台湾発のグローバルSaaS企業「Kdan Mobile」日本市場での事業展開を強化

株式会社Kdan Japan

株式会社Kdan Japan(日本本社:東京都千代田区、代表取締役社長:ケニー・スー、以下 Kdan Japan)は、日本市場での事業展開を強化する旨を発表いたします。

近年、より多くの海外企業が日本市場へ進出しており、外資系企業として活躍しています。私たちKdanも、日本のビジネス環境が好ましいと判断し、この度日本進出を決定いたしました。私たちはSaaSやSDK・APIなどの関連技術サポートを提供しており、それらを通じて、日本企業のDX推進に貢献したいと考えています。現在、日本の電子サインシステム市場について年間成長率28.6%と予測されているものの※1、依然、未開発市場が約7割を占めているため、私たちが貢献できる余地はまだまだあると感じています。


※1.出典:富士キメラ総研「ソフトウェアビジネス新市場 2022年版」


  • 米国に次いで日本法人を設立                           

Kdan Japanは、Kdan Mobileの日本法人です。Kdan MobileはグローバルなSaaS企業で、台湾に本社を置き、中国、米国、日本、韓国で事業を展開しています。2009年に設立されたKdanは、ビジネスにおいて、特にクリエイティブ制作の現場における生産性・創造性向上を目的としたサービスを提供しています。現在は全世界でアプリは累計2億以上のダウンロードをされており、1,200万人のユーザーにご愛顧いただいています。


当社は日本市場を世界中で第2の注力市場と位置付けています。昨年から、LINE WORKSおよびMicrosoft Teamsとの連携を強化していますが、こちらも日本での展開を加速しています。日本市場においては、BtoBサービスをメインに提供したいと考えています。

  • Kdanにとってのビジネスチャンス                        

近年、観光業界や建設業界、介護関連の業界からDXに関するお問い合わせをいただき、市場の潜在性を気づきました。これらの業界では、デジタル技術の活用による業務効率化やサービスの向上が期待されています。私たちKdanは、メインサービスである電子サインサービス「DottedSign」(ドットサイン)およびPDF編集アプリ「PDF Reader」を提供することでそれらの業界を支援したいと考えています。しかし、これらの業界では既存のシステムからの変化を懸念する企業もしばしば聞かれます。しかし、私たちは既存の基幹システムと接続・連携した利用が可能なサービスも提供しているため、Kdanが提供する基幹システムに依存せず、一社一社に合わせたDX推進をご提案することも可能なことが強みです。


1.日本が抱える高齢化問題|介護業界はIT活用に注目                

 高齢化社会の進行に伴い、介護職は人手不足、サービスの質に悩まされています。介護職に就いている方は、できるだけ非効率な作業は効率化し、「ヒト」に向かい合う時間を増やしたいのです。こうした状況を受けて、DottedSignは医療、介護事業者様に向けた以下のような電子サインソリューションをご提供します。


人手不足への対策

日々の記録、毎月の請求業務などの書類タスクをデジタル化することができます。電子サインを導入した介護事業所では、1ヶ月で事務業務にかかる時間を最大10時間削減をすることができます。その空いた時間を、スタッフは利用者のケアに充てることが可能になります。


中高年齢層のユーザーに対しての配慮

操作が複雑なPC端末だけでなく、直感的に操作をすることができるモバイル端末やタブレット端末も使用してサインを作成することができます。その場で書類の説明を行い、さらに画面をズームすることで文字をより見やすくすることなどもできます。よりわかりやすくて簡単なユーザー操作、シンプルな契約締結を実現します。


プライバシーの保護

診断記録や利用者名簿など機密文書を一元管理することができます。その上で、メンバーのアクセス許可を設定することなどができるため、利用者の個人情報を守ることができます。


2.2025年万博開催|観光立国に向けたDX業界のビジネスチャンス

2025年に開催される万博は、観光業界における重要な国際イベントであり、多くのビジネスチャンスが創出されます。国内外からの訪問者の増加により、観光需要が急増する見込みがあるからです。この機会を活かし、観光関連の事業展開を進めることで、成果をあげましょう。


さらに、観光業界の成長にはDX推進が欠かせません。デジタル技術の進歩により、観光業界でも新たなビジネスモデルやサービスが誕生しています。DottedSignが観光業界様に提供する電子サインソリューションは以下のようなものです。


簡単かつ直感的なお客様体験を提供

テンプレート文書を使い、観光をしにきたお客様が必要な情報を短時間で簡単に入力できるようにします。さらに、DottedSignの対面署名機能は、宿泊や観光施設の申込手続きなどの際に生まれる無駄を省きます。


仕入先・既存お客様との関係維持・強化

セルフサービス型の署名プロセスを用いることで、イベントのサプライヤー、国内外のOTA、観光センターは、簡単に署名を集めることができます。DottedSignのリモート署名機能や一括送信機能を使えば、一度に複数の受信者と連絡を取ることができるため、ワークフローをよりスマートに行うことが可能です。


アジャイルワークフローで、生産性向上の実現

しばしば分断されがちである、部門間におけるコミュニーケーションも明確に把握しましょう。DottedSignでワークフローを管理することで部門間でのドキュメントの進捗も一元的に素早く追跡できるようになります。

 

3.建設業の需要が拡大|DX導入のチャンス

日本では、先々を見据えた大規模なイベント計画が数多く進行しています。例えば、大阪万博に伴う会場の建設や周辺の整備もその一環です。他にも、2027年に開業予定のリニア新幹線をはじめ、高速道路などの大規模な建設プロジェクトも順調に進んでいます。このため、建設業界においてDX需要が拡大する見込みがあります。DottedSignは建設業界に向けて以下のような電子サインソリューションを提供します。


現場でのプロジェクトや書類への署名を効率的に管理

モバイル端末を使ったあらゆる承認手続きや、署名フォーム、契約書への署名を簡単に行えるようになります。デジタルワークフローを構築することで、書類作成に費やす時間やコストの節約ができます。


高水準のセキュリティで大切な文書を保護

機密文書や契約書を安全に保管するための高水準セキュリティ機能が備わっています。例えば、ワンタイムパスワードシステム(OTP)で、オンライン上での署名を安全に行ったり、チームメンバーのアクセス権限の管理を行って文書改ざん、漏洩の恐れを取り除いたりすることができます。


書類業務に費やす時間を減らし、プロジェクトにリソースを集中

ラベル機能や検索機能により、ドキュメントの分類、整理、検索が簡単にできるようになります。文書の整理や検索にかかる無駄な時間を削減し、プロジェクトに集中することができます。

  • 今後の展開                                   

日本政府は近年、特に観光業界の振興やDXの推進に力を入れています。観光立国を目指すために、観光業界への支援やインフラ整備、観光施設の拡充などが行われています。また、デジタル技術の活用やイノベーションへの取り組みも重視されており、DX推進に向けた政策も展開されています。


今回、業界として挙げた介護業界や観光業界、建設業界のお客様からの市場フィードバックはKdanにとって重要な情報源です。お客様のニーズや要望を把握し、それに合わせたサービスやソリューションを提供することが求められています。お客様の声をいただき、市場の機会を見極め、戦略的な展開を行っていきます。

1.短期目標:介護業界、建設業界、観光業界に注力            

当社は、介護業界、建設業界、観光業界におけるソリューションの提供やパートナーシップの構築に注力しています。これらの業界においては、特に外国労働者との雇用契約や宿泊・観光施設に関連する契約など、利用シーンが幅広く存在します。Kdanはこれらの効率化を支援し、各業界の課題解決やイノベーションを促進することで、社会の発展に寄与し続けることが期待されています。


2.中期目標:SIパートナーと目指す市場拡大

SIパートナーとの連携により、Kdanのソリューションがさらに幅広い業界や市場に導入されること狙います。当社は、SIパートナーに対して技術的なサポートやトレーニングプログラムを提供し、パートナー企業の成長を支援します。


また、SIパートナーとの協業により、新たなビジネスチャンスを創出します。共同プロジェクトやお客様への共同提案などを通じて、より包括的なソリューションを提供し、お客様ニーズに対応します。


3.長期目標:日本企業の海外市場進出・グローバル展開に貢献

今後アジア、ヨーロッパ、アメリカなど、グローバルに事業を拡大していく中で、弊社の提供するSaaSやSDK・APIなどの関連技術サポートを導入することは、日本企業にとって有利に働きます。最適化されたDXを実現することができるというだけでなく、常に変化をし続けるグローバルトレンドの中で、国際的な人材プールとネットワークをもつKdan Japanと日本企業が提携することのメリットがあるのです。

  • 終わりに                                    

2025年の万博では、来日する観光客数が大幅に増加することが予測されます。これに伴い、建設業界、観光業界、飲食業界などの需要はますます高まることが予想されます。当然のことながら、宿泊・観光施設のチェック手続きなどの効率化は求められることは明白でしょう。

また、それだけでなく、それらの業界では労働力不足を解消するために、海外からの労働者を数多く抱えることになります。その際に必要になる雇用契約をはじめとする署名タスクの管理にDottedSignは最適です。効率的かつ迅速な業務処理を実現します。

 

 2025年の万博では、持続可能な開発や地域活性化などといったテーマが重要視されています。当社は、観光業界におけるDXの推進と持続可能な発展への貢献に力を注いでいきます。革新的なプロダクトの開発や環境への配慮を通じて、観光業の成長と地域社会の発展に貢献していきたいと考えています。

  • 【Kdan Japan 会社概要】

Kdan Japanは、Kdan Mobileの日本法人。Kdan Mobileは、2009年に設立、グローバルなSaaS企業で、現在は台湾に本社を置き、中国、米国、日本、韓国で事業を展開。ビジネスとクリエイティブ制作の現場における生産性・創造性向上を目的とした電子サインサービス「DottedSign(ドットサイン)」やPDFドキュメント編集アプリ「Document 365」、クリエイティブ制作アプリ「Creativity 365」、クラウドサービス「Kdan Cloud」などを提供している、全世界でKdanのアプリは累計2億以上のダウンロードがされており、1,200万人のユーザーをもつ。

所在地:東京都千代田区神田美土代町9-7 千代田21ビルディング9階

代表者:代表取締役社長 ケニー・スー(Kenny Su)


公式HP:https://www.kdanmobile.com/ja/

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

株式会社Kdan Japan

5フォロワー

RSS
URL
https://www.kdanmobile.com/ja
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区神田美土代町9-7 千代田21ビルディング9階
電話番号
-
代表者名
ケニー・スー(Kenny Su)
上場
未上場
資本金
-
設立
2023年03月