【イベントレポート】『とやまデザイン・トライアル』デザインワークショップ参加
受け取るのが楽しみになる窓付き宅配ボックス
ステンレス製品の製作・加工・販売をおこなう株式会社ナカノ(本社:富山県黒部市、代表取締役社長:中野 隆志)は、富山県総合デザインセンター主催の「県内の特色あるものづくり企業の現場で実践的なデザイン提案が体験できる「とやまデザイン・トライアル2025」デザインワークショップに参加しました。


■「とやまデザイン・トライアル2025」デザインワークショップとは
全国のデザイン系大学等の学生や若手デザイナーが、県内の企業を対象に商品開発等の企画・アイデアを提案する「とやまデザイン・トライアル」。2025年度は「デザインワークショップ」として、富山県の特色ある企業に一定期間滞在し、現場で体験した企業文化や技術を踏まえ、企業が提示する課題テーマに対して企画やデザインを提案する実践的なプログラムを行いました。概ね就業経験が10年以内のクリエイティブ職の方を対象とした【社会人部門】において、10月1日(水)から2泊3日で受入企業として参加しました。
「とやまデザイン・トライアル」特設サイト: https://www.toyamadesign-trial.net/
■富山県内の企業と全国から応募したデザイナーとのマッチング事業
2024年の『富山プロダクツ選定商品』として、当社のダスポンが選定されるなど、富山県総合デザインセンターとの関りがあるなか、ワークショップのご連絡をいただきました。この取り組みにより、当社のダスポン以外に新しい風を取り入れたいという思いから、参加への意向を決めました。
■タイトスケジュールでのチャレンジ
今回ご縁をいただいたのは、プロダクトデザイナーの吉澤健太さん。KENTA YOSHIZAWA STUDIO
として独立し、大阪を拠点に活動する新進気鋭のクリエイターです。
テーマ課題は「海外展開を見据えた宅配ボックスのデザイン」とし、これまでのダスポンの形や色に
こだわらず、当社の技術を活かしたデザインをしていただきました。3日間という短い期間でのチャレンジングな取り組みでした。1~2日目は工場見学や打合せが主で、工場で出来ることや強みなど、細かく会話し、宅配ボックスの方向性を確認しました。


■ワクワクを形に
最終日のプレゼンテーションでは、オーブンから焼きあがった食品を取り出すワクワクを、宅配で届いたものをお出迎えするワクワクボックスに置き換えて、喜びを感じる形のご提案をいただきました。斬新なアイデアやスライドレールを活用した形状など、これまでに無い画期的なデザインでした。吉澤さんと取り組めたことで新たな発見や驚きがあり、沢山の可能性を引き出していただけました。このワークショップに参加して、社内だけでは生まれてこなかったアイデアで私達の創造性も活性化させられ、とても良い経験になりました。是非将来に向けて、設計担当も含め、ブラッシュアップして商品化につながるよう取り組みます。そして、一人一人が商品に対する思いや創造性を高めていけるよう努力してまいります。

■ダスポンとは
当社が技術の粋を尽くして開発した次世代ゴミステーション「DUSPON」は、サビ・腐食に強い高度な堅牢性と耐久性に美しさを兼ね備えたゴミステーションです。人々の日常生活に溶け込み、様々なシーンでその性能を発揮しています。2018年には、都市景観と調和するデザイン性の高さを評価され、GOOD DESIGN AWARDを受賞。機能性・審美性において、これまでのゴミステーションとは一線を画す高い評価を獲得しています。小型のダスポンは宅配ボックスにも使用でき、ライフスタイルの多様化に伴った置き配需要を満たしています。今後も「ダスポン」を、家庭用から事業用まであらゆるニーズに応えるべく、豊富な種類・機能・カラー・サイズをラインアップすることで、“生活の質(QOL)”向上に貢献していきます。

【会社概要】
社名 : 株式会社ナカノ
代表 : 代表取締役社長 中野 隆志
本社所在地 : 〒938-0043 富山県黒部市犬山213-1
TEL :0765-52-1896(代)
設立 : 1990年7月
事業内容 : 多機能BOX DUSPON®ブランド運営(企画~製品製造販売)、
物流関連装置設計製造、 浄水設備部品及び建材金物製作、医薬品装置製作
資本金 : 3,000万円
従業員数 : 37人(2025年10月現在)
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