

開発担当者コメント

この度、Loogiaの新機能として、Loogia動態管理で得られたデータを活用し、Loogia配車作成で作られる計画の精度を向上させる学習機能をリリースしました。この機能は、Loogiaがお客様の利用状況に応じて成長し、常に最適な提案をお届けできるよう進化していくことを目指した取り組みの一つです。
Loogiaは、配車作成から動態管理まで複数の領域に強みを持っています。横断的な製品提供をしているからこそ、各領域で得られるデータを循環させ、相乗効果を生み出すことが可能です。今回の機能を皮切りに、配車計画の作成、動態管理・配送業務支援、実績の分析といった各領域間の連携を深めていき、物流プロセス全体の改善サイクルをLoogia一つで実現できるよう、これからも挑戦を続けてまいります。

開発担当者紹介

アンダーランド　ジェイク

プロダクト開発部　プロダクトマネージャー

早稲田大学政治経済学部卒。輸配送最適化ソリューションLoogiaのアルゴリズム開発チームでプロダクトマネージャーとして従事。最適化技術や経路探索・地理情報技術に関わる機能設計に勤しむ。

Loogiaについて

【Loogia（ルージア）とは】

Loogia（ルージア）は、最先端の輸配送最適化ソリューションです。独自の組合せ最適化技術と実走行データ解析を活用し、配車計画の自動化にとどまらず、輸配送支援、動態管理、データ分析、共同配送の支援など、輸配送業務全体を高度に効率化します。

クラウド提供やAPI連携、シミュレーション支援など多様な導入形態に対応し、営業利益率の向上や持続可能な物流網の構築を支援。最適化技術のプロフェッショナルとして、物流業界の革新を推進します。

＜Loogiaサービスページ＞ 

https://loogia.jp/

＜本件に関する報道機関お問い合わせ先＞ 

株式会社オプティマインド 

マーケティングチーム 

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