山形県特有の災害情報を学び、安心安全な暮らしを支援 9月27日、地域の外国人と防災を学ぶ実践イベントを開催

~ビレッジハウス八幡原・万世のベトナム人入居者37人が参加~

ビレッジハウス・マネジメント株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長兼CEO:岩元 龍彦、以下ビレッジハウス)は、山形県米沢市にある「ビレッジハウス八幡原」及び「ビレッジハウス万世」に居住するベトナム人を対象に、日本での安心安全な暮らしをサポートすることを目的とした「防災意識を高め安心安全な暮らしを!ベトナム人入居者対象の防災イベント」を2025年9月27日(土)に米沢市すこやかセンターで行いました。

山形県防災士会の鈴木氏の講義を受ける参加者
いざという時の心肺蘇生法を参加者全員が体験

当日は、ビレッジハウスを社宅としてご利用いただいている地元企業に勤務するベトナム人技能実習生37人が参加し、山形県防災士会の防災士・鈴木美香氏による防災講義と演習を行いました。講義では山形県の災害状況、扇状地の特性と地震の仕組みを学び、住んでいるエリアの活断層やハザードマップを確認しました。さらに近年増加している豪雨時の対応「垂直避難」や、避難時に活用できるアプリ、「ローリングストック」による食材備蓄の重要性など、防災に関する様々な情報の説明を受けました。また、地震発生時に身を守る動作「シェイクアウト訓練」、消火器の取り扱い方、心肺蘇生法の実技により防災意識を高めるきっかけとなりました。

「ビレッジハウス八幡原」(全2棟80戸)には56人が入居、その多くが外国人で中でもベトナム人は51人※と大半を占めています。「ビレッジハウス万世」(全2棟80戸)には159人が入居しており、そのうちベトナム人は129人※にのぼります。両物件に入居するベトナム人の多くは単身の労働者で、来日から1~3年以内の方が中心です。防災講義に先立って行われた生活マナーの講義では、実際のゴミ袋を使い、ゴミの分別ルールや収集日などの解説を行いました。イベントの通訳は、ベトナム語で各種サポートを行うビレッジハウスのベトナム人社員が担当し、資料の翻訳版も配布することで理解を促しています。

※2025年8月31日時点

シェイクアウト訓練で机に身を隠す参加者
同時通訳を担当したベトナム語対応チーム
関心を集めた消火器の使い方
地域のゴミ袋を活用した分別方法の解説

参加者からは、貴重な体験を生かしていきたいという意気込みが伝わってきました。

「こうした防災訓練に初めて参加し、事前の備えの大切さを学んだ。地震はいつ来るか分からないので準備をしておきたい」(30代・男性)

「参加して大変良い経験となった。消火器の使い方は知らなかったので参考になった」(20代・女性)

防災士の鈴木氏からは、「突然やってくる地震や災害への備えとして、日本人だけではなく外国の方も含めて防災意識を高めていくことが重要です。言葉が分からないからと言って逃げ遅れたりすることがないようにお互いに助け合うことが大切です。災害時に自分が生き延びることも肝心ですが、ビレッジハウスのような集合住宅ではみんなで助け合う“共助”を大切に、みんなで災害を乗り越えていただきたいです」とコメントをいただきました。

 ビレッジハウスでは、日本で暮らし始めて日の浅い外国人入居者に安心安全に過ごしてほしいとの思いから、日本特有の災害情報を提供する防災イベントを2022年から実施しています。

2022年に兵庫県加東市、2023年に愛知県豊田市と滋賀県彦根市、2024年に愛知県碧南市と栃木県益子町で開催しており、今回が6回目で、山形県では初開催となります。

ビレッジハウスは、誰もが生活の質を保ち、手頃な家賃で安心して長く住み続けられるアフォーダブル住宅を提供している民間会社として、よりよい日本の住宅環境を築くと共に、住まいを探す全ての人に寄り添い、入居者の安心で安全な暮らしをサポートしています。外国人の住まい探しから入居後のサポートまで行う「インターナショナルサポートチーム」を設置し、現在、ベトナム語に加え、ポルトガル語、英語、ネパール語、インドネシア語でのサービス対応を行っており、10月中にはミャンマー語でのサービスを開始できるよう準備を進めています。

■「防災意識を高め安心安全な暮らしを!ベトナム人入居者対象の防災イベント」開催概要

主催:

ビレッジハウス・マネジメント株式会社

日時:

2025年9月27日(土) 10:30~11:30

実施場所:

米沢市すこやかセンター 大会議室(山形県米沢市西大通1丁目5-60)

対象者:

ビレッジハウス八幡原※1、ビレッジハウス万世※2に居住するベトナム人

※1 2棟80戸のうち47戸に56人が入居。入居者のうち51人が外国人で、全てベトナム人。

※2 2棟80戸のうち74戸に159人が入居。入居者のうち132人が外国人で、うち129人がベトナム人。

※1、※2とも、2025年8月31日時点

物件URL:

ビレッジハウス八幡原(米沢市万世町牛森 4178-4)

https://www.villagehouse.jp/chintai/tohoku/yamagata/yonezawa-shi-062022/hachimanpara-2189/

ビレッジハウス万世(米沢市万世町桑山 4283)

https://www.villagehouse.jp/chintai/tohoku/yamagata/yonezawa-shi-062022/bansei-2150/

参加者:

37人

内容:

①   日本での暮らし・生活マナー講義

② 防災講義とシェイクアウト訓練

  ・近年の災害、山形県の災害、防災の3助(自助、共助、公助)

  ・地震のメカニズム、シェイクアウト訓練(地震発生時の初動)

  ・山形県の地形から災害を考える

  ・ローリングストックと防災グッズ

③ 演習

  ・心肺蘇生法の体験講義

  ・消火器、AEDの使い方

ビレッジハウス・マネジメント株式会社について

ビレッジハウス・マネジメント株式会社は、全国47都道府県で1,064物件(2,960棟、108,411戸)※1の賃貸住宅「ビレッジハウス」を運営、管理する国内最大級の賃貸住宅サービス会社です。独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構が雇用促進住宅を民間に売却した際に、フォートレス・インベストメント・グループが一括取得し「ビレッジハウス」へリブランディング、リノベーションして賃貸住宅として提供を開始しました。住宅を建て替えるのではなく、既存の建物を有効活用、長く使用することで低賃料を実現し、民間会社で唯一、大規模にアフォーダブル住宅※2を提供しています。簡単な事務手続きで、あらゆる世代の単身者、ファミリーの他、外国人や法人の社宅としてもご利用いただけるよう、今後も継続的な供給を維持しながら、よりよい日本の住宅環境を築くことを目指します。

※1 2025年9月1日時点の戸数

※2 誰もが生活の質を保ち、手頃な家賃で安心して長く住み続けられる住宅

2025年9月1日現在、1,098名の従業員を擁し、東京本社に加え全国7支社を展開、入居にかかる募集から受付、審査、物件管理まで自社一貫のサポート体制を整え、法人向けサービスの拡充にも取り組んでいます。また、多言語対応の強化や567名の管理人による物件の巡回で、入居後も安心してお住まいいただけるよう住宅環境の整備も行っています。

■ビレッジハウス・マネジメント株式会社

https://www.villagehouse.jp/

本 社:東京都港区虎ノ門4-3-13ヒューリック神谷町ビル4階

設 立:2016年12月21日

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会社概要

URL
https://www.villagehouse.jp/
業種
不動産業
本社所在地
東京都港区虎ノ門4-3-13 ヒューリック神谷町ビル4F
電話番号
03-6775-9353
代表者名
岩元 龍彦
上場
未上場
資本金
-
設立
2016年12月