マスク着用による肌状態の変化について意識を調査「敏感関連」・「皮脂関連」2つの肌状態の変化と夏のスキンケア対策
花王は、女性を対象に、夏と冬それぞれの季節において、「マスクを着けていることで生じる肌状態の変化」について意識調査を行ないました。(n=990、20代~70代) その結果、回答者の約半数が季節を問わずマスクを着用することで肌状態に変化を感じていることがわかりました。
これらの肌状態の変化に対する意識項目を、その特徴から、肌が敏感になることで起きる変化「敏感関連」※1と、皮脂が原因で起こる変化「皮脂関連」※2の2つに大別しました。この意識調査から「敏感関連」は季節を問わず感じると回答した人が多く、「皮脂関連」は全ての項目で夏に多く見られることがわかりました。夏には「皮脂関連・敏感関連」の両方の肌の変化を意識している人が多いと推察されることから、夏におすすめのスキンケア法についても考察しました。
これらの肌状態の変化に対する意識項目を、その特徴から、肌が敏感になることで起きる変化「敏感関連」※1と、皮脂が原因で起こる変化「皮脂関連」※2の2つに大別しました。この意識調査から「敏感関連」は季節を問わず感じると回答した人が多く、「皮脂関連」は全ての項目で夏に多く見られることがわかりました。夏には「皮脂関連・敏感関連」の両方の肌の変化を意識している人が多いと推察されることから、夏におすすめのスキンケア法についても考察しました。
※1 「肌荒れ」「乾燥」「かゆみ」「がさつき」「肌が敏感になった」「赤み」「湿疹」「かぶれ」「ひりつき」を「敏感関連」と定義
※2 「吹き出物」「ニキビ」「べたつき・あぶらっぽさ」「毛穴の開き」「毛穴のつまり」「てかり」を「皮脂関連」と定義
<お知らせ> 2021年6月17日
これらの肌状態の変化に対する意識項目を、その特徴から、肌が敏感になることで起きる変化「敏感関連」※1と、皮脂が原因で起こる変化「皮脂関連」※2の2つに大別しました。この意識調査から「敏感関連」は季節を問わず感じると回答した人が多く、「皮脂関連」は全ての項目で夏に多く見られることがわかりました。夏には「皮脂関連・敏感関連」の両方の肌の変化を意識している人が多いと推察されることから、夏におすすめのスキンケア法についても考察しました。
※1 「肌荒れ」「乾燥」「かゆみ」「がさつき」「肌が敏感になった」「赤み」「湿疹」「かぶれ」「ひりつき」を「敏感関連」と定義
※2 「吹き出物」「ニキビ」「べたつき・あぶらっぽさ」「毛穴の開き」「毛穴のつまり」「てかり」を「皮脂関連」と定義
■半数以上の女性が季節を問わず肌状態の変化を意識
花王のスキンケア研究所と生物科学研究所は、マスク着用時における肌状態の変化に対する意識を把握することを目的として調査を実施しました。その結果、マスクを着けていることで、肌状態の変化を感じていると回答した女性は、夏・冬とも半数以上にのぼっていることがわかりました(図1)。
<意識調査の内容>
対象:週に1回以上マスクを着用する20代~70代女性990名(各年代180名ずつ、70代のみ90名)
手法:インターネット調査
期間:夏と冬で各5日間(夏:2020年8月27日~31日、冬:2021年2月24日~28日)
■夏と冬で見られるマスク着用時の具体的な肌状態の変化に対する意識
次に、肌の状態の変化を感じていると回答した人(夏:523名、冬:548名)に具体的にどのような変化を感じているか回答してもらいました(図2)。その結果、「吹き出物」が夏・冬とも最も多く、夏は、「ニキビ」、「肌荒れ」、「べたつき・あぶらっぽさ」、「かゆみ」、「乾燥」、冬は「乾燥」、「ニキビ」、「肌荒れ」、「がさつき」、「肌が敏感になった」が続いていました。
そこで、夏と冬で感じられる肌状態を相対的に把握するために、敏感関連、皮脂関連と定義づけたそれぞれの項目をプロットした図を作成しました。その上で、「敏感関連」は「肌荒れ」「乾燥」「かゆみ」「がさつき」「肌が敏感になった」「赤み」「湿疹」「かぶれ」「ひりつき」を、また、「皮脂関連」は「吹き出物」「ニキビ」「べたつき・あぶらっぽさ」「毛穴の開き」「毛穴のつまり」「てかり」について、夏に変化を意識している人の割合を横軸、冬の割合を縦軸にグラフ化しました。(図3)。
その結果、マスクを着用することで感じる「敏感関連」の肌状態の変化は、季節を問わず意識されていることがわかりました。「皮脂関連」は全て、夏に意識されていることもわかりました。
■特に過酷な夏のマスク着用時の肌環境
一方、2020年夏に花王がマスク内環境の変化を調べたところ、温度・湿度ともにマスクの外と比較して高くなっており(図4)、温度は約5℃高く、湿度は約23%高い80%を超える状態でした。
このようなマスク着用時の環境下では、肌表面に余分な皮脂が増えることが知られています。また、角層のバリア機能の働きが低下するため、刺激を受けやすくなるという事もわかっています。意識調査から見えてきた、夏に意識される「敏感関連」、「皮脂関連」という肌状態の変化は、マスク着用による温湿度環境変化などで生じる、角層バリア機能の働きの低下や余分な皮脂の増加により感じているのではないかと推察されます。
■マスクを着用する夏のスキンケア対策
以上のことから、毛穴汚れが気になったり、肌荒れしやすく、乾燥などで敏感になりがちな夏の肌は、過剰な皮脂をしっかり取り除き、バリア機能の働きを守って肌を健やかに保つスキンケア対策が有効と考えられます。
(1)マイルド洗顔
過剰な皮脂は洗浄してきちんと除去する必要があります。洗顔の際には、洗顔料をよく泡立てること、ゴシゴシとこすらずにやさしく洗うこと、そして、すみずみまで丁寧に洗い流すことが大切なポイントです。
(2)保湿ケア
角層のバリア機能の働きを保つケアが必要です。角層における細胞同士の隙間を満たしているのは、細胞間脂質(セラミド)です。そのため、セラミドの働きを助ける保湿ケアをおすすめします。
■PDF
https://prtimes.jp/a/?f=d70897-20210617-2719.pdf
■関連URL
https://www.kao.com/jp/corporate/news/products/2021/20210617-001/
※2 「吹き出物」「ニキビ」「べたつき・あぶらっぽさ」「毛穴の開き」「毛穴のつまり」「てかり」を「皮脂関連」と定義
<お知らせ> 2021年6月17日
花王株式会社 花王は、女性を対象に、夏と冬それぞれの季節において、「マスクを着けていることで生じる肌状態の変化」について意識調査を行ないました。(n=990、20代~70代) その結果、回答者の約半数が季節を問わずマスクを着用することで肌状態に変化を感じていることがわかりました。
これらの肌状態の変化に対する意識項目を、その特徴から、肌が敏感になることで起きる変化「敏感関連」※1と、皮脂が原因で起こる変化「皮脂関連」※2の2つに大別しました。この意識調査から「敏感関連」は季節を問わず感じると回答した人が多く、「皮脂関連」は全ての項目で夏に多く見られることがわかりました。夏には「皮脂関連・敏感関連」の両方の肌の変化を意識している人が多いと推察されることから、夏におすすめのスキンケア法についても考察しました。
※1 「肌荒れ」「乾燥」「かゆみ」「がさつき」「肌が敏感になった」「赤み」「湿疹」「かぶれ」「ひりつき」を「敏感関連」と定義
※2 「吹き出物」「ニキビ」「べたつき・あぶらっぽさ」「毛穴の開き」「毛穴のつまり」「てかり」を「皮脂関連」と定義
■半数以上の女性が季節を問わず肌状態の変化を意識
花王のスキンケア研究所と生物科学研究所は、マスク着用時における肌状態の変化に対する意識を把握することを目的として調査を実施しました。その結果、マスクを着けていることで、肌状態の変化を感じていると回答した女性は、夏・冬とも半数以上にのぼっていることがわかりました(図1)。
<意識調査の内容>
対象:週に1回以上マスクを着用する20代~70代女性990名(各年代180名ずつ、70代のみ90名)
手法:インターネット調査
期間:夏と冬で各5日間(夏:2020年8月27日~31日、冬:2021年2月24日~28日)
図1 マスク着用時の肌状態の変化に対する意識(単一回答)
■夏と冬で見られるマスク着用時の具体的な肌状態の変化に対する意識
次に、肌の状態の変化を感じていると回答した人(夏:523名、冬:548名)に具体的にどのような変化を感じているか回答してもらいました(図2)。その結果、「吹き出物」が夏・冬とも最も多く、夏は、「ニキビ」、「肌荒れ」、「べたつき・あぶらっぽさ」、「かゆみ」、「乾燥」、冬は「乾燥」、「ニキビ」、「肌荒れ」、「がさつき」、「肌が敏感になった」が続いていました。
図2 夏と冬で意識された具体的な肌状態の変化(複数回答)
そこで、夏と冬で感じられる肌状態を相対的に把握するために、敏感関連、皮脂関連と定義づけたそれぞれの項目をプロットした図を作成しました。その上で、「敏感関連」は「肌荒れ」「乾燥」「かゆみ」「がさつき」「肌が敏感になった」「赤み」「湿疹」「かぶれ」「ひりつき」を、また、「皮脂関連」は「吹き出物」「ニキビ」「べたつき・あぶらっぽさ」「毛穴の開き」「毛穴のつまり」「てかり」について、夏に変化を意識している人の割合を横軸、冬の割合を縦軸にグラフ化しました。(図3)。
図3 季節ごとに見た具体的な肌状態の変化に対する意識(複数回答)
その結果、マスクを着用することで感じる「敏感関連」の肌状態の変化は、季節を問わず意識されていることがわかりました。「皮脂関連」は全て、夏に意識されていることもわかりました。
■特に過酷な夏のマスク着用時の肌環境
一方、2020年夏に花王がマスク内環境の変化を調べたところ、温度・湿度ともにマスクの外と比較して高くなっており(図4)、温度は約5℃高く、湿度は約23%高い80%を超える状態でした。
このようなマスク着用時の環境下では、肌表面に余分な皮脂が増えることが知られています。また、角層のバリア機能の働きが低下するため、刺激を受けやすくなるという事もわかっています。意識調査から見えてきた、夏に意識される「敏感関連」、「皮脂関連」という肌状態の変化は、マスク着用による温湿度環境変化などで生じる、角層バリア機能の働きの低下や余分な皮脂の増加により感じているのではないかと推察されます。
図 4 夏のマスク内外温湿度環境 夏のマスク内外温湿度環境 夏のマスク内外温湿度環境 夏
■マスクを着用する夏のスキンケア対策
以上のことから、毛穴汚れが気になったり、肌荒れしやすく、乾燥などで敏感になりがちな夏の肌は、過剰な皮脂をしっかり取り除き、バリア機能の働きを守って肌を健やかに保つスキンケア対策が有効と考えられます。
(1)マイルド洗顔
過剰な皮脂は洗浄してきちんと除去する必要があります。洗顔の際には、洗顔料をよく泡立てること、ゴシゴシとこすらずにやさしく洗うこと、そして、すみずみまで丁寧に洗い流すことが大切なポイントです。
(2)保湿ケア
角層のバリア機能の働きを保つケアが必要です。角層における細胞同士の隙間を満たしているのは、細胞間脂質(セラミド)です。そのため、セラミドの働きを助ける保湿ケアをおすすめします。
https://prtimes.jp/a/?f=d70897-20210617-2719.pdf
■関連URL
https://www.kao.com/jp/corporate/news/products/2021/20210617-001/
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