病院向け「自動搬送ロボット」を開発DXを進める、淡海医療センターへ全国初導入医療
<ワークロイド第5弾>現場の生産性を向上! 清水建設の建物OSと連動し、複数フロアを自在に移動
多くの医療サービスが人手に依存していること、そして様々な医療系システムが導入されながらデータ連携が図られていないことなどから、経営的に苦しんでいる医療機関が増加しています。そういった課題解決に向けて、淡海医療センターでは、清水建設とともに業務のDX化を進めています。
今年度は、スタッフの生産性向上を図るDXの一つとして、テムザック社製「自動搬送ロボット」による処方薬の院内搬送を実装いたしました。現在は、夜間帯での処方薬の自動搬送を実践しており、今後さらに、1日を通してリネン・食事・検体・書類など多岐にわたる搬送業務や、タブレットによる遠隔服薬指導(DX-Core機能)などの運用も予定しております。これまで人が行っていた搬送業務をロボットに任せることで、業務効率化を図り、スタッフの負担軽減、そして医療サービスの充実、医療満足度の向上に寄与していく考えです。
<POINT>
8時間の連続稼働により、
医療スタッフが搬送業務にあてていた時間を削減、生産性向上に貢献清水建設が提供する建物OS「DX-Core」を活用し、
エレベーターなど院内設備と連動させることで、複数フロアにまたがる運用が可能専用のIC錠を搭載することで、高いセキュリティ性を実現
テムザック 病院向け自動搬送ロボットについて
薬剤をはじめ、輸液・検体・書類など病院内の様々な物品を運ぶことができる、運搬ロボット。
ルート上の障害物を回避しながら安全に走行し、エレベーターへの自動乗降、自動帰還、自動充電も可能です。
主な機能
スペック
名称 | 自動搬送ロボット |
サイズ | W 840 x L 920 x H 1200 [mm] |
ロッカー内寸 | W 800 × L 800 × H 500 [mm] |
重量 | 110kg |
最大積載量 | 30kg |
走行速度 | 1.1km/h |
段差 | 1.5[cm] |
駆動時間 | 約8時間 |
充電 | プラグイン、自動充電対応 |
通信 | Wi-Fi対応 |
清水建設 建物OS「DX-Core」について
建物OS「DX-Core」とは、建物とデジタルを融合させ各種設備機器同士の連携をローコード(プログラムレス)で可能にすることで新しいサービスを生み出す、清水建設が開発した建物の次世代デジタルプラットフォームです。
参考)DX-Core スマートホスピタル構想について
2023.11.17 誠光会 淡海医療センター、清水建設プレスリリース
「淡海医療センターの医療サービスをDX ~DX-Coreスマートホスピタル構想の具現化に着手~」
https://www.shimz.co.jp/company/about/news-release/2023/2023043.html
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会社概要
社会医療法人 誠光会 淡海医療センター https://www.seikoukai-sc.or.jp/omi-mc/
病院長 :北野 博也(きたの ひろや)
所在地 :〒525-8585 滋賀県草津市矢橋町1660
清水建設株式会社 https://www.shimz.co.jp/
代表取締役社長 :井上 和幸(いのうえ かずゆき)
本社所在地 :〒104-8370 東京都中央区京橋二丁目16番1号
株式会社テムザック https://www.tmsuk.co.jp
人とロボットの共存社会を目指すサービスロボットメーカーです。医療、建築、パーソナルモビリティ、災害レスキューなど重労働や人手が足りない現場で、人に代わって活躍する多様な実用ロボット”WORKROID(ワークロイド)” を開発しつづけています。
代表取締役社長 :川久保 勇次(かわくぼ ゆうじ)
本店所在地 :〒602-8482 京都市上京区浄福寺通上立売上る大黒町689番地1
開発事例 :
▮お問い合わせフォーム https://www.tmsuk.co.jp/contact/
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