マッスルスーツEveryが「かわさき基準(KIS)認証福祉製品」に認証
「WELFARE INNOVATION FORUM(ウェルフェアイノベーションフォーラム)2021」でパネルディスカッションに登壇
株式会社イノフィス(東京都千代田区、代表:折原 大吾、以下「イノフィス」)が開発・販売する「マッスルスーツEvery(エブリィ)」が、このたび「かわさき基準(KIS)認証福祉製品」として認証され、3月24日に認証式が行われました。認証式の後には「WELFARE INNOVATION FORUM(ウェルフェアイノベーションフォーラム)2021」のパネルディスカッションが行われ、代表の折原がパネリストとして登壇いたしました。
- 「かわさき基準(KIS)認証福祉製品」とは
イノフィスのマッスルスーツEveryは、2020年度のかわさき基準に合致した製品として認証された全20製品の中の1製品となります。
▶ 認証式の様子
- パネルディスカッションに登壇 「未来の介護」
認証式後に行われたWELFARE INNOVATION FORUM 2021ではパネルディスカッションが行われ、株式会社Blanketの代表取締役 秋本 可愛氏、Mira Robotics株式会社の代表取締役CEO 松井 健氏とともに、イノフィス代表の折原もパネリストとして登壇しました。ファシリテイターの公益財団法人テクノエイド協会 企画部長 五島 清国氏によって挙げられた課題は「未来の介護」。2030年に向けて未来の介護はどのように変化していくか、2030年の介護に何を期待するか、などのテーマで話し合いました。
少子高齢化はこれからも進み、内閣府の高齢社会白書によれば、2020年から2030年の10年間で65歳以上の高齢者は約100万人増える一方、労働人口は約530万人の減少、今よりさらに深刻な労働者不足に陥ることが想定されます。特に、「労働力不足が慢性化している介護の現場では、人とテクノロジーの融合は必須」というパネリストたちの意見の一致がありました。
そのなかで折原は「働く人の裾野拡大と定着が大切。たとえばマッスルスーツのような装着型ロボットを使用することで、現在介護職で働いている方がより長く健康に働ける環境づくりにもつながり、また一般に現役を引退するような年齢の方でも働いて社会参加することが可能になる。我々はマッスルスーツがより使いやすく、よりお求め安くする努力を続け、『マッスルスーツを当たり前に使っていただける世の中』を目指したい」と発言しました。
介護分野にテクノロジーを取り入れることで、介護者の身体や精神的な負担が減り、利用者(被介護者)に寄り添う心の余裕が生まれます。この「利用者とのコミュニケーション」という、人ならではの仕事の質や量を担保し続けられるようなテクノロジーをさらに進化させ、利用者も介護者も取りこぼされない世界を作っていくために、それぞれの領域で努力を重ねていこうという合意を得て、散会となりました。
※1 【参考】かわさき基準(KIS)
かわさき基準(KIS)の8つの理念に基づき、革新的(イノベーティブ)な製品を認証することで、認証福祉製品の福祉現場への導入を進めるなど、新たな活力と社会的価値の創造に向けた動きを発信しています。
<かわさき基準(KIS)の理念>
①人格・尊厳の尊重 ②ニーズの総合的把握 ③利用者の意見の反映 ④自己決定
⑤活動能力の活性化 ⑥利用しやすさ ⑦安全・安心 ⑧ノーマライゼーション
- マッスルスーツEvery(エブリィ)について
◆ マッスルスーツEvery公式ブランドサイト https://musclesuit.co.jp/
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