物価高で関心急上昇!「お金の教育」が今必要な理由―「大人になって学んでおけばよかった」No.1に「金融知識」ランクイン

物価高騰やキャッシュレス化の影響で「お金の教育」への関心が急上昇し、キッズ・マネー・スクールの開催依頼が昨年比150%増。新年度を前におこづかい教育のニーズも拡大中。

お金の教育が今必要な理由

キッズ・マネー・スクールを運営する一般社団法人 日本こどもの生き抜く力育成協会(代表理事:三浦康司、東京オフィス:東京都港区新橋)は、2025年2月に子育て世代を対象としたアンケート調査を実施。その結果、「大人になって学んでおけばよかった」の質問の回答に「金融知識」がランクインするなど、子育て世代が抱えるお金への不安感が、子どもの将来への不安・金銭教育への関心の高まりに繋がってることが明らかになり、キッズ・マネー・スクールへの問い合わせ増加の背景が改めて浮き彫りとなりました。

【物価高騰で高まる「お金の教育」への関心―73%の保護者が子どもの将来に不安】

日本全国で物価の上昇が続くなか、子どもたちの「お金の教育」への関心が高まっています。今年1月の消費者物価総合指数は前年比4%上昇し、2年ぶりの高水準に。さらに、マクドナルドやすき家といった大手外食チェーンも3月に一部商品の値上げを発表。一部地域では指定ごみ袋の価格が3倍に値上げされるなど、生活にかかるコストは上昇を続けています。

こうした状況の中、一般社団法人 日本こどもの生き抜く力育成協会が実施した調査では、73%の保護者が「子どもの将来が不安」と回答。数ある学びの中、「大人になって学んでおけばよかった」と思う項目のトップが「金融知識」となった結果から、先行きの見えない「物価上昇による生活費の負担増」「将来の収入への不安」がその主な要因となっていることが伺えます。また、子育て世代の不安をもとに、子どもたちへのお金に関する教育ニーズの高まりが浮き彫りになっています。

【子どもの金銭教育の方法に悩む家庭は多い ーおこづかいはいつから?いくら?】

しかし、低年齢層への金銭教育の必要性を感じながらも、「どう教えたらよいかわからない」と悩む家庭は少なくありません。特に、日本でもキャッシュレス化が進み、子どもたちが現金に触れる機会が大幅に減少しています。そのため、実際にお金をやりくりする感覚を身につける機会が乏しくなっているのが現状です。

 キッズ・マネー・スクールに参加した保護者からは、

「子どもがおつりの概念を知らなかった」

「現金での買い物を見せる機会がない」

「クレジットカードを魔法のカードだと思っている」

といった声が多く聞かれます。特に、スマートフォン決済やカード払いが急速に広まり、日常の買い物でも「お金を直接手渡す」「おつりを受け取る」といった体験が少なくなっていることが、子どもたちの金銭感覚に影響を与えていることがわかります。

また、新年度は進級や入学などで生活環境が変わるため、おこづかいを始める家庭が増える時期でもあります。小学校入学を機に渡し始める家庭や、学年が上がるタイミングで金額を増やす家庭も多く、新しい環境に合わせて金銭教育を意識するケースが増えています。

一方で、

「毎月一定額を渡すべきか、お手伝い制にするべきか悩む」

「いつから始めるか、いくらあげるのが適切かわからない」

「おこづかいを貯める習慣をどう身につけさせるか」

といった悩みを抱える保護者も多く、具体的な方法が分からず手探り状態の家庭も多いようです。

4歳から参加可能な「おみせやさんごっこ」の様子

【キッズ・マネー・スクール需要拡大。開催依頼数が昨年比150%増加】

このような背景から、子どもへのお金の教育を専門とする「キッズ・マネー・スクール」では、2025年に入り開催依頼数が昨年比150%増加。今年はすでに全国で300回以上のイベントが開催されており、今後開催予定のイベントも満席・キャンセル待ちが相次いでいます。

当スクールでは、金融広報中央委員会発行の「金融教育プログラム―社会の中で生きる力をはぐくむ授業とは―」に基づき、年齢やテーマに応じたコンテンツを企画。4歳からの子どもが楽しく学べる機会を提供しています。

◇年中~小学4年生:おみせやさんごっこ(テーマ:職業体験)

お子さまにお金の成り立ちや基本知識を楽しく学んでもらい、正しい金銭感覚を身につけるプログラムです。自分たちで商品を用意し販売することを通じて、働くことの楽しさと大変さを知ってもらい、日頃働いている保護者の方へ感謝の気持ちも育みます。

◇年中~小学2年生:ワクワクおかいもの大作戦!(テーマ:おかいもの体験)

現在の子どもたちは、昔に比べてひとりでおつかいに行く機会が減っていると言われています。「おかいもの大作戦」では、お買い物の疑似体験を通して、お金や物の価値やお金の使い方、家族の一員としてお手伝いをする喜びを実感します。

◇小学1~6年生:うらしまさんも驚いた!便利なお金(テーマ:キャッシュレス体験)

クレジットカードや電子マネーなどの電子決済をテーマに、お金を正しく使う知識を学びます。見えるお金も見えないお金もどちらも大切なお金であることを、外出先で電子マネーを使った決済をする模擬体験を通じて楽しく学びます。

◇小学3~6年生:こども投資チャレンジ(テーマ:投資体験)

投資の基本である「集中」「分散」「売却」を、ゲームを通じて楽しく体験しながら学びます。3つの基本を理解した後は、自分で投資方法を選び、実際にお金を増やすチャレンジ!投資ゲームを通じて、将来に役立つ賢いお金の使い方も自然と身につきます。

また、子どもがワークショップに取り組んでいる間には、保護者様向けのお金のセミナーも実施。おこづかい教育の考え方や、子どもの将来のためのお金の備え方など、「子ども×お金」をテーマにお伝えしています。

イベントに参加者した子どもからは「1円も大切なお金だってわかった」、「お父さんお母さんが働いてもらったお金をもっと大事に使おうと思った」、保護者の方からは「子どもにお金のことをどう教えていいのか分からなかったので、とても参考になった」「新学期からおこづかいを始めてみたい」とご好評いただいています。

【今後の展開】 

政府が、2028年度末までに金融経済教育を受けた人の割合を、現状の7%から20%に増やす方針を固めるなど、日本の金融教育に対する需要は今後も増加し続けていくことが予測されます。

そんな中、キッズ・マネー・スクールは子どもたちに楽しく体験しながらお金について学んでもらえるよう、コンテンツの拡大・拡充を進めます。また、保護者の方からは新年度を目前に「おこづかいの使い方を学ばせたい」との声も多く、春休み中の開催も予定しています。すでに満席・キャンセル待ちも相次いでおり、参加者様からは追加開催のご要望も多くいただいています。

全国の開催スケジュールはこちら

https://kids-money.com/schedule

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会社概要

URL
https://kids-money.com/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
東京都中央区銀座8丁目19−18  第三東栄ビル 801号室
電話番号
050-3138-3560
代表者名
三浦 康司
上場
未上場
資本金
-
設立
2017年06月