「まちかぎリモート」と「RemoteLOCK」、豊橋市の地域課題解決プロジェクト「Urban Innovation TOYOHASHI」に採択
オンライン施設予約システムとスマートロックを試験導入し、施設予約・利用者管理の効率化を検証
取り組みの背景
現在、豊橋市は75の小中学校で体育館やグラウンドを市民に開放しています。一方で、市民が施設を借りるためには、使用券の購入、学校への使用申請、鍵の貸し借りで計3カ所の窓口に出向く必要があります。さらに、施設の空き状況は、各学校に問い合わせないと分からないという課題があります。
そのため、豊橋市では「“ど”煩雑な学校体育施設開放の手続きを、スマートロックや予約システムで便利にしたい!」というテーマで実証機関を公募し、構造計画研究所が提供する施設予約システム「まちかぎリモート」と暗証番号式のスマートロック「RemoteLOCK」が、試験導入される運びとなりました。
実証実験
本実証では利用者にとっての利便性の向上や、施設の予約管理・実績管理業務の削減を目的に、鍵の管理と予約の管理を一体的に運用できる仕組みを構築し、小中学校3校を対象に実証実験を行います。
対象施設ではスマホなどからオンライン予約が可能になります。また、予約に紐付いた暗証番号で解錠ができるキーレス運用となるため、利用者は鍵の受け取りや返却のために窓口に出向く必要がなくなります。
また、施設管理面では、予約対応や鍵の発行をクラウド上で一元管理できるため、教員による予約管理が省力化されるほか、市職員による利用状況の集計が効率化されます。
1 実証期間(予定)
2023年9月上旬〜12月下旬
(豊橋市内をフィールドとして試行導入・実証実験実施)
2 機能の概要
・オンライン施設予約システム(まちかぎリモート)
オンラインで施設の空き状況の確認、予約受付、鍵管理機能との連携が可能
・鍵管理機能(RemoteLOCK)
Wi-Fiを利用した暗証番号式の電子錠による鍵管理が可能
▶実証実験の詳細(豊橋市 | Urban Innovation JAPAN):
https://urban-innovation-japan.com/project/toyohashi-city/2023-2/facility-reservation/
RemoteLOCKチームは、今後も公共施設管理をICT技術でスマート化し、住民の利便性向上と管理業務の効率化に資する取り組みを提案することで、魅力ある住みやすいまちづくり、ならびにより良い社会の構築に貢献してまいります。
公共施設のスマート管理を実現する「RemoteLOCK」および「まちかぎリモート」について
RemoteLOCKは、RemoteLock社(本社:米国コロラド州、CEO:Nolan Mondrow氏)が開発し、日本国内では株式会社構造計画研究所が提供するWi-Fi接続型・クラウド管理機能を備えたスマートロックです。
暗証番号による入室が可能で、年齢を問わず住民や地域の方々に公共施設をご利用いただくにあたり利便性が高く、またセキュリティの担保と施設の省人化運用の両立を図っている宿泊施設や店舗等においても、多くの利用実績があります。
まちかぎリモートは、公共施設管理のスマート化を推進するために株式会社構造計画研究所が開発・提供するシステムで、予約・支払いから鍵の受け渡しまでワンストップで行える施設予約システムです。
RemoteLOCKおよび、まちかぎリモートを連動することで、施設利用者の利便性向上と施設運営の効率化を実現します。
▶詳細: https://remotelock.kke.co.jp/case/public-facilities/
お問い合わせ
株式会社構造計画研究所
RemoteLOCKチーム
TEL: 050-1807-1888
E-mail: remotelock@kke.co.jp
すべての画像