全国初!日本金融教育支援機構が、千葉県立千葉中学校・高等学校と連携し「金融教育の効果測定モデル」実証を開始
授業・検定・探究活動を一体化し、金融教育の学習効果を可視化するモデル構築実現へ
一般社団法人日本金融教育支援機構(共同代表理事:平井梨沙・阿部奈々、所在地:東京都千代田区、以下「当機構」)は、全国展開を見据えた公立学校向け金融教育モデル構築の先駆的事例として、千葉県立千葉中学校・千葉高等学校(千葉県千葉市)と連携し、金融教育の教育効果測定モデルに関する実証を開始いたします。

本実証では、金融教育授業と、当機構が創設した「実用金融スキル検定」を活用した教育効果測定を組み合わせることで、従来可視化が難しかった金融教育の学習成果や生徒の意識変化を測定するモデル構築を目指します。
学びのアウトプットとして、当機構が主催する中高生向け金融教育プログラム「FESコンテスト®」への接続も視野に入れ、授業・効果測定・探究活動を一体化した金融教育モデルとして検証を進めてまいります。また、今回の実証で得られた知見をもとに、全国の中学校・高等学校への展開を加速させてまいります。

実証実験の背景
近年、成年年齢引き下げやキャッシュレス化の進展などにより、若年層における金融リテラシーの重要性が高まっています。一方で、学校現場における金融教育は、「授業を実施した」こと自体が成果として捉えられる傾向があり、生徒の理解度や意識、行動にどの程度影響を与えたかについては、十分に可視化されていないのが現状です。
そこで当機構では、金融教育の効果測定・可視化の重要性を踏まえ、学習成果を測定できる仕組みの整備と、その結果を金融教育の改善につなげる基盤の構築を進めております。
本実証は、公立学校において金融教育授業前後の効果測定を実施する、全国でも先進的な取り組みです。金融教育を一過性の授業で終わらせるのではなく、学習成果を把握し、次の授業設計や探究活動につなげることで、学校現場で継続的に活用できる金融教育モデルの構築を目指します。
当機構は千葉県において、2024年度より「FESコンテスト®」地区大会を実施するなど、金融教育に関する取り組みを展開してきました。千葉県では全国に先駆けて知事賞・教育長賞を創設いただくなど、金融教育推進に向けた連携を進めています。
このような背景のもと、千葉県立千葉中学校が、県立中高一貫校として探究的な学びを先進的に実践しており、公立学校における金融教育モデル校として高い展開可能性を有していることに着目しました。
同校の学校設定科目「学びのリテラシー」と、当機構が推進する金融教育との高い親和性を踏まえ、今回の実証実験を連携して実施することとなりました。
本実証を通じて、若年層の金融リテラシーを可視化する評価指標の構築を進めます。
将来的には、学校単位・地域単位で金融教育の成果を比較・分析できる仕組みづくりを目指します。
実証実験の概要
■ 実施予定
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実施時期:2026年度
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対象:千葉県立千葉中学校 中学3年生
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受検予定人数:約80名(中学3年生全員)
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実施内容:
・授業前の学習成果測定(実用金融スキル検定を活用、7月中旬を予定)
・金融教育授業(11月中旬~下旬にかけての実施を予定)
・授業後の学習成果測定(実用金融スキル検定を活用、12月中旬を予定)
・授業前後アンケートの実施
・探究活動としての学びのアウトプット(金融教育動画制作等)
本実証では、金融教育授業の前後で、実用金融スキル検定を活用した教育効果測定とアンケートを実施することで、生徒の理解度や意識、行動変容の可視化を試み、金融教育の効果測定モデル構築を目指します。
実用金融スキル検定は、若年層の金融リテラシーを「使う・稼ぐ・納める・貯める・備える・贈る・借りる・増やす」の8領域から測定する検定です。
知識暗記だけでなく、「生活の中でどのように判断・意思決定できるか」を重視した設計となっており、本実証では、同検定を教育効果測定の一手法として実施いたします。

学校カリキュラムへの接続を見据えたモデル構築
今回の実証では、学校教育に継続的に組み込めるモデル設計を重視しています。
今年度は、中学3年生の社会科(公民的分野)の授業内で試行的に導入し、次年度以降は、同校の学校設定科目「学びのリテラシー」への本格導入を予定しています。
学習指導要領が求める「主体的・対話的で深い学び」の実現に資する金融教育モデルとして、検証を進めてまいります。
金融教育は単なる「お金の知識」に留まらず、
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情報をどう読み取るか
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金融情報をどう判断するか
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社会の形成者としてどう生きるか
といった学びにつながることから、同校が取り組む「学びのリテラシー」教育との高い親和性が期待されています。

FESコンテストとの連携について
当機構では、中高生向け金融教育プログラム「FESコンテスト®」を全国で開催しています。
学習成果のアウトプット先として、本コンテストへの参加も想定しています。
今後の展望
当機構では、今回の千葉県立千葉中学校・千葉高等学校での実証をモデルケースとして整理し、今後は他校、他地域への展開も視野に入れていきます。
また、公立学校における金融教育導入モデルとして、
・授業設計
・効果測定
・検定活用
・探究活動との接続
をパッケージ化し、授業実施、効果測定、探究活動を一体化した金融教育モデルとして全国への普及を目指します。
本実証を通じて、学校単位・地域単位で金融教育の成果を比較・分析できる仕組みづくりを進め、全国的な金融教育の質向上に貢献してまいります。
千葉県立千葉中学校・千葉高等学校 増田武一郎 校長 コメント
本校では、学校設定科目「学びのリテラシー」を通じて、生徒が社会課題や多様な情報に主体的に向き合い、自ら考え、判断し、発信する力の育成を重視しています。
金融は、生徒の日常生活や将来の進路、さらには社会の仕組みとも深く関わるテーマであり、探究的な学びとの親和性が高い分野です。
今回の実証実験では、中学3年生を対象に「学びのリテラシー」と関連付けながら金融教育を実践するとともに、その学習成果や意識の変化を可視化する点に大きな意義を感じています。生徒たちが当事者意識を持って、金融を捉え、社会の一員として主体的に考え行動する力を育む機会となることを期待しています。
また、本実証を通じて得られた知見をもとに、学校設定科目と各教科を横断した金融教育の可能性を検討するとともに、将来的には高校段階への展開も視野に入れながら、中高一貫校として継続的な金融教育のあり方を探っていきたいと考えています。
本実証が、本校の教育活動の充実にとどまらず、公立学校における探究型金融教育のモデルとして、全国の学校へ広がっていくことを期待しています。
<千葉県立千葉中学校について>
千葉県千葉市に所在する県立中高一貫校。学校設定科目「学びのリテラシー」などを通じ、主体的に情報を読み解き、発信する力の育成に取り組んでいます。
一般社団法人日本金融教育支援機構 共同代表理事 阿部奈々 コメント
金融教育は、知識を届けるだけでなく、生徒が何を理解し、どのような意識や行動の変化が生まれたのかを把握し、その成果を教育の改善につなげていくことが重要です。
私は現在、筑波大学大学院において、若年層の金融スキルを測定する評価指標の研究に取り組んでいます。金融教育の効果を適切に測定し、継続的に検証していくことは、学校現場における金融教育の質向上に欠かせないと考えています。
今回の千葉県立千葉中学校・千葉高等学校との実証は、中学3年生を対象に金融教育の効果測定を行うだけでなく、中高一貫校である強みを生かし、生徒の成長や変化を継続的に追うことができる点に大きな価値があります。
金融教育を一過性の授業やイベントで終わらせるのではなく、生徒の成長を長期的に捉えながら教育内容の改善につなげていく。本実証を通じて、全国の学校でも活用できる金融教育の効果測定モデルの構築を目指してまいります。
お問い合わせ先
一般社団法人 日本金融教育支援機構
共同代表理事:平井 梨沙 阿部 奈々
東京都千代田区神田駿河台2-11-7-B106号室
電話:03-6674-1435
設立:2022年12月28日
公式サイト:https://faincation.com/
メール:info@faincation.com

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