法人向け動画配信システム「クラストリーム」に機能追加 「サーバ監視機能」を提供開始
オンプレミス版が対象。視聴者数やネットワーク負荷を監視可能
株式会社アイ・ピー・エル(本社:神奈川県厚⽊市 代表取締役:吉川 実)は、法人向け動画配信システム「クラストリーム」オンプレミス版への追加機能として、サーバ監視機能の提供を2024年10月に開始しました。
「クラストリーム」とは
ビジネス向けの動画配信システム「クラストリーム」は、主に研修や会議、社内イベント、ウェブセミナーの配信で用いられています。利用実績は1,500社以上、累計利用者数は100万人を超えました。導入先は中小企業から大企業まで多岐にわたり、官公庁、大学、病院などでも利用されています。オンプレミス版、クラウド版、ハイブリッド版の3種を提供中です。
サーバ監視機能の特徴
今回リリースしたサーバ監視機能は、Ping監視(死活監視)、リソース監視、ネットワーク監視といった基本的な監視機能に加え、視聴状況の監視ができることが特徴です。任意の時点での視聴者数や、視聴者数の推移などを可視化し、監視が可能となります。動画配信の視聴者数が急増するケースでの負荷管理対応、安定した配信をサポートします。
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サーバ稼働状況の監視:サーバのPing監視(死活監視)、リソース(CPU、メモリ、ディスク)の状況をリアルタイムで監視し、異常を検知します。
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ネットワーク負荷の監視:社内ネットワークにどれほどの負荷がかかっているかを把握し、動画配信時の他業務への影響を最小化します。
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視聴状況の監視:現在の接続数、視聴者数の推移をグラフ化し、をリアルタイムで確認可能です。これにより、システム負荷の原因となるピークタイムを把握し、事前の対応が可能となります。
提供開始の背景
コロナ禍を経て日常業務にデータ量の多い動画活用が浸透したことで、企業の情報システム部門ではネットワークへの負荷管理に対するニーズが高まっています。本機能は、オンプレミス版の導入企業から「サーバの稼働状況」や「社内ネットワークへの負荷」を把握したいとの相談が多く寄せられたことをきっかけに開発がスタート。当社がクラウドサービスの監視に使用していた仕組みを応用することで提供が実現しました。
公式サイト
会社概要
会社名:株式会社アイ・ピー・エル
代表取締役:吉川 実
所在地:神奈川県厚⽊市中町4丁⽬9番17号 ハラダセンタービル3階
事業内容:動画配信サービス事業、コンピュータソフトウェア開発事業