Datadog、ストリーミングデータパイプラインのパフォーマンスを評価するData Streams Monitoringの提供開始

Datadog Japan合同会社

KafkaやRabbitMQなどを使用するイベント駆動型アプリケーションにおけるキューの健全性、コンシューマーラグ、エンドツーエンドの遅延を監視することで、組織が厳格なSLA測定基準を満たし、重大なダウンタイムを回避するよう支援


ニューヨーク -- クラウドアプリケーション向けの監視およびセキュリティプラットフォームを提供するDatadog( https://www.datadoghq.com/ja/ ), Inc.(NASDAQ:DDOG)は本日、Data Streams Monitoringの一般提供開始を発表しました。これにより、RabbitMQのようなメッセージングシステムに依存するアプリケーションのパフォーマンスの追跡と管理が容易になります。Data Streams Monitoringは、あらゆるストリーミングデータパイプラインの相互依存関係と主要な健全性指標をすべて自動的に可視化することで、遅延やダウンタイムの防止とトラブルシューティングを支援します。

 

通常、従来のソリューションでは、ストリーミングデータパイプラインを限定的に見ることしかできず、スループット低下やサービス障害などの根本原因を突き止めることが困難になっています。また、上流と下流の依存関係のコンテキストも欠落しています。このため、社内チームは、関連情報を収集し、状況に応じて分析し、他チームとの共同作業の必要性を見極めるために手作業やトラブルシューティングにより多くの時間を割かざるを得ません。

 

ストリーミングパイプラインは、銀行および商取引の技術、自動車システム、決済プラットフォーム、映像インフラなど、数多くのミッションクリティカルなアプリケーションにおいて中心的な役割を担っています。ストリーミングパイプラインの管理を担当するチームは、サービスレベル契約(SLA)や規制上の制約に縛られることが極めて多いことから、リクエストの遅延をエンドツーエンドで正確に測定する必要があります。

 

DatadogのAPMプラットフォームの一翼を担うDatadog Data Streams Monitoringは、すべてのストリーミングデータパイプラインの相互依存関係と主要な健全性指標を自動的に可視化します。Data Streams Monitoringを使用することで、エンジニアはストリーミングデータパイプライン全体の任意の2点間で遅延を測定し、障害を起こしたキューやサービスを特定し、バックアップメッセージのフラッディングを緩和して、重大なダウンタイムを回避することができます。

 

MarketAxessのソリューションアーキテクトであるダレン・ファー(Darren Furr)氏は、次のように述べています。「ストリーミングデータパイプラインを構築して、当社のデジタルトレーディングプラットフォームを強化するためには、すべてのキューとサービスを含むシステム全体のスループットと遅延を可視化する必要がありました。Data Streams Monitoringにより、当社のチームはパフォーマンスのボトルネックをプロアクティブに発見し、ストリーム処理を最適化することで、お客様に最大スループットと低遅延のデータ配信を保証できるようになりました。」

 

Devsistersのエンジニアリング担当VPであるオ・スンヨン(Seung Yong Oh)氏は、次のように述べています。「当社のデータ処理インフラとゲーミングデータストリームは、高度に洗練されたアーキテクチャによって構築されており、Kafkaはそれらを強化するための重要なコンポーネントとなっています。Data Streams Monitoringを使用することで、世界中に分散したクラスター間でKafkaパイプラインのトポロジーを簡単にマッピングし、エンドツーエンドの遅延を監視して、パイプライン全体にわたるインシデント発生源を1か所で特定することができます。Data Streams MonitoringをAPMとシームレスに統合することで、世界中の何百万人ものゲーマーが常時最高の体験を得られるようになります。」

 

Datadogのグループプロダクトマネージャーであるオムリ・サス(Omri Sass)は次のように述べています。「現在、可視性についてはSREとアプリケーション開発者の間でギャップを抱えています。それにより、高価値のユーザー体験におけるエンドツーエンドの遅延に対して、キューが及ぼす影響への理解が妨げられています。そういったユーザー体験には、ミッションクリティカルなサービス、銀行取引の清算、ショッピングの推奨商品の生成や支払い処理などが挙げられます。既存のソリューションでは個々のキューとサービスしか監視できませんが、Data Streams Monitoringは、組織のエコシステム全体を可視化するため、迅速かつ容易なトラブルシューティングが可能になります。」

 

Data Streams Monitoringは現在、KafkaとRabbitMQ向け製品が一般に提供されており、近日中にさらに多くのテクノロジーに対応する予定です。価格は、Datadog APM(https://www.datadoghq.com/ja/product/apm/ )と一緒に購入した場合、1ホストあたり月額35ドルからです。詳細については、https://www.datadoghq.com/blog/data-streams-monitoring/ をご覧ください。

 

Datadogについて

Datadogは、クラウドアプリケーション向けのオブザーバビリティおよびセキュリティプラットフォームを提供しています。Datadogの SaaSプラットフォームは、インフラストラクチャのモニタリング、アプリケーションパフォーマンスモニタリング、ログ管理、リアルユーザーモニタリング、その他多くの機能を統合および自動化し、お客様のテクノロジースタック全体に統合されたリアルタイムのオブザーバビリティとセキュリティを提供します。Datadogは、あらゆる規模の企業、幅広い業界で使用され、デジタルトランスフォーメーションとクラウド移行を可能にし、開発、運用、セキュリティ、ビジネスチーム間のコラボレーションを促進し、アプリケーションの市場投入までの時間と問題解決までの時間を短縮し、ユーザーの行動を理解し、主要なビジネス指標をトラッキングします。

 

将来の見通しに関する記述

本プレスリリースには、新製品および新機能の利点に関する記述を含め、米国1933年証券法(Securities Act of 1933)第27A条および米国1934年証券取引所法(Securities Exchange Act of 1934)第21E条に規定される「将来予想に関する記述」が含まれています。これらの将来予想に関する記述は、当社の製品および機能の強化、またそれらによってもたらされる利益に関する記述が含まれますが、これらに限定するものではありません。実際の結果は、将来見通しに関する記述とは大きく異なる可能性があり、「リスクファクター」の見出しの下に詳述されているリスクをはじめ、2023年2月24日に米国証券取引委員会に提出したForm 10-Kの年次報告書を含む米国証券取引委員会への提出書類および報告書、ならびに当社による今後の提出書類および報告書に記載されている、当社が制御できない様々な仮定、不確実性、リスクおよび要因の影響を受けます。法律で義務付けられている場合を除き、当社は、新しい情報、将来の事象、期待の変化などに応じて、本リリースに含まれる将来の見通しに関する記述を更新する義務または責務を負いません。

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会社概要

Datadog Japan合同会社

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URL
https://www.datadoghq.com/ja
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区丸の内2丁目7−2 JPタワー 19F
電話番号
-
代表者名
正井 拓己
上場
海外市場
資本金
-
設立
2010年06月