三重県・明和町斎宮が舞台となった能演目「絵馬」を奉納する観世流・斎宮奉納薪能を開催します。

〜斎宮・竹神社ゆかりの地で繰り広げられる、五穀豊穣への祈りの舞〜

明和観光商社

 斎宮文化観光推進協議会(三重県明和町)は、2023年11月4日(土)18時~19時にさいくう平安の杜・正殿にて、三重県明和町斎宮と同地に現存する神社「竹神社」が舞台となった能演目「絵馬」を斎宮に奉納します。本年2023年は、斎宮制度1350年、史跡公園「斎宮跡」開演40周年、町制65周年など、国史跡斎宮跡および三重県明和町にとっても節目の年であることを記念して執り行われます。

能演目「絵馬」は、斎宮に遣わされた勅使が年の瀬に神社(現・竹神社)にまつわる2種類の絵馬の云われとなった神話ということで、今も斎宮に鎮座する竹神社(多気郡明和町斎宮2757-2)には、2種類の絵馬があります。能演目は、観世流で演じられ、秋の季節を感じることのできる狂言・柿山伏も上演します。かつて、祈る皇女・斎王が住まわれた歴史と神話の地、斎宮にて奉納される伝統芸能をお楽しみください。

【関連イベント】

 11月3日(金・祝)・11月5日(日)は斎宮の豪華絢爛な平安絵巻をデジタルアート表現するプロジェクションマッピングが開催されます。観覧していただくと、最新デジタルと伝統芸能の二方面から、斎宮を感じることができます。

詳細はコチラ▶https://x.gd/eH7EM

 

【日時】 2023年11月4日(土)開場:17:00

     開演:18:00(18:00〜18:15 狂言「柿山伏」

        18:15〜19:00 半能「絵馬」)

   終演予定:19:00 

【会場】さいくう平安の杜(三重県多気郡明和町斎宮2800)


【料金】1人 5,000円(自由席)

※事前申込必須

※定員に達し次第、販売終了

※お1人様2枚まで

購入はこちらから→ https://saikutakiginou.peatix.com/view


【プログラム・演者】

17時~ 開場

18時~18時15分 狂言「柿山伏」(かきやまぶし)


山伏   野村又三郎

畑主   野村信朗

18時15分~19時 半能「絵馬」(えま)

天照大神  観世喜正

姥     奥川恒成

手力雄命  中所宜夫

天鈿女命  石井寛人

勅使    矢野昌平

笛     竹市 学

小鼓    大倉伶士郎

大鼓    山本寿弥

太鼓    井上敬介
※当日演者が変更になる場合があります


【あらすじ】
 年末(現在の節分)に時の帝の勅使として伊勢神宮に遣わされ、斎宮(現在の三重県多気郡明和町斎宮)にて参拝しました。そして節分(昔の大晦日)の夜、絵馬が掛けられる行事が神社(現在の竹神社)で行われるため勅使はそれを見物してから都へ帰ろうと思いました。
 行事が行われるのを神社で待っていると夜中に年老いた翁と婆が参詣しに来ました。
 翁は白い馬の描かれた絵馬、老婆は黒い馬の描かれた絵馬を持っていました。
 実は白い絵馬は晴れを黒い絵馬が雨を意味し、神社に掛けられる絵馬により、翌年晴れが多いか雨が多いかが分かるというもので、毎年どちらかの絵馬が掛けられていました。
 二人は自分の絵馬を掛けると言い争っていましたが、最後に、お互いの絵馬を並べて掛けることにしました。
 すると晴れの日と雨の日が半分ずつある年になるようにと祈願することにしたのです。
 そして二人は、その様子を見ていた勅使に自分たちは神様だと明かし、夜明けにまた逢おうと言い、姿を消しました。
 夜明けに、男神と女神が現れ、そして天照大神が登場しました。三神は舞ながら「天の岩戸隠れ」の様子を再現し、国の繁栄を祝います。

※斎宮(さいぐう、さいくう、いつきのみや):天皇の代わりに、伊勢の神に仕える皇族の女性(斎王)が住むお宮を指す。

【主催】 斎宮文化観光推進協議会

【お問い合わせ】 一般社団法人明和観光商社 0596-67-6850

【キャンセルポリシー】 10月21日(土)以降のキャンセルによる返金対応は致しかねますのでご了承ください。

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会社概要

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URL
https://dmo.hana-meiwa.jp/
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
三重県多気郡明和町斎宮3039-2
電話番号
0596-67-6850
代表者名
千田良仁
上場
未上場
資本金
-
設立
2019年01月