プリンセス・ロイヤル(アン王女)がロンジン レディースアワード2016を受賞
ロンドン 2016年6月13日 – プリンセス・ロイヤル・アン(以下、アン王女)は、彼女の長年にわたる馬術スポーツへの貢献が讃えられ、ロイヤルアスコットのオフィシャルタイムキーパーを務めるスイスの時計ブランド、ロンジンが主催する「ロンジン レディースアワード2016」を受賞しました。
6月13日(月)にロンドン自然史博物館にて行われたロンジン レディースアワード受賞式典において、アン王女は権威あるこの賞を受賞し、18Kローズゴールドのポケットウォッチ「ロンジン イクエストリアン ポケットウォッチ トリオ 1911」が贈られました。今年で4年目となる本アワードは、エレガントな女性に対し、世界的な馬術スポーツ界のトップレベルにおけるその継続的な成功と功績を讃えるものです。
ロンジンがオフィシャルタイムキーパーを務めて今年で10年目となるロイヤルアスコットの前夜、アン王女は、彼女の功績を讃えるために集まった世界中の馬術スポーツ関係者と共にこの式典に参加しました。式典では、彼女の長年にわたる馬術への貢献に対し、あらゆるスポーツの分野から称賛の声が挙がりました。
オリンピック馬術競技で複数のメダルを獲得したウィリアム・フォックス=ピットは、アン王女は自身のキャリアを通じて“馬術競技において多大な影響を与えた存在”であると語りました。また、「アン王女は自身の能力で登り詰めた伝説的なトップレベルの騎手だと思います。また、このスポーツに深くかかわり、発展を支えました。彼女の持つ馬術スポーツおよび馬への関心は、心の奥底から来ています。」とも語りました。
アン王女と共に2012年のロンドンオリンピック組織委員会に在籍したセバスチャン・コー男爵は、この賞は彼女の競技者および支援者としての偉大なるキャリアの集大成である、と述べました。彼はまた、「アン王女のスポーツへの貢献は計り知れないものだと思います。彼女はあらゆる理由でスポーツを愛し、また情熱的に向き合ってきた人物です。我々は、このような人物が増えてほしいと願っています。」と語りました。
アン王女は、優れた騎手であり英国の馬術競技チームの一員として数年間携わっていました。
ヨーロッパ王者に輝いた1971年には、複数の団体が主催するスポーツウーマン・オブ・ザ・イヤ―へのノミネートを果たし、その数週間後にはBBCスポーツ・パーソナリティ・オブ・ザ・イヤー賞に選出されました。その後もヨーロッパチャンピオンシップに3回進出し、1973年は銅メダル、75年は個人および団体で銀メダルを獲得しています。さらに翌年1976年には、モントリオールオリンピックにイギリス代表として参加しています。
馬上での彼女の素晴らしい功績の数々により、FEI(国際馬術連盟)の会長に選出され、2期(1986年~1994年)にわたり務めました。1983年にはイギリスのオリンピック委員会会長を務め、IOC(国際オリンピック連盟)の一員にもなりました。近年は、2012年のロンドンオリンピック招致に尽力し、また組織委員会にも属しました。
ロンジンの副社長 兼 インターナショナルマーケティング統括者であるファン・カルロス・カペリは、「アン王女を今年のロンジン レディースアワード受賞者としてお迎えできることができ、大変光栄に思っています。彼女は非常に才能ある女性で、競技者および支援者としての馬術スポーツに対する功績と貢献は、まさしくこの賞を受賞するのに値します。ロンジンは、アン王女にこの特別な賞を贈ることができ、非常に感激をしています。」と述べています。
ロンジン レディースアワードは、エレガントな女性に対し、世界的な馬術スポーツ界のトップレベルにおける、その成功と功績を表彰するものです。審査員には、FEI(国際馬術連盟)会長のイングマール・デ・フォス氏、IFHA(国際競馬統括機関連盟)会長のルイ・ロマネ氏、FEGENTRI(国際騎手連盟)会長のナタリー・ベランギエ氏ら、世界馬術界3人のリーダーが名を連ねています。
翌日6月14日(火)に行われたロイヤル アスコットのキングススタンドステークスでは、優勝した馬の馬主、調教師、騎手、飼育師に対し、アン王女より今大会の公式時計である「ロンジン マスターコレクション」が授与されました。
馬術スポーツに対するロンジンの情熱は、騎手と馬のエングレービングを施したクロノグラフを製造した1878年に遡ります。1881年ごろにレーストラックで流行し、騎手と競馬ファンの間で大変な人気を集めたこのモデルは、レース成績を秒単位で計時することが可能でした。
FIAH(国際競馬統括機関連盟)の公式パートナーおよび公式時計であるロンジンは、世界的に有名な数々のフラットレースにもパートナー兼タイムキーパーとして参加しています。障害馬術の分野において、ロンジンはFEI(国際馬術連盟)の初となる「トップパートナー」を務めており、FEIとのパートナーシップの枠内であらゆるコンクールにも関わっています。
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