シンガポール航空、ナローボディ機の新機内プロダクトを発表
シンガポール航空のボーイング737-8は、ビジネスクラス10席、エコノミークラス144席の2クラス制・計154席で構成されており、新しい機内プロダクトはシンガポール航空のお客様のために特注された部分が備わっています。
倒すとフルフラットになるビジネスクラスの座席は、ロンドンを拠点とするファクトリーデザイン社(Factorydesign)が設計し、トンプソン・エアロ・シーティング社(Thompson Aero Seating)がシンガポール航空のために製造しています。エコノミークラスの座席には、コリンズ・エアロスペース社(Collins Aerospace)製の最新型スリムシートを採用。ボーイング737-8の客室は、人間工学に基づき、お客様の手の届くところにすべてのものが備わるように設計されています。
同機には、パナソニック社製のシートバック型機内エンターテインメント「Xシリーズ」が搭載され、お客様はクリスワールド(KrisWorld)の最新コンテンツを楽しむことができます。さらにパナソニック社製の機内Wi-Fiやモバイルデータ接続サービスも搭載されています。
シンガポール航空は、ナローボディ機で運航する短・中距離路線のサービスをさらに格上げすべく、業界をリードする新しい機内プロダクトの開発、設計、搭載に約2億3,000万シンガポールドルを投資しています。
シンガポール航空のボーイング737-8は、今後数週間以内にブルネイ、カンボジア、インドネシア、マレーシア、モルディブ、ネパール、タイをはじめとする同社ネットワークの短・中距離路線に順次就航します(関係当局の認可を前提とします)。フライトの詳細については、追って発表します。
シンガポール航空について
シンガポール航空グループは、マラヤンエアウェイズ・リミテッドを前身に1947年に設立しました。その後、マレーシアエアウェイズ・リミテッド、さらにマレーシア・シンガポール航空(MSA)に社名を変更。1972年には、MSAがシンガポール航空とマレーシア航空に分離しました。当初は保有機10機で18か国22都市に運航をしていましたが、現在は世界的なインターナショナルエアライングループに成長しました。シンガポール航空は、そのブランドの果たすべき役割として3つの柱である「Service Excellence」、「Product Leadership」、「Network Connectivity」の向上に継続的に取り組んでいます。
シンガポール航空は「スターアライアンス」に加盟しています。シンガポール航空ホームページ: singaporeair.com
別添資料
シンガポール航空のボーイング737-8新機内プロダクト
ビジネスクラス
ロンドンを拠点とするファクトリーデザイン社(Factorydesign)が設計し、北アイルランド・クレイガボンを拠点とするトンプソン・エアロ・シーティング社(Thompson Aero Seating)がシンガポール航空のために製造。十分な収納スペースやホームシアターのような機内エンターテインメントを提供するHDタッチスクリーンモニターを備え、上質な素材を使用して仕上げおり、お客様にラグジュアリーでプライベートな空間を提供します。
ビジネスクラスの座席は、2-2、1-1、2-2の前向きスタッガードシート配列です。
最大22インチのシート幅があるビジネスクラスの座席は、そのままリクライニングにすると快適なフルフラットベッド(76インチ)になります。これらのシートはシンガポール航空オリジナルデザインが施された上質な素材でつくられています。シートクッションとカバーには、中距離路線の機材で搭載されているものと同じ装飾品が使用され、短距離路線のフライトでもワンランク上の快適さを提供します。
さらに、ビジネスクラスの座席は、身体の周りを繭で滑らかに包み込むかのように設計されており、お客様のパーソナルスペースを広げ、プライバシーを確保しています。隣接する座席間の仕切りは、身の回りの品用の収納スペースとなり、二つ折りの食事用テーブルも収まっています。その他、USB電源ポート、座席内電源、明るさを調整できる読書灯、ムード照明、駐機時や離発着時に使いやすいモニター下のポケットが備わっています。
1-1配列の独立した座席(座席番号12Bと12J)には、テーブル型の収納スペース、ミラーとLEDライトを備えたサイド収納コンパートメントを追加で兼ね備えました。
エコノミークラス
コリンズ・エアロスペース社が製作したエコノミークラスの座席は、洗練されたスリムラインのデザインにより、スペースと快適性が向上。このクラス最新世代の座席で、より良いサポートを提供する背もたれと、4方向に調整可能なヘッドレストを備えています。
また、USB電源ポートを備えた10インチのHDタッチスクリーンモニターを全席に搭載しています。
機内エンターテインメントと機内Wi-Fi
パナソニック社製のXシリーズ機内エンターテインメントシステムがシンガポール航空のボーイング737-8に導入されたことで、同社の全便でクリスワールド(KrisWorld)の最新コンテンツをお楽しみいただけるようになりました。様々な機能の中でも、最先端の3Dフライトマップが新たに導入され、3D衛星画像、ローカルビュー、グローバルビューなど、複数の場面に対応した20以上の異なるビューをお楽しみいただける機能が含まれています。また、お客様がフライト中に選択したマップ位置に対する航空機の相対位置を確認できるパーソナライズ機能もあります。
お客様はシンガポール航空のモバイルアプリを使って、クリスワールドで配信されている映画やテレビ、音楽のプレイリストを搭乗前に閲覧・作成したり、フライト中にご自身の電子機器から直接コンテンツを操作することもできます。
シンガポール航空のボーイング737-8にもパナソニック社製の機内Wi-Fiが搭載され、高速インターネット接続からストリーミング機能まで、多くの次世代接続機能が提供されます。このWi-Fiサービスには、新しいモデムと接続ソリューションが採用されており、高度な衛星を使用して、高スループット(HT:high throughput)と超高スループット(XT:extreme throughput)のスポットビームで航空交通量の多いエリアをカバーします。また、お客様はスマートフォンを使ってメッセージや電子メールを送受信したり、モバイルデータサービスを利用してインターネットを閲覧することができます。
新しい機内プロダクト、機内エンターテインメントや機内Wi-Fiに関する詳しい情報は、シンガポール航空公式ウェブサイト(https://bit.ly/3F08zTp ※11月17日現在英語のみ)よりご覧ください。
機内プロダクト詳細
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