サイバー大学、シリコンバレーの起業家・技術者を招聘し「生成AI概論」を開講~世界をリードする技術者からオンラインで最先端の知識を学べる~

サイバー大学

 サイバー大学(学長:川原 洋、所在地:福岡市東区、以下「本学」)は、2025年度春学期(4月)からマイクロクレデンシャル制カリキュラムに順次開講する生成AI活用分野の教育プログラムを追加し、そのなかで「生成AI概論(以下「本科目」)」を提供します。また、本科目には本学の専任教員にくわえ、世界の起業家や技術者が集うシリコンバレーで活躍する起業家・技術者を客員教員として招聘することが決定しましたのでお知らせします。

 本科目は当初予定していた2025年度秋学期(10月)の開講をあらため、本プログラム開始と同じ2025年度春学期から実施します。これは、生成AIの効果的な活用へのニーズが高まるなかで、変化の速いテクノロジーやAIの最新の知識やスキルを広く学べる環境を早期に整えることで、世界をリードする高度IT人材の育成をめざす取り組みです。

<本件のポイント>

  • 世界の技術者が集まるシリコンバレーで活躍する起業家・技術者を客員教員として招聘

  • AI活用に対する社会的ニーズにこたえるため、「生成AI概論」の早期開講を決定

  • 本科目では生成AIの歴史や原理、社会への影響等を、「基礎」「実践」「事例」から学ぶ

1.外部講師起用の背景

 本教育プログラムは、サイバー大学におけるビジネス系の専門科目群に位置付けられ、副専攻として学修することで主専攻分野の研究を促進し、価値創造や課題解決の糸口を見つけることを期待するものです。そのため、主専攻分野の学修を効果的に行うためには、まず「生成AI活用」についての理解を深め、これを使いこなすための土台作りが不可欠であり、それを担うのが「生成AI概論」の科目です。

 「生成AI概論」では本学の専任教員が、生成AIの歴史や基本原理等の基礎、利用方法といった実践についてオムニバス形式で指導するほか、世界的な技術者である外部講師が、生成AI技術の応用分野とその社会的影響、倫理的課題、今後の展望等を事例を用いて指導します。これは、グローバルな視点と即戦力として求められる実践的なテクノロジー教育が重要であるとの判断に基づくものです。

 世界の技術革新をリードするシリコンバレーで活躍している高度IT人材の指導の下、生成AIの真の可能性を国内からオンラインで学べる貴重な機会です。

2.「生成AI概論」の概要

 生成AIの歴史や、生成AIの基本的な原理、簡単な利用方法について学ぶとともに、生成AI技術の応用分野とその社会的影響、倫理的課題、今後の展望について学びます。生成AIは自然言語処理や画像生成、クリエイティブなコンテンツ制作等幅広い分野で活用されており、本科目ではその実際の応用事例を通じて理解を深めます。また、技術進展にともなう経済、法、倫理の側面についても考察し、生成AIが社会に与える潜在的な影響や未来の可能性を探求します。

 本科目は全15回の構成で、「基礎」「実践」「事例」を幅広く学びます。基礎、実践面においては、本学の学長である川原 洋 教授をはじめ、IT総合学部長の安間 文彦 教授、専任教員である山口 晋一 准教授らが指導にあたります。

3.外部講師 紹介

Eduardo Yeh 氏

【プロフィール】

 ニューヨークで起業家として活動を開始。iPingを共同創設し、時間指定型通知サービスを開発。AI技術でオードリー・ヘプバーンの魅力を継承する「Digital Audrey」のリードクリエイターとして教育やアートを通じた発信に尽力。ストーリーテリングとメディアの革新を追求し、テクノロジーで人々のつながりを進化させる新たな可能性を探求している。

【メッセージ】

 私の授業では、生成AIがどのように記憶を再構築し、ストーリーテリングを新たに形に変えているのかをご紹介します。AIがアート、ファッション、マーケティングにどんな影響を与えるのか、そして「適切なAIの使い方とは?」というような倫理的な問いについても触れていきます。AIの力そのものが特別なのではなく、それを心と知性の優雅さをもって活用し、人々をつなぎ、高め、そして感動を与えることこそが、AIを特別なものにするのです。

Sri Rao 氏

【プロフィール】

 マサチューセッツ工科大学MBA。ベンチャーキャピタルやスタートアップ、企業のイノベーション推進での豊富な経験を持つ。機械学習を基盤とした事業機会の発掘と推進を専門とし、製品開発やGTM戦略に注力。空間コンピューティングや通信等、幅広い分野に関与。現在はカリフォルニア大学サンタクルーズ校でアントレプレナーシップとイノベーションを教える兼任教授。

【メッセージ】

 この講義では、大規模言語モデル(LLM)がいかにエージェントシステムの開発を推進し、私たちの働き方を変革しているかを探っていきます。基盤モデルやエージェント技術の進歩は、製品の開発やローンチの方法、さらには企業の採用やチーム構築のアプローチを根本から変革する可能性を秘めています。

安藤 正英 氏

【プロフィール】

 一橋大学社会学部卒業。マサチューセッツ工科大学MBA。三井物産にて事業会社経営やプロジェクトファイナンスを歴任。現在は、事業戦略、製品開発、事業開発、ファイナンス等の幅広い専門知識を活かし、ディープテックスタートアップの経営およびスタートアップのアドバイザーを務める。

【メッセージ】

 本講義のなかでは、今最先端の実践の場において、どのような活用がされているのか、産業や私たちの暮らしのなかにどのような構造変化がもたらされようとしているのかをゲストを交えながら、考えていきます。この講義が最先端の技術を身近なものとして捉える第一歩となることを願っています。

【動画公開】「生成AI概論」スタート

 講義の魅力を紹介する講師陣からのメッセージ動画を公開しました。

 https://youtu.be/HckW6f41uNg

※関連するプレスリリースは以下をご覧ください。

「サイバー大学、ビジネス活用を目的とした生成AI活用を学ぶ新規教育プログラムを開講発表」(2024年10月1日開示)

https://www.cyber-u.ac.jp/information/y241001.html

【マイクロクレデンシャルを取り入れたカリキュラムについて】

 本学は2024年4月から、学位プログラムを分野・レベル別にクラスター化し、クラスター単位で修得した知識やスキルをオープンバッジで認定するカリキュラムを導入しています。これにより短期間で特定分野の学修およびその履修証明(オープンバッジ取得可)、キャリアへの活用が可能になりました。また、複数分野の学修を組み合わせ、柔軟な履修を実現しています。卒業後は科目等履修生として再入学し、最新の知識を学びオープンバッジを追加取得することも可能です。

 さらに、2024年9月24日に「第2回オープンバッジ大賞」で「大賞」を受賞。本学のオープンバッジを活用した取り組みは、300以上の団体の中で最高評価を得ました。

【サイバー大学について】

 サイバー大学は、福岡市が内閣府から認定を受けた構造改革特区を活用し、文部科学省の認可を受け、2007年4月に開学した株式会社立の通信制大学です。「情報革命で人々に学習の機会を」を理念に掲げ、現代社会に必要なITとビジネスが学べるIT総合学部を設置。独自開発したeラーニングプラットフォーム「Cloud Campus」を活用して、いつでも自分の都合にあわせて学修できるオンデマンド形式の授業を展開しています。その他、学生同士や教員との交流やサポートもすべてWeb上で行うデジタル大学です。

 オンライン教育の長年の実績が評価され、2024年12月10日には、世界のオンライン教育ランキング「Times Higher Education Online Learning Rankings 2024」において、日本から唯一ランクインし、ブロンズ評価を獲得しました。学生の履修継続率等の数値や学生のアンケート結果に基づくアウトカムの項目で特に高い評価(5位)を獲得しており、本学の教育内容の質やサポートの高さを証明する結果となりました。

【サイバー大学 公式情報】

【本件問い合わせ先】

サイバー大学 広報メディア開発部

eメール:cu-pr@cyber-u.ac.jp

電話:070-1273-7983

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学校・大学ネットサービス
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会社概要

株式会社サイバー大学

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URL
https://www.cyber-u.ac.jp/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
福岡県福岡市東区香椎照葉3-2-1 シーマークビル3階
電話番号
03-6895-0443
代表者名
川原 洋
上場
未上場
資本金
-
設立
2018年11月