ひきこもりの支援をテーマに京都ノートルダム女子大学が公開講座を開催

『ひきこもりとその支援 ― いまを生きること ―』

京都ノートルダム女子大学

京都ノートルダム女子大学(学長:中村久美、所在地:京都府京都市左京区)は、2022年11月6日(日)に公開講座(参加費無料)を開催します。
本講座では、精神科医で本学名誉教授の河瀬雅紀氏、臨床心理士・公認心理師の光永智香氏をお招きし、「ひきこもりとその支援 ー いまを生きること ー」と題して、ひきこもりの方への支援について、さまざまな側面から考察していきます。
報道機関の皆様におかれましては、是非ともご取材いただきますようご案内します。取材いただける場合は、以下まで申込みください。

【公開講座2022】「ひきこもりとその支援」【公開講座2022】「ひきこもりとその支援」

【開催概要】
◆日時 : 2022年 11月6日(日)14:00~16:00(開場13:30)
◆場所 : 京都ノートルダム女子大学 ユージニア館NDホール(オンライン参加可能)
※新型コロナウイルス感染症の状況によっては、実施内容が変更となる可能性があります。
◆講師 : 河瀬雅紀[医療法人(財団)桜花会醍醐病院・診療部顧問 京都ノートルダム女子大学名誉教授 · 精神科医]
中藤信哉[京都ノートルダム女子大学心理学科 講師 臨床心理士 · 公認心理師]
光永智香[堺市ユースサポートセンター勤務 臨床心理士 · 公認心理師]
◆参加費 : 無料
◆申し込み先 : 対面(先着100名)/https://forms.gle/hTyphTdJnCmczDu5A
オンライン/https://zoom.us/webinar/register/WN_q8O7Dmt0S5WA1eE_f-wupQ

【講演概要】
◆河瀬雅紀◆
ひきこもりは身近にありながら、どのように相談したり声かけしたらよいかと戸惑い、支援が届かないこともよくあります。そして、ひきこもりに関わる支援では、就労・就学あるいは何らかの社会参加を目指すことが多いと思います。でも、それらが見通せないこともあります。たとえば、ひきこもりが長期化するとこだわりが目立つようになり、そのこだわりがひきこもりを長期化します。また、ひきこもりからの変化に意欲が乏しくみえる場合もあります。それでも、家族も支援者も支援する側に留まることができるのは、支援の原点に立ち戻ったときのように思います。そして、ひきこもりの現状のなかで当事者や家族がいまを生きる、そのいまの理解の仕方にも支援のヒントがあるように思います。そんなヒントを一緒に考えていきたいと思います。

 ◆中藤信哉◆
ひきこもりの方への支援として、「居場所」があることが大切だと言われます。「居場所」は日常的に使用される言葉ですが、いざ具体的に考えてみようとすると、どこか曖昧で、掴みどころがない概念でもあります。どのような場や関係性であれば、人は、そこを「居場所」だと感じられるのでしょうか。ひきこもりの状態にある方が、「居場所」を得て、安心して居られるためには、どのような支援が必要なのでしょうか。講演では、このような視点から、ひきこもりの状態にある方の理解と支援について、ご一緒に考えていければと思います。

 ◆光永智香◆
ひきこもり状態にある方々と接する中で、自分自身にひたむきに向き合っている彼らの思いを感じる日々です。ひきこもり支援では「就労」や「自立」という言葉を目にすることも多いかもしれませんが、就労や自立に至るまでには、家族や支援者が想像するよりも大きなハードルがあります。就労や自立も大切ですが、まずは「安心してひきこもれる・安心してその場に居られること」、「自分らしく生きること」が必要なのではないかと考えます。講演では、当事者やご家族の思いから「いまを生きること」について皆様と一緒に考えていきたいと思います。

                                                以 上

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会社概要

京都ノートルダム女子大学

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URL
http://www.notredame.ac.jp/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
京都府京都市左京区下鴨南野々神町1番地
電話番号
075-781-1173
代表者名
中村 久美
上場
未上場
資本金
-
設立
1961年12月