ベッド・布団を共にする女性の44.4%が睡眠中にハラスメントで目を覚ましている

“いびき”よりもベッド・布団への“出入り”と“寝返り”が女性の睡眠妨害の要因か

コアラ

コアラスリープジャパン株式(本社:東京都渋谷区、創業者:ダニエル・ミルハム、ミッチ・テイラー)は、2021年3月19日(金)の「世界睡眠デー」に先立ち、睡眠啓発の一環として10,000人を対象に実施した「睡眠満足度に関する調査」では、日本人の31.7%(約2,710万人※1)が日常の睡眠に対して“不”満足であることが判明しました。このたび、“不”満足の原因の一つとして睡眠を妨げる要素があるとの仮説のもと全国の高校生以上の16歳から69歳の1,000名を対象に、「睡眠を邪魔する要素」に関しての集計を行いました。
■    ベッド、布団を共にする人数が増えると“不”満足度が高まる傾向が鮮明に
今回の調査では、一人暮らし以外の方(同棲を含む2人以上で住居を共にしている人)を対象に睡眠満足度を改めて調査したところ、満足度は61.5%、“不”満足度が38.5%と住居を共にする人が増えることで、睡眠“不”満足度が増加する結果となりました。また、睡眠時に1人で寝ている人と、ベッドや布団を共有しながら寝ている人の差異については、ベッドまたは布団を共有している人の方が、一人で寝ている人よりも睡眠“不”満足度が高まる傾向が明らかになりました。
 
(睡眠時のベッドまたは布団共有者の有無による睡眠“不”満足度の変異)

また調査結果からは、「1人で寝る」と「パートナー(夫婦)だけで寝る」に関しての睡眠“不”満足度に大きな差は無いものの、ベッドまたは布団を共有する要素に「子ども」が加わることで、睡眠“不”満足度が高まる傾向となりました。

■    子どもと寝る割合が高い女性、就寝中に目を覚ます頻度も高い
本調査にて、ベッドまたは、布団を共有しながら睡眠をとっていると回答した57.3%に対して、「誰と寝ているか」について性別で調査を行ったところ、男性に比べ、女性の方が子どもと睡眠を共にしていることが判明しました。

(睡眠時に誰と寝ているかの性別調査)


■    無意識に受けている「睡眠ハラスメント」、“いびき”以上に深刻な行為が快眠を妨害
睡眠においてベッドや布団を共有する人数が増えることで睡眠“不”満足度が高まることが判明。また、どのような行為が睡眠を妨げるかについては、ベッドや布団への出入りが最も睡眠を妨げる原因であることがわかりました。

(就寝を妨害する要素の男女比1)

本調査では、「必ず目を覚ます」を80〜100%の確率で目を覚ます、「時々目を覚ます」を50〜80%未満、「あまり目を覚まさない」を20〜50%未満と定義しており、これらを受けて就寝中に子ども、もしくはパートナーがベッド又は布団に入ってくる際やトイレに行く際に女性の半数近くが必ず目を覚ましていることが判明しました。

(就寝を妨害する要素の男女比2)

また、睡眠を妨げる行為の一つに挙げられる「いびき」に関しては、女性の40%が必ず目を覚ましているものの、一緒に寝ている人が寝返りをした際に起きる割合に比べて4.4ポイント低いことが判明しました。

(就寝を妨害する要素の男女比3)

さらに携帯電話の着信やプッシュ通知に関しても、男性と比較すると女性は、睡眠を妨げ要因になっており、男性に比べて、女性は睡眠中に同じベッドまたは布団で寝ている人の行為により目を覚ますことが分かりました。


睡眠中の阻害行為(ハラスメント)。対策を講じている人はわずか11.5%
「寝返り」が原因で険悪な関係になったことがある人は24.6%


今回の調査では、男性に比べて女性が睡眠中にハラスメントを受けていることがわかったものの、対応策を講じているのはわずか11.5%に留まりました。対応策として講じている行為は、「一緒に寝ない」または、「別々の部屋で寝る」であり、同じベッド、布団で睡眠を共にしないことが挙げられました。
さらに、「寝返り」が原因でパートナーとの険悪な関係になった経験がある人が24.6%で、女性に比べて、睡眠中に目を覚さない男性が女性に対して苦情を言う結果も明らかになりました。 

■    睡眠ハラスメントの対応策として寝具選びも重要
睡眠ハラスメントを防ぐには、次のような方法が提案できます。1) ベッドや布団を共にする人が寝る前に、就寝時に必要な物はベッドルームから別の部屋に運び出す、2)ベッドルームの出入りは出来る限り光源を落とすこと、で回避できます。また、ベッド利用者においては、ベッドルームへの出入りや寝返りを感じさせないタイプのマットレスを使用するなどして、相手に自分自身の動きを感じさせず、睡眠を阻害する要因の多くを阻止することが出来ると考えられます。 

■    「新型コロナ禍における睡眠調査」概要
調査期間: 2021年3月4日(木)〜3月5日(金)
調査方法: インターネット調査
調査対象: 男女・16歳(高校1年生)〜69歳
※本リリースの調査結果をご利用いただく際は、【「コアラスリープジャパン」調べ】とご明記ください。

<<「世界睡眠デー」について>>
「世界睡眠デー」は、世界中の睡眠研究者によって組織された世界睡眠学会(WSS)が睡眠の啓発のために年に1回実施している記念日です。今年で14回目を迎える「世界睡眠デー」の開催日は3月19日(金)で、「Regular Sleep, Healthy Future(規則正しい睡眠、健康な未来)」をスローガンに睡眠啓発が世界各地で行われます。コアラスリープジャパンは、WSSの考えに賛同すると共に、「睡眠」の重要性を啓発し続けます。


【コアラについて】
コアラは2015年にオーストラリアで創業され、2017年に日本へ上陸いたしました。マットレスの上でワイングラスを置いてジャンプする動画など、ユニークなコンテンツがSNS上で話題となりました。話題性だけではなく、DtoC(メーカー直販)のビジネスモデルを採用し、様々なコストを削減することに成功いたしました。同時に、日本人の好みや環境などを研究し尽くした製品開発で、高いコストパフォーマンスと優れた品質を兼ね備え、人気を博しています。
2019年12月にコアラピロー、2020年6月にコアラベッドフレームの販売を開始し、寝具ブランドとして順調に成長する傍ら、2020年5月にコアラソファ、2020年10月にはブランド名を「コアラ」に一新するとともにコアラソファベッドの販売を開始しました。『良質なものを身近に、手軽に、気持ちよく』をミッションとして、コアラマットレスを中心に、睡眠から日常の暮らしまで快適なライフスタイルを提供するブランドとして歩んでいます。

■「コアラ」公式サイト:https://jp.koala.com

 

 

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会社概要

Koala Sleep Japan 株式会社

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URL
https://koala.com/ja-jp
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都渋谷区神宮前5-43-7 表参道ART WORKSビル
電話番号
080-6644-7704
代表者名
ルスラン・プソノク
上場
未上場
資本金
900万円
設立
2017年10月