アイディア、川崎重工と船のトラブル対応を一元管理する〈Aisea Maintenance〉「カルテ機能」を共同開発
〜トラブル解決に向けた関係者の連携を支え、迅速な解決と再発防止に貢献〜
海事産業プラットフォーム〈Aisea(アイシア)〉を運営するアイディア株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社⻑CEO:下川部 知洋、以下「弊社」)は、川崎重工業株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社⻑執⾏役員:橋本康彦、以下「川崎重工」)と、工務管理DX ソリューション〈Aisea Maintenance(アイシアメンテナンス)〉上で、船内で発生するトラブル対応履歴と関連する情報(データ含む)を一元管理する「カルテ機能」を共同で開発したことをお知らせします。
本機能は、船のトラブルを迅速に解決するために必要な情報や状況を、病院の「カルテ」のように整理・蓄積し、関係者が一元管理された情報を基に連携できる仕組みです。
■開発背景
船舶管理においては、システム化が進む一方、トラブル対応はメールを多用し、書面や表計算を中心とした運用が残り、情報の分散、対応の遅れや漏れ、判断経緯の情報共有不足が生じやすい状況にあります。両社は、船舶管理会社の皆さまからの情報収集を通じ、これらの課題解決には、記録の電子化だけではなく、関係者がトラブル情報を共有できる“仕組み”が重要であるとの認識で一致し、本機能を共同で開発しました。

■〈Aisea Maintenance〉「カルテ機能」の特⻑
1) トラブル「カルテ」作成:
各トラブルを一件ごとに「カルテ」として管理し、発生から対応完了までの情報を時系列に一
元管理。トラブル対応の知見として蓄積されたカルテを類似トラブル発生時の対応に活用でき
ます。
2) 関係者間のコミュニケーション集約:
関係者が同一カルテ上でやり取りでき、案件ごとの状況を把握しながら連携を進められます。
情報分断されがちなメール中心の対応フローからカルテによる一元管理に置き換えることで、
迅速なトラブル対応と処理漏れ防⽌を⽀援します。
3) アラームデータとの連携:
アラームモニタリングシステム(AMS)等との連携により、アラーム発生を起点としてカルテ
作成・初期情報の取り込みを⽀援します。
※AMS との連携は必須ではありません。運用環境に応じてカルテ機能は活用が可能です。
■川崎重工の役割
1) カルテ機能の提案
2) 船舶管理会社へのヒアリングと機能要件定義の実施
3) 顧客への技術営業活動
■アイディアの役割
1) Aisea の運用
2) Aisea Maintenance「カルテ機能」ソフトウェア開発
3) 顧客への営業活動
■今後の展望
本機能は、複数の船主・管理会社にてトライアル提供を開始しています。現場での定着に向け、ユーザーからのフィードバックを踏まえた継続的な機能改善を⾏っていきます。
今後は、機械学習(AI)や生成AI の活用も視野に入れ、トラブルの未然防⽌・予防保全の高度化に向け
た取り組みを進めるとともに、Aisea プラットフォーム上の各機能との連携により、2026 年度内の実用化を目指します。
両社は引き続き協業を強化し、工務領域にとどまらず海運関係業務の更なる効率化・高度化を実現する
ことで、海事産業の発展に寄与してまいります。
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