製造業向け3Dドキュメントツール『3D Docs』と設計レビューツール『Issues』が主要3D CADのネイティブ形式に対応

SolidWorks, Inventor, Creo, CATIA, NXに対応

Scene 株式会社

ものづくりのワークスペース「Scene Workspace」を開発・提供するScene株式会社(代表取締役:ビジャヤン・スワティナト/本社:東京都渋谷区)は、ミッションである『革新者を力づけ、物理世界の変革を加速する』のもと、3Dドキュメントツール『3D Docs』および設計レビューツール『Issues』において、各種3D CADソフトウェアのネイティブ形式対応を開始しました。

対応背景

従来、異なる3D CADツール間でのデータ共有は、中間フォーマット(例:STEP形式)への変換を経て行われることが一般的でした。しかしこの方法では、以下のような課題がありました。

  • 変換作業に時間がかかる

  • 変換後に属性情報や履歴が欠落する

  • 結果的に効率的なコラボレーションを阻害する

Scene社が提供する『3D Docs』および『Issues』は、3D CADデータを活用し、作業指示や設計レビューの効率化を実現するDXソリューションです。今回のアップデートにより、中間フォーマットを介さずに直接ネイティブ形式を扱えるため、よりスムーズで高品質な情報連携が可能となります。

新たに対応したファイル形式

以下の主要CADソフトウェアのネイティブ形式に対応しました。これにより、ユーザーはオリジナルデータをそのままアップロードし、レビューやコメントのやり取りを行うことができます。

  • SolidWorks:SLDASM, SLDPRT

  • Inventor:IPT, IAM

  • Creo / ProE:ASM, PRT

  • CATIA V5:CATPart, CATProduct

  • CATIA V6:3DXML

  • NX:PRT

この対応により、設計変更の履歴管理やデータ欠損リスクの低減にも寄与します。

ネイティブ形式対応による効果

主なメリット

  • 中間フォーマット変換が不要となり、属性・PMIなどの重要情報を損失せず共有可能

  • 異なるCADツールを用いるパートナー企業とも高速にコラボレーションが可能

実現できる利用シーン

  • デザインレビュー

    • 協力会社が異なるCADを使用していても変換不要でファイル共有が可能

    • 社内の誰もがCAD環境を持たずともデータ閲覧でき、横断的な設計レビューが実現

  • 作業指示

    • CADツールを持たない担当者でも3Dモデルを活用して作業指示書を作成・展開可能

    • 属性情報やPMIを含む3Dデータを製造現場で直接参照し、3DA正やモデルベース業務の構築を支援

『3D Docs』とは

設計部門から、生産技術、製造部門、メンテナンス部門の各業務で利用可能なドキュメント作成ツール

3D Docsは、3D CADデータを用いた3Dドキュメント作成ツールです。経験豊富なベテラン社員のノウハウの消失や、CADソフトとオフィス製品の往復による資料作成工数、設計変更による工程や手順の修正などによるリードタイム増は大きな課題として存在しています。新人でもわかりやすい良質な資料を高速で作成でき、情報共有のリアルタイム化を実現できます。それにより、コンカレント化で立ち上げの納期短縮に貢献します。

詳細はWebページも御覧ください

https://www.scene.space/3d-docs

活用事例も以下にご紹介します。

3Dドキュメント 作成ツール『3D Docs』 を理化学機器大手のヤマト科学が導入

組立手順書の早期展開・作成時間の30%削減を実現

https://www.scene.space/case/83.html

『Issues』とは

設計部門、生産技術、製造部門、メンテナンス部門などからの指摘や課題を収集し、一元管理が可能

ブラウザで簡単に3D CADが表示・共有でき、最新のCADデータに直接コメントをすることで組織の開発効率を高めることができます。

従来は、対面会議だけでDRや設計の課題抽出を行っているため、指摘漏れやレビューの長期化を招き、開発日程に遅れが発生していました。

SceneのIssuesにより、任意のタイミングで指摘をすることができるため、品質を維持しながら、開発の手戻りを防ぎ、フロントローディングを実現することに貢献します。

詳細はWebページも御覧ください

https://www.scene.space/issues

活用事例も以下にご紹介します。

【自動化設備の設計レビュー改革】

セイコーエプソン株式会社がSceneの『Issues』導入で、

レビュー業務の工数を50%削減、後工程の手戻りを10%防止、フロントローディング実現へ

https://www.scene.space/case/500.html

お問い合わせと展示会のお知らせ

ご興味のある方は是非sales@scene.spaceまでご連絡下さい。

ホームページより資料のダウンロードも可能です。

Scene : https://www.scene.space

また今後出展予定の展示会は以下となります。

是非、お立ち寄りいただき、デモなどをお見せできれば幸いです。

第28回 設計・製造ソリューション展 [大阪]

会期: 2025年 10月1日(水)~10月3日(金)

会場: インテックス大阪

会社概要:

Scene株式会社

代表者:代表取締役 ビジャヤン スワティナト

所在地:東京都渋谷区桜丘町11-6 DAGビル302号室

設立:2019年12月

事業内容:ものづくりAIワークスペース「Scene Workspace」の開発・提供

URL:https://www.scene.space/

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会社概要

Scene 株式会社

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URL
https://scene.space/
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区桜丘町11-6 DAGビル302号室
電話番号
-
代表者名
ビジャヤン・スワティナト
上場
未上場
資本金
8900万円
設立
2019年12月