コギコギ株式会社、瀬戸内国際芸術祭 2025に初参加の香川県さぬき市で、一般社団法人さぬき市津田地区まちづくり協議会、高松琴平電気鉄道と共同でシェアサイクル事業を開始

コギコギ株式会社（代表取締役：中島幹彰、以下、コギコギ）は、2025年7月24日から、瀬戸内国際芸術祭 2025に初参加する香川県さぬき市において、一般社団法人さぬき市津田地区まちづくり協議会（代表理事：寺山弘樹、以下：まちづくり協議会）と高松琴平電気鉄道株式会社（代表取締役社長　　：植田俊也、以下：ことでん）と共同でシェアサイクルサービスを開始します。

■ 背景と目的

さぬき市（人口約4.4万人）は2025年夏会期（8/1–8/31）から瀬戸内国際芸術祭の新会場「志度・津田エリア」として加わり、　全国、また海外からの来訪者増が見込まれています。

さぬき市の中でも津田エリアは白砂青松で名高い景勝地「津田の松原」があり、また近年、まちづくり協議会などによる積極的なまちづくり活動により、「うみの図書館」、「PORTO PIZZA」、「暮らし商店ごんべや」など、ユニークで魅力的な施設・店舗が増え、周遊ニーズが高まっているエリアです。今回の瀬戸内国際芸術祭2025のメインビジュアルも津田湾で撮影が行われています。

一方、志度・津田エリアでは、効率的に周遊できる二次交通手段は限られており、公共交通の強化が課題となっていました。また、ことでん志度駅は、高松市中心部と志度エリアを結ぶことでん志度線の終着駅であり、ここをハブとした「鉄道とローカルモビリティの連携」は、来訪者の移動利便性を大きく向上させるとともに、周辺地域の観光消費拡大にも寄与すると期待されています。

そこでコギコギは、まちづくり協議会およびことでんと連携し、

①芸術祭来訪者の二次交通不足の解消

②津田・志度エリアの周遊促進と滞在時間延長

③走行データを活用した持続可能な地域交通・まちづくりへの貢献

を目指して、シェアサイクルサービスを導入することになりました。

■サービスの概要 

車種　　　　　　　：電動アシスト自転車　YAMAHA　City-X
利用方法　　　　　：COGICOGI SMART! アプリよりチケット購入により利用

ポート　　　　　　：讃岐津田駅前ポート、ことでん志度駅前ポートの2ヶ所で開始、順次拡大
利用料金　　　　　：6時間1,500円、12時間2,000円、24時間2,500円（延長1時間ごとに100円）
URL　　　　　　　：https://cogicogi.jp/smart/port-sanuki.html

■今後の展開

シェアサイクルの利用データ分析を元に、シェアサイクルのポート・車両台数の追加を進めるとともに、三輪・四輪EVのシェアリング、オンデマンド配車サービスなどの導入、運営を進めていきます。

■コギコギ株式会社について

ローカルモビリティの構築・再生によって、持続可能なまちづくりに取り組むスタートアップです。2025年7月現在で、今回のさぬき市が加わり、全国23都道府県、37エリアでシェアサイクルを展開し、公共交通空白地の新たな移動インフラづくりを支援しています。

＜会社概要：コギコギ＞

会社名　　　　：コギコギ株式会社
代表者　　　　：中島 幹彰
設立　　　　　：2011年4月
資本金　　　　：1.7億円(資本準備金含む)
事業内容　　　：ローカルモビリティ事業

■一般社団法人さぬき市津田地区まちづくり協議会について

前進の「さぬき市津田地区漁業活性化協議会」から、 津田町の中心である漁業だけにとらわれず、まち全体を再度見つめなおすことからスタートをした団体です。現在では、「津田町の365日をデザインする」というコンセプトの元、地続きになる取り組みを通じて、持続可能な地域を目指した活動に取り組んでいます。
WEBサイト　https://sanuki-tsuda.jp/

■ことでん（高松琴平電気鉄道株式会社）について

高松琴平電気鉄道株式会社（本社：香川県高松市栗林町二丁目19-20、資本金：9,000万円、代表取締役社長：植田俊也、以下「ことでん」）は、香川県内で琴平線・長尾線・志度線の3路線（総営業距離60.0km）、53駅を運営する地域密着型の民営鉄道会社です。県内唯一の私鉄として、鉄道・バス・タクシーなど多様なモビリティサービスを提供し、地域交通ネットワークを支えています。

2005年には四国初のICカード乗車券「IruCa（イルカ）」を導入するなど利便性向上を図る一方、観光列車の運行やイベント列車の企画を通じて地域活性化にも積極的に取り組んでいます。

WEBサイト　https://www.kotoden.co.jp/