三井物産デジタル・アセットマネジメント、ChatGPTの社内利用方針を決定 -セキュリテイ・プライバシー保護とアセマネ業務効率化の両立を目指す-

三井物産デジタル・アセットマネジメント(以下「当社」)はアセットマネジメント業務の効率化、生産性向上を推進するため、ChatGPTの社内利用方針を決定しました。
この方針に基づき、プロダクト開発部門から、コーポレート部門まであらゆる領域においてドキュメント作成、プログラミングなどの業務でChatGPTのパイロット利用を進め、業務負荷の軽減、作業時間の短縮を図ります。

  • 背景
当社は不動産・インフラなど実物資産を裏付けとしたデジタル証券ファンドの組成、運用、販売を一気通貫で展開する日本初のデジタルネイティブなアセットマネジメント会社を目指しています。開発力こそが競争力の源泉であると捉え、複雑でアナログなアセットマネジメント業務のプロセスを効率化、自動化すべく、社員の約4割を占めるソフトウェアエンジニアが自社開発で、全ての業務プロセスをソフトウェアに乗せていくことを目指しています。

現在LLM(大規模言語モデル)など技術の急速な進展により、これをベースにしたChatGPTなどのサービスのタスク自動化、業務効率化などの実用性が高く評価されています。金融機関として重視すべきセキュリティ・プライバシー保護と、先端技術活用による生産性向上を両立させるため、社内利用方針について検討してきました。

このたびOpenAI社が提供するChatGPTの情報活用方針(機械学習への活用有無を含む)を確認、外部サービスの活用にかかる社内審査を終えたため、利用を進めていきます。

なお、こうした技術・サービスの進展は日進月歩であり、今後サービス概要の変更、あるいは社会情勢の変化により社内利用方針を変更する可能性があります。またLLMを活用した新サービスが登場した際には、そのサービスの特性、情報活用方針を踏まえ、当社における社内利用方針を策定していきます。

 
  • 対象サービスと想定するユースケース例
対象サービス ユースケース例
ChatGPT 入力データが機械学習へ利用されるため、公開情報のみの入力とし、Web検索の代替やアイデアの発散などに活用
API(Slack)を介したChatGPT 入力データが機械学習に利用されることはないため、公開情報に加え、社外秘情報の入力も認め、プログラミングやドキュメント作成などの効率化に活用

 

 

  • 利用者の心構え

以下に留意した上で、発想を広げる、効率的に情報を整理・共有するなどといった場面で、扱う情報に注意しつつ活用する。

・情報の正確性に対する理解と留意点
これらサービスは機械学習に基づいた自然言語処理技術を利用しており、確率的にもっともらしい答えを生成しているものであって情報ソースや論理に従って100%正確な情報を提供してくれるわけではない。
利用者は、提供される情報を適切に判断し、自己責任において利用する必要がある。

・セキュリティとプライバシー保護の重要性の認識
利用者は、プライバシー保護とセキュリティの重要性を認識し、顧客情報や機密情報の漏洩を防ぐため、各サービスの機械学習への活用有無など特性に応じた社内利用方針に基づいた活用が求められる。
 

  • 「ALTERNA(オルタナ)」事前登録を受付中

現在当社ではデジタル証券を活用した資産運用サービス「ALTERNA(オルタナ)」の、事前登録を受付中です。関係当局の承認後の提供を目指しています。
事前登録いただいた方には、「ALTERNA」のサービス紹介に関する情報提供の他、案件へのお申込多数の際の抽選時に優先的に当選できるなどの特典を検討しています。ご希望の方は以下のページより登録をお願いします。
https://alterna-z.com/


 

  • 「ALTERNA(オルタナ)」の特長

現在開発中のALTERNAの特長は以下の通りです。
・三井物産グループが提供
ALTERNAは三井物産グループの資産運用会社である当社が始める新しい資産運用サービスです。

・プロ品質の安定資産
上場株式などに比べて価格変動しにくい、既に安定稼働している不動産やインフラなどが投資対象です

・スマートフォンで完結
スマートフォンさえあれば、口座開設から投資まで全ての手続きを全てペーパーレスで完結できます

・分かりやすい情報開示
投資経験がある方・ない方どちらにも、わかりやすい・理解しやすい情報をご提供します
 

  • デジタル証券について

ALTERNAで提供する商品は、主に不動産やインフラなどを裏付けとした、デジタル技術を用いて電子的に発行されるデジタル証券(ST:セキュリティ・トークン)です。

2020年施行の改正金融商品取引法で解禁され、新たな投資資産として注目されています。当社ではこれまで4件の組成実績があり、小口化された受益証券を公募で個人のお客さまに提供しました。総合課税(雑所得)ではなく申告分離課税の対象になるなど、税制面でもメリットがあります。
 

  • 事業拡大に伴い金融スペシャリストを募集

当社では業容拡大に伴い、マーケティング、コンプライアンス、アセットマネジメント、セールス、インターンなどの各方面で採用活動を強化しています。
ご興味をお持ちの方は以下よりエントリーをお待ちしています。

当社の採用ページ:
https://herp.careers/v1/mitsuix
 

  • 三井物産デジタル・アセットマネジメント株式会社について

当社は不動産・インフラなど、実物資産を裏付けとしたデジタル証券ファンドの組成、運用、販売を一気通貫で展開する日本初のデジタルネイティブなアセットマネジメント会社を目指しています。関係当局の承認後に、デジタル証券で資産運用できるサービス「ALTERNA」の提供を開始予定です。本サービスの提供を通じて将来のために資産運用をしたいが一歩踏み出せずにお金を眠らせてしまっている方の資産形成に、新たな選択肢を提供していきます。

本社  :東京都中央区日本橋堀留町1丁目9−8 人形町PREX 4階
代表者 :代表取締役社長 上野 貴司
設立  :2020年4月1日
業登録 :金融商品取引業者 関東財務局長(金商) 第3277号
     宅地建物取引業:東京都知事(1)第105400号
加入協会:日本証券業協会
     一般社団法人 第二種金融商品取引業協会
     一般社団法人 日本投資顧問業協会
コーポレートサイト:https://corp.mitsui-x.com/
本件のお問い合わせ:pr@mitsui-x.com 
 

すべての画像


ビジネスカテゴリ
証券・FX・投資信託
キーワード
ChatGPTNotion AILLM
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

URL
https://corp.mitsui-x.com/
業種
不動産業
本社所在地
東京都中央区日本橋堀留町1-9-8 人形町PREX 4階
電話番号
-
代表者名
上野貴司
上場
未上場
資本金
30億円
設立
2020年04月