PLCnext Controlがエネルギー管理システム用のセキュアな通信規格IEC 61850 Ed.2.1およびIEC 62351-3への適合認証を取得

【2024年4月25日 ― ドイツ、ブロンベルグ発】産業用接続機器、制御製品およびオートメーションソリューションのマーケットリーダーであるPHOENIX CONTACT(本社:ドイツ、ブロンベルグ)は、自社のPLCnext Control(*1)の、エネルギー管理システムの安全な通信に関する国際規格IEC 61850 Ed.2.1、およびIEC 62351-3への適合を、認証機関DNVにより認証されたことを発表しました。

PLCnext Controlが新たな認証取得

※本リリース詳細はフエニックス・コンタクト株式会社ホームページへ

この発表により、PLCnext Controlは産業用ITセキュリティの世界に新しい基準を打ち立てます。IEC 61850 Ed.2.1とIEC 62351-3の組み合わせは、IEC 62443認証に基づくもので、技術的な進歩にとどまらず、今後ますます再生可能エネルギーの供給が増加する電力網で必要なインテリジェントネットワークをセキュアに形成し、持続可能な未来の形成に貢献します。

IEC 61850 Ed.2.1は、電力網の国際通信規格です。最新の送配電に不可欠な、効率的で信頼性の高い通信を保証します。

IEC 62351-3は、エネルギー管理システムにおけるサイバーセキュリティのための規格です。通信のセキュリティを保証し、転送されるデータはすべて不正アクセスから保護されます。

これらの規格をPLCnext Controlコントローラに統合することで、オートメーション用の堅牢なプラットフォームが利用可能になるだけでなく、データ通信のセキュリティも確保できるようになります。世界はますますネットワーク化され、ITセキュリティはすべての技術開発の焦点である必要があり、今回のPLCnext Controlの適合は極めて重要な一歩と位置付けています。

PLCnext Control 

(*1)PLCnext Control:IT機能とOT機能の両方を実行できるオープンなコントローラです。コントローラとして初めてIEC 62443-4-2 SL2で認証を取得しています。今回は、AXC F 2152とAXC F 3152の2機種が、IEC61850 Ed2.1、IEC 62351-3への適合を認証されました。

PHOENIX CONTACTについて

PHOENIX CONTACTは、ドイツに本拠を置く世界的なマーケットリーダーであり、電気制御、ネットワーキング、オートメーションのための未来志向のコンポーネント、システム、ソリューションを製造しています。100カ国以上に広がる世界的なネットワークと2万人を超える当社の従業員は、お客様との密接な関係づくりを行っています。PHOENIX CONTACTの幅広い製品群は、さまざまなアプリケーションや産業で最新の技術の利用を容易にし、エネルギー、インフラ、プロセス、ファクトリーオートメーションの分野に多数の実績を持ちます。詳細は当社ウェブサイトhttps://www.phoenixcontact.com/ をご覧ください。

フエニックス・コンタクト株式会社について

世界55か国以上の海外支社を展開し、従業員21,000人以上、創業100年以上の歴史を持つドイツの産業用接続部品、制御機器および通信機器のマーケットリーダー、フエニックス・コンタクト社の日本法人。日本では本社(神奈川県横浜市)をはじめ10営業拠点、配送センター(神奈川県大和市)を通じ、DINレール搭載用端子台・プリント基板用端子台・産業用コネクタなどの接続部品、信号変換器・電源・リレーを中心とする電子機器、サージ保護機器、産業用ネットワーク機器など10万点以上におよぶ製品の販売およびカスタマーサービスを行う。詳細はHPをご覧ください。https://www.phoenixcontact.co.jp

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会社概要

URL
http://www.phoenixcontact.co.jp
業種
製造業
本社所在地
神奈川県横浜市港北区新横浜1-7-9 友泉新横浜一丁目ビル6階
電話番号
-
代表者名
在ドイツ 代表取締役: バート・モーヘネ
上場
未上場
資本金
-
設立
1987年12月