災害時も通信環境によらず保険情報へアクセス可能に。保険管理アプリ「保険簿」オフライン閲覧機能をリリース
~東日本大震災での気づきから生まれたサービス「保険簿」が真の災害対応へ~
保険管理アプリ「保険簿」を提供する株式会社IB(代表取締役CEO:井藤 健太、本社:東京都世田谷区)は、iOS版・Android版アプリにおいて、通信環境によらず保険契約情報にアクセス可能な「オフライン閲覧機能」をリリースいたしました。

■ オフライン閲覧機能リリースの背景
当社が運営する「保険簿」は、CEO井藤健太が東日本大震災のボランティアに参加した経験から生まれたサービスです。被災地で「津波で家が流された方や亡くなった方のご家族は、すべての保険を請求できたのだろうか?」という疑問を抱いたことをきっかけに、「契約している保険の情報すべてを紙だけでなく、データにまとめて管理し家族と共有する仕組み」を構想しました。
保険簿では、災害時でも持ち出す可能性の高い携帯端末上で、紙の証券を電子化して管理することが可能です。同時に、マイページなどオンライン上でのみ閲覧可能な情報も含め、形式を問わず保険証券の情報を集約する仕組みを提供してきました。しかし、大規模震災時などに通信インフラが機能不全に陥った場合、ユーザーが保険情報を閲覧できないという課題がありました。
今回リリースした「オフライン閲覧機能」により、通信環境に左右されることなく、いつでも保険契約情報や各種連絡先の確認が可能となりました。
■ オフライン閲覧機能の特長

1. 災害時も確実に保険情報にアクセス可能
通信インフラが停止した状況でも、事前に同期された保険契約情報をアプリ上で閲覧できます。災害発生時に必要な保険会社や保険代理店の連絡先、証券番号などの契約情報がいつでも確認可能となり、スムーズな保険金請求をサポートします。
また、iOS版・Android版の両方に対応し、幅広いユーザーに災害時の安心を提供します。
※事前のデータ同期にはネット環境が必要です。
※オフライン時にはデータ閲覧以外の機能が制限される場合があります。
2. 金融庁ガイドラインに対応した事業継続性の確保(パートナー保険会社向け)
保険簿パートナーとなる保険会社の利点として、金融庁ガイドラインとして定義されることも考えられるBCP(事業継続計画)要件の一部を、自社開発のコストなしに保険簿で解決できます。保険会社にとっても、災害対策の強化につながります。
■ 最後に
今回のオフライン閲覧機能の実装により、通信インフラが機能不全に陥っても保険証券データが確認できるようになり、CEO井藤が創業時に目指した保険管理の姿に、また一歩近づくことができました。
自然災害はいつ起こるかわかりません。そのとき、本当に必要な情報にアクセスできることが何よりも重要です。これからも真にユーザーに寄り添った保険管理アプリとなるよう、サービスの改善を続けてまいります。
■保険簿について
IBが提供する保険管理アプリ「保険簿」は、自分や家族が加入する保険や共済の保険証券をアップロードすることで一括管理・共有ができる、無料で利用できるアプリです。

必要な時にすぐに契約内容を把握して保険会社の連絡先をスムーズに確認できるだけでなく、事故や病気・ケガ等の発生した事象を選択するだけで、データ化した保険の中から保険金請求ができる可能性がある保険を簡単にピックアップできます。
■ 株式会社IBについて
株式会社IBは、「保険の請求もれをなくす」をビジョン、「人が人らしく生きる時間を、創り、守る」をミッションとするインシュアテック企業です。請求できる保険に気づくための保険管理アプリ「保険簿」を開発・提供し、保険加入者と保険業界の間に立つ中立的な立場で、保険の価値をもれなく享受できる社会の実現を目指しています。
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