最新決済構築システム Stripe Payment Element 利用企業が平均10.5%の収益増を達成

ストライプジャパン株式会社

● Stripe Checkout および Stripe Payment Element の一部として、構築済みの決済 UI や40 以上の決済メソッド、ワンクリックで行えるチェックアウトなど、100 以上の収益増加のためのチェックアウト最適化機能を提供
● 2022 年は OpenAI や BigCommerce 、Ticket Tailor を含む 10 万を超える企業が、コンバージョン率を高めるために Stripe の最適化された新しいチェックアウト製品にアップグレード

サンフランシスコおよびダブリン発表 ー 企業向け経済インフラプラットフォームを構築する Stripe は、各 5,000 社ずつの 2 つのグループの収益の推移を比較した新たな調査により、最新決済構築システムである Stripe Payment Element に切り替えた企業が、旧来の Stripe の決済システムを使用している企業に比べて、収益を平均 10.5% 増加させたことを発表します。通常、数パーセントでも収益を上げるために、各企業が徹底的な戦いを強いられている中でのこの結果は、最新の決済ツールを使用していない企業が、自らが考えているよりもはるかに損をしている可能性があるということを示唆しています。


本調査は、 Stripe の旧来の決済構築システムである Stripe Card Element を利用している企業 5000 社と、新たな Stripe Payment Element (https://stripe.com/docs/payments/payment-element?locale=ja-JP)に移行した 5000 社の、2 つのグループの収益の推移を比較したものです。Stripe Payment Element は、最も適切な決済方法を提示し、1 つの統合システムで 100 以上の最適化をサポートする、組み込みやカスタマイズが可能な UI コンポーネントです。これらの最適化された機能は、Stripe Checkout でも利用可能です。


今回の 2 つのグループは、企業規模や業種、業界、地域など客観的に判断できる点で、可能な限り類似するように構成されました。 Stripe Payment Element へ移行前の数ヶ月間は、取引数、平均注文金額および決済量がほぼ一致していた中で、 切り替え後に移行したユーザーは、移行しなかったユーザーと比較して、平均で 10.5% の収益向上を達成しました(※)。


Stripe が長年にわたって行った Stripe Payment Element と Stripe Checkout の改良の成果を反映したこの収益の増加は、この改良に携わったチームでさえも驚かせる結果となりました。


Stripe のペイメントプロダクトを率いる Alex Vogenthaler は次のように述べています。

「 Stripe は何年も前からチェックアウトフローの改善に取り組んできました。ひとつひとつの微調整がそれぞれに良い影響を与えることは分かっていましたが、チェックアウトの最適化の累積効果を厳密に定量化したのは、今回が初めてです。正直なところ、結果は予想以上でした。10.5% というのは、大きな数字です。これほど大きな収益をもたらすアップグレードは、他にはほとんどないでしょう。」


本調査ではさらに、企業が Stripe Payment Element を通じて追加の支払い方法を受け入れる際に、ウォレット、後払い決済 (BNPL)、銀行へのリダイレクトなどの 3 つの決済手段を追加した企業は、ひとつしか追加しなかった場合に比べ、平均してさらに大きな収益の増加を達成したことが明らかになっています。


コンバージョン率を高めるための 100 以上の最適化


インターネット上のチェックアウトのページには、お客様が取引を完了して企業が収益を得る、という一連の流れを困難にする非効率的な点が数多く存在します。 Stripe は 2010 年のサービス開始以来、この問題を解決することに注力しており、現在では、チェックアウトのあらゆる面を向上させる 100 以上の最適化機能(すべて Stripe Payment Element と Stripe Checkout で対応)を備えています。


過去 12 ヶ月の間に、スタートアップ(https://stripe.com/jp/newsroom/news/stripe-and-openai)から大企業(https://stripe.com/jp/customers/bigcommerce)までの 10 万を超える企業が、 Stripe の最適化されたチェックアウトツール群にアップグレードし、収益を伸ばしています。これらの最適化には以下のツールを含みます。


●   構築済み UI : Stripe Payment Element や Stripe Checkout など、あらかじめ構築された、カスタマイズ可能で多様な決済のユーザーインターフェース。Stripe の構築済み UI はすべて、モバイルフレンドリーなナビゲーションや自動入力、エラーメッセージ、入力マスキング、コンプライアンスの簡素化、モバイル SDK のサポートなどが含まれています。

●    ダイナミックな決済方法: Stripe は最近、決済方法のアップグレードを行いました。このアップグレードによって、支払い方法の注文アルゴリズムが更新され、40 種類以上の支払い方法のうちどれを有効にするかを考える作業が不要になり、お客様のデバイスや位置情報、取引金額などに基づいて、最もコンバージョン率の高い選択肢を自動的に提示し、お客様のニーズに応えることが可能になりました。例えば、Stripe Payment Element は、パリから日本の商品を購入する方には Cartes Bancaires を、東京から購入する方には Apple Pay を提案します。

●   ワンクリックチェックアウト Link(https://stripe.com/jp/payments/link : Stripe のメイン機能であるワンクリックチェックアウトは、保存された支払い情報を自動入力し、お客様がより早く取引を完了できるようサポートします。国際的に行われたチェックアウトについての調査において、Link はログインした Link ユーザー企業のコンバージョンレートを 7 %以上向上させることが明らかになりました。企業によっては、利益はさらに大きくなります。高級品のマーケットプレイスである Italic は、 Link の迅速なチェックアウトにより、最初の 1 ヶ月でコンバージョン率を 34% 向上させました。

●   地域に根ざした体験: Stripe の構築済み UI は、42 の言語および236 の地域別住所フォーマット、郵便番号の自動収集、ローカライズされたエラーメッセージをサポートします。

●   簡単で正確な住所収集: 企業は、Stripe の住所情報を管理する Address Element (https://stripe.com/docs/elements/address-element?locale=ja-JP)を使用して、請求書や配送用の住所を収集、オートコンプリート、検証することができるため、間違った場所に商品を発送するリスクを減らし、より正確に消費税を適用することができます。


世界最大の独立系チケット・プラットフォームである Ticket Tailor(https://stripe.com/jp/customers/ticket-tailor) は、新たな市場への展開を進めるにあたって、2022 年 3 月に Stripe Payment Element の利用を開始しました。


Ticket Tailor (https://stripe.com/jp/customers/ticket-tailor)の CM ディレクターである George Follett 氏は、次のように述べています。

「Stripe は常に素晴らしい決済システムを提供していますが、最新の決済アップデートであるStripe Payment Element は、私たちのビジネスにとって本当に革新的なものでした。Ticket Tailor はベルギーとオランダでも使用されていますが、Stripe Payment Element を使用したことで、現地で多く使用されている 2 つの決済方法(iDEAL とBancontact )をノーコードで有効化することができました。その結果、わずか 12 ヶ月で契約数とチケット販売数が倍増するという驚くべき成果が上がっています。」


Stripe Payment Element または Stripe Checkout を使用するための追加費用は必要ありません。industry-leading documentation (https://stripe.com/docs/payments/online-payments?locale=ja-JP)を使用すれば、数時間で構築することができます。



認可増加へ向けたアップデートの舞台裏


本調査ではコンバージョン率(購入を完了したユーザーセッションの割合)を最適化する利点にのみ焦点を当てましたが、決済全体のパフォーマンスにおける次のステップはオーソリ率(提出された取引のうち、実際に成功した取引の割合)が重要であり、 Stripe はこの両方にこだわりを持って取り組んでいます。


2022 年、Stripe はオーソリ率の向上を目指し、Adaptive Acceptance(https://stripe.com/jp/guides/optimizing-authorization-rates) 、ネットワークトークン(https://stripe.com/jp/newsroom/news/network-tokens-card-account-updater)、自動カード更新機能(https://stripe.com/jp/guides/optimizing-authorization-rates#card-account-updater) を進化させ、さらにEnhanced Issuer Network(https://stripe.com/jp/newsroom/news/enhanced-issuer-network) を開始しました。Enhanced Issuer Network は、決済カード発行金融機関との 10 年以上にわたるパートナーシップの集大成です。Stripe Radar(https://stripe.com/jp/radar) のスコアを承認を実施するカード発行会社に直接送ることで、誤った非承認が少なくなり、Stripe ユーザー企業の収益が増加しました。また、大手企業では、平均して 1〜2% の認可率アップが見込まれます。英国最大の個人向け投資プラットフォームである Hargreaves Lansdown は、Stripe の決済最適化ツールを構築後、毎年 5 億 4 千万ポンドの決済エラーを削減しています。


※収益の増加には、企業が決済システムのアップグレードと同時に行われた、その他の未観測の変更の影響が含まれている可能性があります。


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Stripe について 
Stripe は、企業向けの経済的インフラストラクチャを構築する会社です。スタートアップから世界的な大企業まで、数百万におよぶ企業が Stripe を導入して支払いを受け取り、収益を成長させ、新たなビジネス機会を加速させています。サンフランシスコとダブリンに本社を持つ Stripe は、インターネットの GDP を拡大させることを使命に掲げています。



詳しくは https://stripe.com/jp をご覧ください。

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会社概要

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URL
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業種
金融・保険業
本社所在地
東京都渋谷区神宮前1-5-8 神宮前タワービルディング 22階
電話番号
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代表者名
平賀充、ダニエル・ヘフェルナン
上場
未上場
資本金
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設立
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