米コーネル大学にブロックチェーンプラットフォーム要件分析・評価に関する論文を提出
株式会社ブロックチェーンハブ(所在地:東京都中央区、代表取締役:増田剛、以下「弊社」)は、プラットフォーム分科会活動の成果物として、技術論文「Requirement Analyses and Evaluations of Blockchain Platforms per Possible Use Cases」を作成し、米コーネル大学図書館に提出しました。
弊社は、「ブロックチェーンと総称される技術を改めて統一的な視点から整理し、様々な応用からの要求に対して、本当に有益な設計はどうであるか」との問題意識のもと、弊社コーポレート会員5社とともにプラットフォーム分科会を組成し、ブロックチェーンプラットフォームの要件分析と評価に取り組んできました。
プラットフォーム分科会構成メンバー(敬称略):
- 株式会社ブロックチェーンハブ
- 株式会社アイ・ティー・ワン
- 日本アイ・ビー・エム株式会社
- 株式会社キューブシステム
- 株式会社シーエーシー
- 株式会社東京技術計算コンサルタント
このたび分科会活動の成果物として、弊社Chief Science Officer斉藤賢爾を主筆として技術論文「Requirement Analyses and Evaluations of Blockchain Platforms per Possible Use Cases(想定されるユースケースごとのブロックチェーンプラットフォームの要件分析と評価))」(以下「本論文」)を完成させました。
弊社は本論文を、米コーネル大学図書館が運営する論文アーカイヴウェブサイトarXivに提出し、本日より一般に公開されています。
(一般公開URL:https://arxiv.org/abs/2103.03209)
本論文では、以下のプラットフォームを評価対象としました。
- Hyperledger Fabric
- Hyperledger Iroha
- Hyperledger Indy
- Hyperledger Besu
- Ethereum(および Ethereum 2.0)
- Quorum
- Polkadot
- Corda
- BBc-1
◆ 論文主筆者 斉藤賢爾について
20年以上に渡りP2Pネットワーキング及びデジタル通貨等の研究に従事。株式会社ブロックチェーンハブ Chief Science Officerの他、早稲田大学大学院経営管理研究科教授、慶應義塾大学SFC 研究所上席所員・大学院メディアデザイン研究科 講師(非常勤)。一般社団法人ビヨンドブロックチェーン代表理事。一般社団法人自律分散社会フォーラム副代表理事。博士(政策・メディア)。主な著書に「信用の新世紀 ブロックチェーン後の未来」(インプレスR&D) 等。本論文の提出先である米コーネル大学から計算機科学において工学修士号を取得。
◆ 株式会社ブロックチェーンハブ(BlockchainHub Inc.)について
「ブロックチェーン技術を用いた新事業の創造」をミッションに掲げ、①ブロックチェーン技術関連の教育- Blockchain Academy、②コーポレート会員制度を軸にしたビジネスコミュニティの運営・事業開発支援、③起業家候補生の創業支援- Blockchain Business Incubation、を展開しています。弊社スタートアップメンバーコミュニティには、主に創業支援プログラムの下で設立された企業が加盟し、ブロックチェーン等の先端技術を活用したプロダクト・サービスの開発に取り組んでいます。
【代表者】代表取締役 増田剛
【設立】2016年1月
【所在地】東京都中央区日本橋茅場町1-8-1茅場町一丁目平和ビル8階
【URL】 https://www.blockchainhub.co.jp
【Peatix】 https://blockchainhub.peatix.com/
【Online Salon】 https://community.camp-fire.jp/projects/view/312956
【SNS】 Facebook: @blockchainhubinc / Twitter: @blockchainhubjp
◆ 本プレスリリースに関する問合せ
info@blockchainhub.co.jp
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