2010 FIFA ワールドカップ期間中に実施する「Public Viewing in Africa」を世界規模で支援する「Earth F.C.」を発足

ソニー株式会社

 ソニー株式会社は、国連開発計画(UNDP)、国際協力機構(JICA)との共同プロジェクト「Public(パブリック) Viewing(ビューイング) in(イン) Africa(アフリカ)」実施にともない、世界の人々と共に本プロジェクトを支援するために「Earth(アース) F(エフ).C(シー).(F.C.: Football Clubの略)」(www.sony.net/earthfc)を本日発足します。
main image
 また、同時にソニーは、アフリカの多くの国々でグラウンド整備が行き届かず、ボールが長持ちし難い実情を背景にボールの新素材研究を重ねた結果、この度、耐久性に優れ※1、環境にも配慮した植物原料プラスチック※2を使用したサッカーボール「Join the Team!」を開発しました。このボールは「Public Viewing in Africa」や「Earth F.C.」で活用されます。世界中の人々は、「Earth F.C.」ウェブサイト上で、ワンクリックすることでアフリカの子どもたちの「Join the Team!」ボールの寄贈につなげることができます。
 「Earth F.C.」は、アフリカ大陸で初めて開催される2010 FIFA ワールドカップをきっかけに、アフリカの現状(HIV感染/エイズの課題、テレビの低普及率による低い情報アクセスなど)と支援の必要性を世界中の人々と共有することで共感を求め、支援活動に参加いただくこと、およびその活動を世界中の人々に幅広く伝えることを目的に立ち上げました。
 「Join the Team!」ボールは、耐久性が高く、環境にも配慮した植物原料プラスチック素材を使用しています。表面は、二層構造で、素材の強度は従来のサッカーボールの約1.6倍です。ソニーは、アフリカの子どもたちが一日でも長く使い続けられるように、新素材開発を担当する部門を中心に研究を重ねた結果、この度、耐久性に優れ、環境にも配慮した植物原料プラスチック素材を活用した、サッカーボールを社会貢献活動のために開発しました。
ボールの名称「Join the Team!」には、「このボールで仲間と一緒に夢を追いかけてほしい」という想いと、「私たちもアフリカの子どもたちも一緒のチーム」という二つの想いが込められています。

 「Earth F.C.」では、「Public Viewing in Africa」を支援し、「Join the Team!」ボールをアフリカ各国の子どもたちに届けるための寄贈プログラムを展開します。

■寄贈プログラムへの参加方法は、以下の通りです。(期間: 本日から2010年7月15日までを予定)

①「ワンクリック“パス”ドネーション」: 「Earth F.C.」ウェブサイト上の「Earth F.C.」チームTシャツをクリックすると、同サイト上の(バーチャル)サッカーボールが、次にクリックをする人へ「パス」としてつながるシステムとなっています。合計1,000クリックで、一つのボール寄付につながります。(寄付ボール最大1,000個)

②ソニー製メモリーメディア(“メモリースティック”、SDメモリーカード、USBメモリー): 5月1日から5月31日の期間中、世界中のお客様がメモリーメディアを購入し、その合計データ容量が10,000GBに達する毎に、一つのボール寄付につながります。(寄付ボール最大1,200個)

③「Earth F.C.」チームTシャツ: ソニーのインターネット直販「ソニースタイル」でドネーションチケットを一枚(3,000円)購入すると、その売り上げ全額がボールの購入資金となります。また、本チケットを購入頂いた方で、ご希望の方には、「Earth F.C.」チームTシャツを先着順でプレゼントします。(Tシャツ上限1,000着、日本のみ)

④アバター用「Earth F.C.」チームTシャツ: PlayStation®Home※3にあるサッカーコミュニティ「FevaArena(フィバアリーナ)」でも、アバター用の「Earth F.C.」チームTシャツを活用した、社会貢献活動を展開する予定です。

⑤ソニーポイントの寄付: ソニーグループの商品購入時に使用できるソニーポイントを寄付すると、ポイントは全てボールの購入費用に充てられます。(寄付ボール上限なし、日本のみ)


「ワンクリック“パス”ドネーション」のクリック数は100万を、「Earth F.C.」の活動に参画した人々による寄付ボール数は3,000個を目指します。ボールは、2010 FIFA ワールドカップ開始後、アフリカ各国でサッカーを活用した社会貢献活動を行う団体(UNDPやJICAも含む)に寄付されます。
 現在、「Earth F.C.」のチームメイトには、財団法人日本サッカー協会特認理事/JICAオフィシャルサポーターの北澤(きたざわ)豪(つよし)氏、サッカーブラジル代表のカカ選手などがいます。
 今後もソニーは、技術・研究開発力を応用して、ソニーならではの社会貢献活動を展開します。


サッカーを活用したソニーのCSR活動について: http://www.sony.co.jp/dreamgoal


※1 2010年3月23日、ソニー調べ。耐衝撃性テストによる測定数値。ソニー社内のサッカークラブ、ソニー仙台FCの選手たちの協力を経て、練習用ボールとしての試用も重ねています。また、2009年6月にJICAとガーナで実施した共同プロジェクト「JICA and Sony For the Next Generation in Ghana 2009」などの現場(荒れたグラウンド)でボールを試用し検証しています。
※2ソニーでは、石油資源使用量削減の目的で、製品や社員の健康保険証などに、植物原料プラスチックを活用しています。今回使用した ひまし油由来の植物原料プラスチックは、環境配慮面だけでなく、耐久性や反発性に優れています。
(植物原料プラスチックのソニー製品への応用について:http://www.sony.co.jp/SonyInfo/csr/eco/product/resource/04.html
※3PlayStation®Home: PlayStation®3のユーザーがオンライン上で他のユーザーと体験を共有できる“新しい「遊び場」”です。
アバター(自分の分身として作るキャラクター)を操り、自分の部屋を持って家具を飾ったり、シアタールームでゲームのプロモーションビデオを鑑賞したり、他のユーザーとおしゃべりやゲームを楽しんだりすることができます。
※各ソニー製品の商品名・サービス名は、ソニー株式会社またはグループ各社の商標又は登録商標です。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

ソニー株式会社

4フォロワー

RSS
URL
http://www.sony.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
東京都港区港南1-7-1
電話番号
03-6748-2111
代表者名
平井一夫
上場
東証1部
資本金
-
設立
-