ドイツ発スリープテック・ブランドEmma - The sleep Company 「Emma - The sleep Company x mui Lab」の共同開発スタート
スマート・スリープ・プロダクトで睡眠革命を目指す
※本資料は、2023年1月3日に独Emma - The sleep Companyより発表されたプレスリリースの抄訳版です。
睡眠に関わる製品、及びサービスを提供するスリープテック・ブランドEmma - The sleep Company(本社:ドイツ・フランクフルト、代表:マヌエル・ミュラー、以下Emma)は、京都のCalm Technology & Design(生活に溶け込む情報技術の設計)を掲げるmui Lab, Inc.(本社:京都府京都市、代表:大木和典)とパートナーシップを締結したことを発表し、2023年後半を目処に、スマート・スリープ・プロダクトの共同開発を目指します。
睡眠に関わる製品、及びサービスを提供するスリープテック・ブランドEmma - The sleep Company(本社:ドイツ・フランクフルト、代表:マヌエル・ミュラー、以下Emma)は、京都のCalm Technology & Design(生活に溶け込む情報技術の設計)を掲げるmui Lab, Inc.(本社:京都府京都市、代表:大木和典)とパートナーシップを締結したことを発表し、2023年後半を目処に、スマート・スリープ・プロダクトの共同開発を目指します。
■共同開発の背景
スマートフォンのブルーライトなどが、睡眠に悪影響を及ぼすことが証明されていますが、(*)昨今では、95%の人が寝る直前までスマートフォンを使用しており、アメリカ人では66%がスマートフォンを寝室に持ち込んで就寝しているという結果が発表されるようになりました。Emmaとmui Lab両社は、スマートで落ち着いた寝室製品を開発することで、誰もが自分の眠りをコントロールできるような革命を目指しています。
■開発計画予定の商品について
両社で開発を進めるスマート・スリープ・プロダクトは、穏やかな睡眠体験をもたらし、寝室にスマートフォンを持ち込む必要のない環境をつくり出すことを目指しています。木製のインターフェースから構成されるスマート・スリープ・プロダクトは、必要時に照明や温度、アラーム、音楽などを操作することができ、睡眠に適した寝室体験のカスタマイズを可能にします。また、操作をしなければインターフェース自体が点滅しないため、就寝中は気にすることなくお休みいただけます。mui Labの"Calm UI "を搭載したEmmaのベットフレームは、2023年後半に発売予定です。
■Emma – The sleep Company 代表マヌエル・ミュラーからのコメント
2022年に素晴らしい成果を上げたEmma - The sleep Companyが、2023年を最高の形でスタートさせるために、mui Labとのパートナーシップを追求し、睡眠体験全般を向上させます。スリープテックカンパニーとして、イノベーションは私たちのすべての行動の核となるものです。mui Labとの今回のイノベーションを通じて、睡眠の質に悪影響を及ぼすことが証明されているスマートフォンを、寝室に持ち込む必要のない環境をつくり出すことで、人々の睡眠体験をさらに向上させる予定です。
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注(*)。以下のソースをご参照ください。
就寝前のスマートフォン利用を抑制するための代替ツールを使用する理由
就寝前のスマートフォンの使用と、睡眠の質の低下との関連性が高まっています。
スマートフォン、パソコン、テレビなどの電子機器から大量のブルーライトが放出され、これにより、体が昼間と錯覚することで、睡眠の質が低下すると考えられています。そのため、最近では多くのスマートフォンメーカーが、画面の色を暖色系にシフトするナイトシフト機能の利用を促し、夕方に浴びるブルーライトの量を減らすことで、睡眠の質を向上させるようになってきました[1]。
しかし睡眠の質において、ブルーライトの影響は一部分にしか過ぎません。例えば、強い感情(ポジティブなものもネガティブなものも)は、入眠や安眠の妨げになりやいです。理想的には入眠時は落ちついたリラックスした気持ちで横になりたいですが、スマートフォンを使ったアクティビティの多くは、まさにこのような強い感情を引き出すように設計されています。そのため、快適な睡眠の妨げになりやすいです。
一例に、ソーシャルメディア、ゲーム、ビデオストリーミングは、心理的に刺激的であり、携帯電話閉じた後も、ずっと頭の中に残っていることがあります。寝る前のソーシャルメディアの利用は、睡眠の質の低下[2] [3]、日中の眠気の増加[4]、メンタルヘルスの悪化[5]と関連していると言われています。
翌朝の目覚ましのセット、天気予報の確認と目的があったはずの行動も、気づけば他のアプリの誘惑に誘われてついということも多々あります。寝る前に「もう一度見たい」という気持ちにならないためにも、スマートフォンの代わりのツールを使用する意識が重要になります。スマートフォンの代替ツールの使用を日ごろから意識付けすると、携帯電話に触れる時間を最小限にできて、最適な睡眠習慣の継続に繋がります。
[1] Shechter, Ari, et al. “Blocking Nocturnal Blue Light for Insomnia: A Randomized Controlled Trial.” Journal of Psychiatric Research, vol. 96, Jan. 2018, pp. 196–202, https://doi.org/10.1016/j.jpsychires.2017.10.015.
[2] Levenson, Jessica C., et al. “Social Media Use Before Bed and Sleep Disturbance Among Young Adults in the United States: A Nationally Representative Study.” Sleep, vol. 40, no. 9, Sept. 2017, p. zsx113, https://doi.org/10.1093/sleep/zsx113.
[3] Orzech, Kathryn M., et al. “Digital Media Use in the 2 h before Bedtime Is Associated with Sleep Variables in University Students.” Computers in Human Behavior, vol. 55, Feb. 2016, pp. 43–50, https://doi.org/10.1016/j.chb.2015.08.049.
[4] Fossum, Ingrid Nesdal, et al. “The Association Between Use of Electronic Media in Bed Before Going to Sleep and Insomnia Symptoms, Daytime Sleepiness, Morningness, and Chronotype.” Behavioral Sleep Medicine, vol. 12, no. 5, Sept. 2014, pp. 343–57, https://doi.org/10.1080/15402002.2013.819468.
[5] Scott, Holly, and Heather Cleland Woods. “Understanding Links Between Social Media Use, Sleep and Mental Health: Recent Progress and Current Challenges.” Current Sleep Medicine Reports, vol. 5, no. 3, Sept. 2019, pp. 141–49, https://doi.org/10.1007/s40675-019-00148-9.
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【mui Lab, Inc.について】
mui Labは、IoT製品を開発しており、Calm Technologyの理念のもと、主にスマートホームに注力しています。木製のスマートホームコントローラー「mui Board」は、落ち着きと安心をお届けする、彼らの代表的な製品です。2019年、mui Boardはスマートホーム部門でCESイノベーションアワードを受賞し、mui Smart Home Platformは2022年スマートホーム部門でその賞を受賞しています。
【Emma Sleep Japan合同会社について】
Emma Sleep Japanは、2013年にドイツのフランクフルトで設立されたスリープ・テック企業のEmma Sleep GmbHの日本法人として2020年10月に設立されました。エマ・スリープの製品は現在、31カ国、400万人以上のお客様に愛用されています。エマ・スリープのマットレスは、特許を取得した技術により、どのような寝姿勢でもより良い睡眠のための快適さをサポートします。また、本国ドイツやヨーロッパで最も急成長しているスタートアップ企業の1つに選ばれただけでなく、世界各国で数多くのアワードを受賞、日本でも2021年度グッドデザイン賞を受賞しています。
【アワード受賞】
【Emma Sleep Japan会社概要】
会社名 :Emma Sleep Japan合同会社(エマスリープジャパン合同会社)
本社 :東京都中央区京橋2-7-8
代表者 :Manuel Mueller (マヌエル・ミュラー)
電話 :03-4579-5916(カスタマーサポート)
事業内容:マットレスの輸入・販売、その他寝具の輸入・販売
事業展開:世界31カ国(グループ全体)
URL :https://emma-sleep-japan.com/
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