【映像素材】「5人に4人」の命綱、水・食料の国際支援に欠くイエメン/赤十字国際委員会(ICRC)

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コロナ禍での手洗いや、熱中症予防の水分補給、、、

これまで以上に清潔な水が必須な状況下で、イエメンの人々は水確保のため国際支援に頼るしかありません。恒常的な食料不足にも見舞われ、人口のほとんどが一日一食しか口にできていません。このため、栄養失調になる子どもたちの数も依然増加傾向にあります。

こうした中、先週、ICRC総裁のペーター・マウラーがイエメンを訪問。世界最大の人道危機に対する国際社会の支援が減少の一途を辿っている現状を危惧し、国際社会にさらなる支援を訴えました。
 

 

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地元の人々へのインタビューや日々の暮らしぶりなど、映像素材は以下のリンクからダウンロードください。
https://www.icrcnewsroom.org/story/en/1958/yemen-amidst-aid-funding-shortfall-millions-are-threatened-by-water-and-food-shortages
 
  • 撮影場所:イエメン(アデン、タイズ、サアダ、ハッジャ、ムカッラ、サヌア)
  • 全体尺:12分35秒
  • クレジット:赤十字国際委員会(ICRC)

放送用の高画質映像(B-ROLL)がダウンロード可能ですが、未登録の方は、同ページ右上のRegisterからご登録をお願いします。ダウンロードおよび使用は無料です。使用される際は、提供元として「赤十字国際委員会」の表記をお願いします。 

以下はイエメンの最新状況です。
映像と併せて、ニュース番組やオンラインニュースで奮ってご使用ください。

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今年6年目に突入したイエメン紛争で国のシステムや人々は疲弊し、人口約3000万人のうち2400万人(国民の5人に4人)が生きるための支援を必要としています。

ところが、この世界最大の人道危機に対する国際社会の支援は、足りないどころか、ここに来て減少の一途を辿っています。

「日々必要な量の食料を支援に頼らざるを得ませんでしたが、多くの支援組織が食料支援をストップしているため、近所で一致団結して助け合いながら日々をしのいでいる感じです」と、3人の子を持つアリさんは語ります。

水道設備の恩恵を受けるのは人口のたった3割で、その設備でさえ長引く紛争で破壊され、修理もままなりません。1500万人超が安全な水の確保に日々奮闘しています。

「ここには清潔な水がなく、水道事業も止まっているので、飲み水を運ぶトラックが到着するまで外で何時間も待たなければなりません」と語るのは、4人の子どもを持つオムさん。

ポリタンク持参で給水の順番待ちをしながら語ります。トラック以外で水を確保する手段は、数キロ歩いて水源までいくこと。これは多くのイエメン人の日課となっていて、子どもたちも水汲みに駆り出されます。

「徒歩で長距離を水汲みに出かけなければならず、教育の時間が奪われています。ロバに水を運んでもらわなければならず、事故も多いです」。

不衛生な水による健康被害も深刻です。コレラや下痢に罹患するケースが2016年10月から顕著になる一方で、2000万人近くは医療サービスへのアクセスを持ち得ていません。

今年上半期のイエメン支援を謳った国際会議で提示された支援目標額には、いまだ半分程度しか到達していません。

「重要なのは、戦争や暴力で窮地に陥っている人々の存在を世界が忘れないということ」と、イエメン訪問時にICRCマウラー総裁は訴えました。

赤十字が現場の人々の命や生活に継続的に寄り添い、命綱となるインフラを補強するには、国際社会の引き続きの関心と支援が欠かせません。

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映像の詳細な内容については、上記リンク内のSHOTLISTを、またイエメンにおけるICRCの活動データに関してはNotes for editorsをご覧ください。

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会社概要

赤十字国際委員会

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URL
https://jp.icrc.org/
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都港区赤坂1-11-36 レジデンスバイカウンテス320
電話番号
03-6628-5450
代表者名
榛澤 祥子
上場
-
資本金
-
設立
1863年02月