イオンディライト「使い捨てプラスチック削減」に向けた取り組み 持続可能な社会の実現に向けた「環境配慮型商材」の提供を加速

イオンディライト株式会社

 イオンディライト株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長兼社長執行役員 グループCEO:濵田 和成、以下、「当社」)は、2030年までに使い捨てプラスチック使用量半減(2018年比)を目指す「イオン プラスチック利用方針」に基づき、イオングループ企業への店舗納入資材における環境配慮型商材の取り扱い数・取り扱い量を拡大しています。
◆イオンディライト株式会社 https://www.aeondelight.co.jp
  当社では、これまで2022年4月施行の「プラスチック資源循環促進法」にも対応したプラスチックから紙素材に変更した商材として、紙製のストロー・商品パッケージ、またバイオマスプラスチック素材に変更した商材では、食品用フィルム・レジ袋などの「環境配慮型商材」を各企業に提供しています。

 2021年度においては、紙・木製に切り替えたカトラリー類(スプーン・フォーク)約5,000万本の提供を行い、またストローの出荷量のうち、48%を紙製へ切り替え、カトラリー・ストローをあわせて、年間約150 t の使い捨てプラスチックの削減に寄与する予定です。
また飲料用のペットボトルのシュリンクラベル※1や米袋など、植物由来の原料を配合したバイオマスプラスチックやバイオマス由来の成分を含むインキを使用した包装資材の種類の拡充も行ってまいります。
 


  当社は、2022年度のイオングループ全体で年間 約500tの使い捨てプラスチック削減に向けた活動※2に寄与するとともに、持続可能な社会の実現に向け、2030年目標である、資材事業における環境配慮型商材の売上構成比50%を目指してまいります。

※1 シュリンクラベル 熱で収縮するフィルムで、様々な形態の容器に密着できるラベル
※2 イオン株式会社 2020年2月17日付 NEWS RELEASE「-グループを挙げて 使い捨てプラスチック削減に向けた取り組みを加速- カトラリーを紙・木に切り替え、店頭回収ペットボトルがトップバリュ商品に!」
(参考URL)https://www.aeon.info/news/release_35408/


■これまでの環境配慮型商材の拡充について
 当社では、2020年に策定された「イオン プラスチック利用方針」に基づき、イオングループ各店舗に対する店舗納入資材における環境配慮型商材の取り扱い数を増やしています。
素材を薄くする・軽くするといった従来の手法のほか、プラスチックから紙への変更や植物由来の原料を配合したバイオマスプラスチックの採用など、石油由来のプラスチック使用量の削減にも寄与しています。
またイオンのブランド、「トップバリュ」の環境配慮型商品のパッケージも、当社で手掛けています。

 ~プラスチックから紙への変更~
(紙ストロー)

 当社は2020年度より、強度と耐水性を兼ね備える4層構造とした、自社開発のストローの取り扱いを開始。本体と包装にはFSC認証紙(森林認証制度: 適正に管理された森林から産出した木材であることを審査・認証する制度の認証を受けた紙)を使用しています。
 

(紙パッケージ)
 トップバリュ商品の「糖質30%オフ素煎り4種のナッツ」において、期間限定の紙パッケージを当社で担当し、1パッケージあたり89%のプラスチック削減に。
また、このパッケージではバイオマス由来の成分を含むインキを使用。パッケージ変更に当たっては破れやしわを防ぐため、箱の寸法を見直すなどの工夫を行いました。

 

~バイオマス原料を使用した素材への変更~

(食品用フィルム)

 食品用フィルムにバイオマス成分を配合しています。
当社がパッケージを担当したトップバリュ商品、「パン・ド・ミ」のフィルムでは、バイオマスプラスチックを10%配合するとともに、バイオマス由来の成分を含むインキを使用しており、基準を満たした容器包装に付与される「トップバリュ環境配慮資材マーク」を取得しています。
 

(レジ袋)
 レジ袋有料化規定の対象外となる、バイオマス配合率25%を超えた30%、50%のレジ袋を取り扱っています。
当社のレジ袋は世界最大級の認証企業、UL社とSGS社※が構築した、バイオマスプラスチックであることを証明する世界統一規格「UL+SGS植物由来度認証プログラム」に基づいた認証を取得しています。
※UL社:Underwriters Laboratories, Inc.(アメリカ)、SGS社:SGS SA (Societe Generale de Surveillance)(スイス)
 ~その他~
(段ボール)

 当社で取り扱いしている段ボール全てをFSC認証の紙資材に切り替えました。
なお段ボールをはじめ、紙器・飲料カートンなど紙資材のFSC認証の扱いは2018年より推進し、現時点で約550種類に拡大しています。

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会社概要

イオンディライト株式会社

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URL
https://www.aeondelight.co.jp
業種
サービス業
本社所在地
東京都千代田区神田錦町1-1-1 帝都神田ビル
電話番号
03-6895-3892
代表者名
濵田和成
上場
東証プライム
資本金
32億3800万円
設立
1972年11月