患者説明動画サービス「MediOS」、累計利用回数が10万回を突破
〜2024年12月から約半年で利用回数が2倍に。導入病院の急速拡大が後押し〜

Contrea株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役CEO:川端一広)が提供する患者説明動画サービス「MediOS(メディオス)」は、累計利用回数が10万回を突破したことをお知らせいたします。
■累計利用回数10万回突破の経緯と背景
1. 半年間で利用回数が2倍に
2024年12月時点で累計5万回のご利用を記録して以降、機能の拡充や導入病院の増加により、2025年7月には累計10万回を突破。
2. 導入病院の拡大が利用回数増加を後押し
全国の大学病院・急性期病院を中心に導入が進み、病院ネットワークの広がりが利用回数の増加につながる好循環を形成。
3. 医療者・患者双方に対しての導入メリット
動画説明だけではなく問診票・同意書・通知など、複数機能を組み合わせ導入する医療機関が増加。
複数機能での導入により、医療機関がより高い導入効果を実感するケースが多く、医療者の業務負担軽減と患者さんの治療前の理解度・安心感向上に寄与。
医療現場では人手不足が深刻化しており、限られたリソースの中で質の高い医療を提供することが求められています。
MediOSは、説明動画をはじめとした、デジタルでの患者さんコミュニケーションの業務改善を通じて、医療者が本質的な業務に専念できる環境への実現を支援してまいりました。
今回の利用累計回数10万回突破は、医療現場でのニーズの拡大と、導入病院における確かな成果が連鎖的に広がった結果といえます。
■導入病院における効果

武田病院 様
看護師の業務改善を目的とし、術前・検査・入院説明の標準化のためにMediOS動画説明を導入しました。
運用開始からわずか1か月で、看護師による説明業務の時間が患者1人当たり10分間、平均43%短縮されました。
削減された時間は個別ケアや退院支援に充てられ、患者アンケートでは理解度と安心感の両面で高い満足度を得ています。
詳細:https://medios.guide/case/RqWTG46L
手稲渓仁会病院 様

麻酔科における術前説明を動画化しました。患者1人当たりの入院説明時間が短縮され、麻酔科外来の医師の配置数を4人から3人に減らすことができ、それが診察室の削減に繋がりました。
患者さんからも、「動画で説明を受けることで自分のタイミングに合わせて、繰り返し視聴できるため非常に便利になった」と好評を得ています。
詳細:https://medios.guide/case/rhoXerYB
長野赤十字病院 様

入院業務においてMediOSをご利用いただいています。患者さんからも「繰り返し見ることができる」「家族にも一緒に見てもらえる」「早く帰宅できて良い」という喜びの声が届いています。
また、予定入院患者における入退院センターの取り扱い件数の向上や、入院時支援加算の算定件数の増加など「効率化」「患者サービス」「病院経営」など多方面で効果が現れています。
詳細:https://medios.guide/case/naganoredcrosshospital
■MediOSとは

MediOSは、医師のICや検査説明、看護師・事務による入院説明などの患者説明を動画で再現する「動画説明」を起点に、患者さんの帰院後や退院後のメッセージによるサポート、問診票や同意書などの書類業務の効率化を実現するための、以下4機能をワンストップで提供し、診療科横断での情報整流化を実現します。

機能 |
概要 |
主な導入効果 |
---|---|---|
動画説明 |
IC・検査・入院説明など患者説明を動画で提供 |
説明時間を平均30→15分に短縮 |
問診票/アナムネ |
電子カルテへワンクリック転記で 業務時間を大幅に短縮 |
医師・看護師の手入力削減 |
電子同意書 |
完全ペーパーレスでスキャン不要 |
スキャン等の保管コストを削減 / 患者さんの記入漏れ防止 |
メッセージ |
入院日の決定案内、休薬・禁煙の案内をLINEで送信 |
電話等による確認業務を削減 |
■今後の展望
対応診療科の拡大
医療機関様より、対応診療科や疾患領域のさらなる拡充についてご要望をいただいております。
今後も対応診療科を広げ、より多くの患者さんに安心を届けられるよう取り組んでまいります。
医療現場の声に寄り添った、安心できる機能を提供
メッセージ機能をはじめ、医療機関様の細かなニーズに応える機能を拡充。
医療者と患者さん双方が安心してMediOSを活用できる仕組みを実現しています。
■導入医療機関
鹿児島大学病院/京都大学医学部附属病院/慶應義塾大学病院/自治医科大学病院/
武田総合病院・武田病院/千葉大学医学部附属病院/手稲渓仁会病院/HITO病院/
藤田医科大学病院 ほか(五十音順)
■Contrea株式会社 代表取締役CEO 川端一広 からのコメント

多くの医療機関様、患者様に支えていただき、10万回の利用を迎えることができました。改めてご利用者の皆様に感謝申し上げます。
私たちは患者さんが納得・安心して治療に臨めることを願っております。そのためには、「分かりやすい医療情報」の提供と、医療者が患者さんに向き合うための「時間の捻出」が必要だと考えています。
導入病院では、患者さんからも喜んでいただき、医療者も時間捻出されることで、医療者にしかできない業務に注力できるようになり、定量的効果や嬉しいお声をいただいています。
今でこそ、多くの病院で動画が活用されていますが、2020年の起業当初、動画を活用する文化は全くありませんでした。この5年間で、メディオス以外にもサービスが登場し、急速に活用の場が拡大していることを嬉しく思います。
医師偏在、看護師不足など医療業界は「ヒト」にまつわる課題が多くある一方で、まだまだ効率化できる余地があります。私たちは「患者さんへのタスクシェア」という切り口から、患者さんの主体性の向上によるエンゲージメント向上と、業務効率化を両立させ、サスティナブルな医療体制の一端を担えるよう、更に邁進してまいります。
■会社概要

会社名 |
Contrea株式会社 |
---|---|
代表取締役CEO |
川端一広 |
設立 |
2020年1月23日 |
所在地 |
東京都新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビル18階 |
事業内容 |
患者説明動画サービス『MediOS』の企画・開発・運営・販売 |
コーポレートサイト |
|
プロダクトサイト |
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