高齢者向け健康測定事業「はつらつ測定会」にて、体力測定アプリ「yoctoHTRTFit」が正式導入
TUGテストをはじめとする身体機能を簡便に評価、LINE連携で記録の確認も可能に
ヨクト株式会社(本社:福岡県福岡市、代表取締役:河野敬文)は、当社が開発した体力測定アプリ「yoctoHTRTFit」が、東京都足立区が主催する高齢者向け健康測定事業「はつらつ測定会」にて正式導入されたことをお知らせいたします。
■「yoctoHTRTFit」について
「yoctoHTRTFit」は、TUGテスト(Timed Up & Go)を中心とした身体機能測定を、簡便かつ正確に行えるアプリです。当社のIoTヨガマット「yoctoMat」とスマートデバイスを連携させることで、わずか数秒の動作から歩行能力やバランスの安定性を自動で可視化します。
本アプリは、既存製品「yoctoStabiFit」をベースに、足立区の施策に合わせてカスタマイズ開発されました。現在は区民の健康維持を目的とした「はつらつ測定会」で活用されており、測定の簡略化・効率化に貢献しています。
また、計測結果は足立区LINE公式アカウント「あだち脳活ラボ」と連携しており、参加者は自身の測定履歴をスマートフォンからいつでも手軽に確認できる仕組みも整備されています。
■「はつらつ測定会」について
「はつらつ測定会」は、足立区が65歳以上の区民を対象に実施する、無料の体力・認知機能測定イベントです。事前申込は不要で、区内各所にて定期的に開催されています。

主な測定項目
・TUG歩行テスト(Timed Up & Go Test:高齢者の身体機能を評価するテスト)
・5回立ち上がりテスト
・開眼片足立ち
・握力測定
・認知機能測定(タブレット使用)
TUGテストでは、「yoctoHTRTFit」によって歩行速度やバランスの揺れなどを数値で“見える化”することで、本人や支援者が「現在の状態」や「小さな変化」に気づきやすくなり、フレイル予防や生活支援に活用されています。
■「yoctoHTRTFit」による測定の特長
TUGテストでは、yoctoHTRTFitによって歩行速度やバランスの揺れなどを数値で“見える化”することで、本人や支援者が「現在の状態」や「小さな変化」に気づきやすくなります。これにより、フレイル予防や生活支援への活用が期待されています。
〈yoctoHTRTFitでの測定イメージ〉
TUG歩行テスト
yoctoMatのセンサーが、椅子から立つ、歩く、戻るまでの一連の動きを検知し、歩行速度やバランスの揺れなどを数値で“見える化”して自動計測します。

5回立ち上がりテスト
yoctoMatのセンサーが、立ち上がりと座る動作の回数と時間を自動計測します。

開眼片足立ちテスト
yoctoMatが足の接地状態を検出し、片足になった時点で測定を開始。両足が接地すると計測が終了します。

測定結果はその場で提示されるほか、記録はLINE連携により後日確認も可能です。
■今後の展開
ヨクト株式会社は、地域行政・医療・介護の現場と連携し、科学的根拠に基づく健康支援ツールの開発と社会実装を推進してまいります。「yoctoHTRTFit」は、誰もが気軽にフレイル予防に取り組める地域インフラ型プラットフォームとして、他自治体・介護施設・地域包括支援センター等への展開も視野に、さらなる活用領域の拡大を目指します。
【参考リンク】

yoctoStabiFit(運動機能評価アプリ)

yoctoHTRTFit(地域健康支援アプリ)
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足立区「はつらつ測定会」案内ページ
https://www.city.adachi.tokyo.jp/care-s/sokuteikai.html -
LINE公式アカウント「あだち脳活ラボ」紹介ページ
ヨクト株式会社


2017年設立。福岡県福岡市を拠点に、IoT技術とウェルネス領域を融合させたプロダクトを開発するスタートアップ企業です。
世界初の重心センサー搭載IoTヨガマット「yoctoMat」や、AIを活用した「yogaPose AI」など、個々の心身状態に寄り添うウェルネスソリューションを展開しています。
2025年には、米国・ラスベガスで開催される世界最大級のテックイベント「CES 2025」のJapanパビリオン出展企業に選出され、国際的にも高い評価を獲得しています。
商号:ヨクト株式会社(yocto Co.,Ltd.)
代表者:代表取締役 河野 敬文所在地:福岡県福岡市西区石丸3丁目6-28
設立:2017年2月15日
事業内容:システム開発・ウェルネス事業
【本リリースに関するお問い合せ先】
ヨクト株式会社 広報
TEL:092-882-8757
Email:info@yocto-life.co.jp
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