神奈川県版「防がんMAP」リリースのお知らせ
「がん迷子にならないために」がスローガン
がんと言われても動揺しない社会を目指す、一般社団法人CancerX(共同代表理事:上野直人・糟谷明範・板橋奈美)は神奈川県版の「防がんMAP」を神奈川県と共に作成し、発表しました。
背景と活動の経緯:
「防がんMAP」は、2021年のWorld Cancer WeekのCancerXセッションをきっかけに立ち上げられました。このセッションに続き、同年3月のCancerX JAM「情報×教育 アイデアソン - 防がんMAPをつくろう」にて、チームが発足し、がん患者やその家族の情報の迷子を防ぐためのMAP作成に取り組んできました。
チームの活動は、同年5月に行われたCancerX JAM「情報×教育 - 防がんMAPをつくろう」プレゼン大会で新メンバーが加わり、さらに強化されました。以来、定期的なオンラインミーティングを通じて防がんMAP作成を進め、医療者だけでない多様なメンバーの専門知識や経験を活かして、より良い情報を提供するための初回オリジナル版が完成しました。
【防がんMAP作成チーム 活動報告ページ】
MAPのコンセプト:
「防がんMAP」は、「がん迷子にならないために」というスローガンを掲げ、がん患者やその家族に向けた良質な情報の道標を提供することを目指しています。膨大な情報の中で混乱することなく、必要な情報にたどり着けるよう、地下鉄の路線図のような直感的なデザインで構築されています。
MAPには、2次元コードを組み込んでおり、スマホから簡単にアクセスできるウェブページが表示され、情報が整理されています。また、親しみやすいイラストも加わり、がん患者やその家族にとって使いやすいツールとなっています。
神奈川県版の発表:
このたび、神奈川県版の「防がんMAP」が完成しました。これまでの活動を通じて培った経験を活かし、神奈川県内のがん患者やその家族にとって有益な情報をまとめたMAPです。
神奈川県版の特徴:
「防がんMAP神奈川県版」は、がん検診や治療など、オリジナル版の防がんMAPと同様、神奈川県のがんに関する様々なカテゴリーに分けて情報を提供します。情報は二次元バーコードを読み取ることで、すぐに手に入れることができ、患者やその家族が適切な治療やサポートにたどり着けるようサポートします。
【神奈川県版 防がんMAP掲載ページ
かながわのがん対策 がん患者の道しるべ「防がんMAP神奈川県版」を作成しました!】
今後の展望:
「防がんMAP」は、印刷物として発行され、今後はウェブ上での公開も計画されています。さらに、MAPを進化させ、各地域での活用やオンラインでのアクセスを通じて、がん患者やその家族をサポートし続けます。また、CancerXの分科会活動では、日本の災害時にがん患者や家族、地域が直面する課題について考える対話型企画を始動する予定です。
参考ページ
CancerX JAM - 防がんMAP -活動報告|CancerX
World Cancer Week2024リポート 【CancerX JAM(防がんマップ) 】防がんMAP 今までとこれから 〜持続可能性のある活動のために〜
CancerX JAM 情報・教育 サイエンスアゴラ2021編
〇一般社団法人 CancerX について
CancerX は、産学官民及び医療者等の連携を通じて、がんに関わる包括的な社会課題の解決を達成し、がんと言われても動揺しない社会を実現することを目的として、今後も活動をして参ります。https://cancerx.jp/about
〇本プレスリリースに関する問い合わせ先
一般社団法人 CancerX 広報担当:森内 press@cancerx.jp
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